2018年10月16日
SBIソーシャルレンディングで遅延案件が一部償還+新しい遅延はまさかの案件
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新たな遅延はまさかの証券担保
コメント欄で情報をいただきました。
SBIソーシャルレンディング(SBI SL)で、新たな遅延が発生しているとのことです。
内容を確認したところ、よりによって一番利率が低い(=担保が堅いと思われている)証券担保ローンで
遅延が発生していました。
証券担保ローンは2017/09時点で新規募集を終了しており、もうすぐ全案件が完済される寸前。
その寸前で、1案件の大部分が遅延状態になっています。
SBI証券担保ローンのページを見てみますと、貸付限度額と担保については以下のようになっています。
貸付限度額:3,000万円
融資割合:有価証券時価の70%
(3,000万円を超える場合は、時価の60%もしくは50%)
・(参考ページ)SBI証券担保ローン
有価証券の時価が下落し、融資額が上記の上限を超えた場合は、追加担保の差入れや融資金の一部返済が
必要になります。
ということは今回、これが起きたということでしょうか。
私はこのローンファンドには投資していませんが、全ての案件が遅延・貸し倒れゼロで終了目前であった
ところにこの事態というのは、運が悪いとしか言いようがありません。
(特に、直近では株価は落ちているものの、最近株価は絶好調でしたので)
担保余力はかなりあるだけに、元本が損害を受けず無事償還されることを願っております。
現在遅延している案件について
一方、こちらは現在も遅延している不動産バイヤーズローンファンドに関する内容です。
・(参考記事1)SBI SL 遅延案件の一部が早々に返済されるようです
・(参考記事2)「かぼちゃの馬車」との繋がりや、キナ臭い事業者の調査など
SBI SLでの遅延案件は、あの「かぼちゃの馬車」とも繋がりのある事業者とのこと。
そういうところに貸すというのもどうなんだろうとは思いますが、一方で「繋がりがある」だけの理由で
取引をしないというのもまた難しいと思います。
(繋がりの繋がり、そのまた繋がり・・・と考えると、取引が極端に制限されるので)
結局は、不動産担保がきっちり取られているかどうか。
後は、SBI SLの内部規定の問題でしょう。それも今回の遅延を受けて、デューデリジェンスの見直しは必須
になると思います。
さて、その遅延案件ですが、今回めでたく一部は償還されました。
2018年9月20日にお知らせいたしましたとおりSBISL不動産バイヤーズローンファンド16号の貸付債権の一部回収金を、他の正常債権にかかる分配金とともに、本日、お客様の登録口座に送金いたしましたので、ご報告申し上げます。
内訳は以下のとおりです。
CF0064 不動産バイヤーズローンファンド16号
出資額 500,000円
10月15日の分配金合計 元本390,231円+利息1,039円
うち、一部回収金 元本195,903円
・(参考記事)SBIソーシャルレンディングから遅延資金の一部が返済されました
さて、これで私の場合、残る遅延額は50万円を切りました。
ここまでのSBI SLの回収能力は、さすがSBIグループと呼べるだけのものがあると思います。
今後についても期待すると同時、これからも投資は継続していくつもりです。
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posted by SALLOW at 13:00
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