2017年03月30日
スマートレンド、ガイアファンディングから新規案件
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スマートレンド GW特別ファンド
スマートレンドから、GW特別ファンドの案内が来ていました。
・短期事業資金支援型「GW特別ファンド」
募集期間:4/17(月)〜
予定利率:12%
期間:1ヶ月
貸付総額:約4億円
担保:無し 代表者保証
昨年末に募集された「年末特別ファンド」のGW版です。文脈からすると借り手も同じ。
借り手は家賃保証+収納代行サービスの会社です。
賃貸物件の入居者から家賃を回収し、そのオーナーへ支払うという業務を行っています。
通常は、回収した家賃が着金する→それをオーナーへ支払う事、という順番で資金回転ができるのですが、
年末年始とGWだけは着金と支払のタイミングが逆になってしまうため、一時的に資金需要が発生します。
期間1ヶ月で4億円という短期&大型資金は、銀行では手間の割に実入りが少なく、借りるのが難しいため
ここに需給ギャップが存在し、SLの出番となるわけです。
このファンドについて、私見をまとめます。
・年末に償還実績があるのはプラスですが、担保無しの代表者保証というのはマイナスポイントです。
・年利12%といっても貸付期間は1ヶ月なので、実質金利は1%(税引後0.8%弱)になります。
・年末ファンドと同様のスケジュールの場合、資金の待機期間を含めた運用期間は約1.5ヶ月(下図参照)
・スマートレンドからの出金には通常、756円かかる。
以上より、高利率を実感するには100万円以上くらいは投資する必要がありそうです。
ガイアファンディング 30億円突破記念ファンド
ガイアファンディングから記念ファンドが募集開始となっています。
・成立ローン総額30億円突破記念ローンファンド
予定利率:10%
期間:13ヶ月
貸付総額:7,000万円
担保:不動産担保(第二順位、評価額5億1,400万円、先順位2億4,540万円)
LTV:61%
カリフォルニア、サンフランシスコの物件を担保としたローンファンドです。
ガイアファンディングの案件はいつも利率が9〜10%なので、記念ファンドで10%と言われてもあまり
ピンと来ないのですが、単に麻痺しているだけなのでしょう。
LTVも低く、場所も問題なさそうです。
ガイアファンディングやアメリカンファンディングからカリフォルニアのファンドは数多く出ているので、
他に投資しているファンドとも見比べて、担保所在の分散ができるなら良い案件だと思います。
それともう一つ気になるのが、こちらの案件です。
・ノーザンアメリカンローンファンド
予定利率:9.1%
期間:16ヶ月
貸付総額:1億3,300万円
担保:不動産担保(第一順位、評価額1億7,040万円)
LTV:78%
上の30億円突破記念ファンドに比べれば利率が低く、期間が長く、LTVが高いという不利な案件なのですが
これまでガイアファンディングではノースダコタの案件の募集がないため、担保所在を分散させる上では
重要な案件になると思われます。
(*ただ、担保所在のノースダコタ自体が州全体で70万人程度の人口しかない上、スタンリー市の人口は
3,000人足らず、しかも近年の成長の源泉がシェールオイルというのが、一抹どころでなく不安ですが)
出典:Wikipedia Stanley, North Dakota
全部で5号まで募集され、今は3号が募集中。
来月の償還で余剰資金が出れば、投資候補の一つとして検討する予定です。
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リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 11:00
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