2018年08月02日
Pocket Fundingで沖縄ならではの「軍用地ファンド」が再登場。軍用地は普通の土地と何が違う?
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軍用地ファンドは沖縄のみ
Pocket Fundingで、沖縄ならではのファンド「軍用地ファンド」が再登場しました。
・PF軍用地担保ファンド
予定利率:6.5%
期間:7ヶ月
貸付総額:1,500万円(主部分。うち750万円は募集完了)
担保:沖縄本島北部軍用地に対する第二順位抵当権
評価額約1億1,200万円 先順位6,170万円
LTV:68%
前回のファンドの借り換え、とのことです。
その前のファンドは今年の3月に募集開始、機関12ヶ月の予定が、既に償還されています。
何らかの事情でもう一度この土地を担保にする必要があり、今回の借り換えになった言う事でしょう。
(なお、前回のファンドは利率7.4%ですので、少し条件としては悪くなっています)
貸し付けスキームは基本的に前回と同じですが、一つ変わっているところがありました。
(今回)財全ソリューション:2,200万円貸付、ソーシャルレンディング募集額:1,500万円
(前回)財全ソリューション:1,500万円貸付、ソーシャルレンディング募集額:1,500万円
ということで、今回は財全ソリューションと合同の貸し付けです。
万が一返済が滞った場合のの利害関係は、投資家と財全ソリューションで一致することになります。
そういう意味では安全性は高くなっており、利率が減っている理由がこれなら納得です。
軍用地の説明
以下、簡単に軍用地の説明です。
軍用地は、個人が所有する土地を強制的に借地したものです。
その使用者は米軍であったり自衛隊であったりしますが、名目上は個人の土地であるため、実際の使用者に
よらず、土地の所有権を売買することが可能です。
軍用地の価格は「借地料×倍率」で決まります。
倍率というのは、「その土地を何年所有すれば元が取れるか」という尺度で、倍率が高ければ価格が高い、
つまり人気の土地であるということです。
(ちなみに、倍率の相場は40〜60倍くらいで、徐々に上がっている傾向とのこと)
軍用地はその用途が用途だけに、保全性が極めて高い、という特徴があります。
あくまでも沖縄の地場銀行での話ですが、担保土地を評価する際、通常の土地と軍用地であれば後者の方が
ローン限度額が高くなる傾向にある事からも、その保全性が高く評価されていることが窺えます。
また、固定資産税や相続税の計算上も、軍用地は有利になるようです。
今は軍用地を担保とするソーシャルレンディング案件しかありませんが、軍用地を小口分割所有することの
できる不動産投資型クラウドファンディング、なんていうのができれば面白いかもしれません。
(軍用地の希少性から言って、そんなに案件があるとも思えませんが・・・)
下記の本は、何回か紹介していますが、ほとんど唯一の軍用地投資に関する本です。
沖縄防衛局の中の人が無断で発行し、防衛局は回収を指示しているという曰く付きの本になります。
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posted by SALLOW at 08:50
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