2018年10月10日
SBIソーシャルレンディングから新ファンド2本登場。利率アップでついに8%へ。
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10/11、10/12と連続募集
SBIソーシャルレンディングから、新しいオーダーメイドファンドの登場です。
今回は10/11、10/12と連続の募集。
相変わらず大人気のオーダーメイドファンドですが、今回も利率アップしています。
・SBISLバイオマスブリッジローンファンド5号
募集開始:10/11 10:00〜
予定利率:8.5%
期間:23ヶ月
貸付総額:6億8,100万円
担保:@貸付先の株式に質権設定
Aバイオマス事業用地に抵当権設定
B建築予定の発電設備を管理する建物に抵当権を設定
C発電設備一式に担保権を設定
D(保全)施工業者の持ち株会社が連帯保証
担保評価額:AとBを合わせて15億6,500万円
*ただし、担保順位はバイオマスローンファンド4号に劣後
バイオマスローンファンド5号は、バイオマスローンファンド4号の追加募集。
4号の利率は7%でしたが、5号ではまさかの8.5%という高利率になっています。
と言ってもいいことばかりではなく、5号の返済順位は4号に劣後します。
つまり、万が一の場合は4号の返済が全て終わらない限り、5号の投資分には返済が行われないということ。
高利率だけではなく、この条件もきちんと考慮して投資をすべきだと思います。
バイオマスローンファンド4号はもともと15億円の募集。
それに対して5号が6億8,100万円ということは、これが募集残りということなのでしょう。
SBIソーシャルレンディングで募集残りが出るというのは最近では珍しいですが、さすがにオーダーメイド
ローンファンドを4連発、50億円近くはさすがに集まりきらなかった様子です。
さて、私の場合です。
高利率は確かに魅力ですが、バイオマスローンファンド4号には既に投資をしているので、今回は見送り。
このファンドの登場によって、4号の返済確度が上がっているので、それで良しと思うようにします。
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もう一つは不動産ローン
もう一つ、10/12に募集開始となるのは不動産ローンファンド。
・SBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlus 22号
募集開始:10/12 10:00〜
予定利率:7.2%
期間:12ヶ月
貸付総額:15億円
担保:抵当権で担保された債権に質権を設定
LTV:70%以下
不動産Plusファンドは通常、利率6.5%のところ、今回は7.2%で登場。
バイオマスの方は前回募集の劣後という事情があっての高利率でしたが、こちらにはそういった事情はなく
純粋に利率が上がっています。
その理由については、説明の中に以下のようにあります。
本ファンドは、借手である不動産担保ローン事業者の資金需要が高いことを踏まえ、これまでのSBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlusより高く設定しました。
SBI SL側の取り分は1.0%で変化ありませんので、純粋に貸付利率が高くなっています。
しかも、担保評価額など条件には変化無し。お宝案件と言えるでしょう。
ということで、こちらには数十万円ですが突撃してみることにします。
個人的には、不動産Plusローンファンドの高利率で資金を調達するくらいなら、常時募集の不動産ローン
ファンドの利率を上げて、そちらで安定的に資金供給を図るのも一つの手だと思います。
今のままでは、「どうせ粘ればオーダーメイドが出るから、常時募集には投資しなくていいや」という
投資行動が正しくなり、常時募集ファンドにさらに資金が集まりにくくなってしまいます。
もちろんSBI SLが考えていないわけはないのでしょうが、何らかの手立ては必要ではないかと思います。
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posted by SALLOW at 12:45
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