ソーシャルレンディング投資記録（旧ブログ）

　LCレンディングから新しいファンドが登場しました。

　最近、LCホールディングス（LCHD）が連帯保証を行うLCギャランティーファンド（LCGF）しか登場せず、
　LCHDが進めているらしいメディカル関係の案件がぱったり止まってしまっていたLCレンディング。
　ここに来て、メディカル案件が動き出したようです。


　・LCハイブリッドファンド1号

　　予定利率：7.25%／6.25%
　　　　　　　＊6ヶ月案件もあり、そちらはいずれも利率-0.5%。
　　期間：12ヶ月／12ヶ月
　　貸付総額：2,400万円／100万円
　　担保：無し／北海道釧路市の商業施設　信託受益権に対する第二位の質権

　　


　案件一つあたりの募集額は2,500万円ですが、うち利率7.25%の担保保証無し案件が2,400万円と大部分。
　残り100万円を、利率6.25%、信託受益権に質権を設定してある案件となっています。
　なお、貸付機関はいずれも12ヶ月で共通です。


　まず目に付くのは、ファンド名の「ハイブリッドファンド」。

　何がハイブリッドなのかと考えたのですが、メディカル案件＋商業施設案件に貸し付けるハイブリッド案件
　ということだと解釈しました。
　もっとも、全貸付金額の95%以上がメディカル案件ですので、本体はこちらということになります。

　貸付先はLCHDの関連事業会社でメディカル案件を扱っているということで、LCパートナーズでしょう。
　案件紹介によると、貸付先が事業承継に取り組んでいる医療機関の所在は
　「北海道札幌市、静岡県、富山県、福井県、東京都、埼玉県、大阪府」
　となっており、LCパートナーズのWebサイトにある情報と一致することから、間違いないと思います。

　
　（https://lcpartners.co.jp/business/investment/medical.html　より転載）


　さて、最近LCHDではLCGFしか募集がされず、ちょっと気になっていました。
　一度コメントをいただいた方とやりとりをしたのですが、
　「LCHDがメディカルの資金調達にソーシャルレンディング以外を選ぶ」という嫌な仮定もありました。

　今回のファンドの登場により、とりあえずメディカル案件が動いていることは分かりました。
　何はともあれ、良いニュースでしょう。
　ただ案件として見ると、担保・保証無しの割にはちょっと利率が寂しいのが残念なところです。
　（LCGFの利率が最近上昇傾向にあるので、なおさらです）

　あと、サブの方の商業施設に関する貸付ですが、LCGFと同じ北海道の施設で利率も同じ6.25%。
　（施設の所在が釧路市か伊達市か、という違いはありますが）
　ただしこの案件では、LCGFにはあったLCHDの連帯保証が外れていますので、少し注意が必要です。


　私のLCレンディングへの投資額はおよそ1,000万円。
　投資の増額を含め、今後のLCホールディングスの財務情報や経営業績を見ながら検討していく予定です。
　その他、私が実際に投資し、お勧めできる事業者については、下記の記事もご覧下さい。

　　・（2018年9月版）SL初心者にお勧めの事業者




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