2018年06月22日
Pocket Fundingで新規ファンド募集開始+PFの取り組み
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新しいファンドが登場
Pocket Fundingから新しいファンドの募集が開始されました。
募集額500万ということで、早々に満額終了となるでしょう。
Pocket Fundingは後述するような利点を持っている事業者なのですが、募集案件が小粒なのが難点です。
(あと、ブログ的には募集前に案件の詳細が分かるようにしてもらえるとありがたいのですが)
・PF事業支援ファンド9号
予定利率:7.5%
期間:11ヶ月
貸付総額:500万円(主部分)、総貸付金額は1,250万円
担保:沖縄県南部の土地建物 評価額約4,360万円
LTV:29%
沖縄県南部の不動産を対象とする案件です。
Pocket FundinghaはLTVを70%以下に抑える貸し付けを行っているのですが、今回はLTV29%。
担保としてはカチコチです。
また特徴として、Pocket Fundingの案件は経営母体であるソーシャルバンクZAIZENが既に貸し付けを行って
いる分の借り換えである、という点が挙げられます。
ソーシャルバンクZAIZENが貸し付けを行う際、当たり前ですが審査を行います。
その審査はソーシャルレンディングと異なり、貸付先や案件は具体化されている状態で行われますので、
ソーシャルバンクZAIZENの経験値と相まって、信頼性は相応に高いと思われます。
言わば、貸金業のプロが貸し付けた案件に相乗りできるということです。
(どうしてそのまま貸し付けを行わないのかと言えば、それはもちろん手元現金にも限度があるからです。
ある程度落ち着いた案件をソーシャルレンディングに流して、そこから一定の手数料を取る。
浮いた手元資金を再び貸し付けに回す、というスキームなのでしょう)
個人的には、以前に募集したことのある軍用地ファンドをもう一度希望です。
なかなか供給されないとは思うのですが、「沖縄ならでは」の案件と言えばこれでしょう。
以前も紹介しましたが、軍用地投資と言えばこのニュースですね。
・軍用地投資本を無断出版 (産経WEST)
不祥事は分かるのですが、防衛局が回収を指示したら炎上するだけだろ、と思います。
私は買ってみましたが、確かにかなりディープな話題が多かったです。
そろそろ在庫は僅少。興味のある方はいかがでしょうか。
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Pocket Fundingの取り組み
以前、Pocket Fundingで要望アンケートが行われました。その結果は下記の通りです。
・アンケート集計結果 (Pocket Fundingのサイトです)
アンケート結果自体はおおよそ予想の範囲内だしたが、要望が多かった点について、以下のような取り組み
が予定されている、というのは対応が早いと感じています。
@出金時の手数料の無料化
新年度以降実現できるように取組中
A投資案件数
毎月コンスタントに案件数を増やしていくよう、グループ会社と案件の調整中
Bマネーフォワード等のサービスとの連携
現時点ですぐには対応できないが、対応できるよう取り組みは進める
C貸付型以外の案件の提供
年内には貸付型以外の案件提供ができるよう準備中
D追加投資単位の少額化
対応済(1月末以降の募集案件に関して、追加投資単位は1千円になっている)
E経営母体及び案件の情報開示
Pocket Fundingの財務状況に関しては、今年分から開示予定
投資案件の情報開示は、制約はあるが最大限開示できるよう取り組む
Pocket Fundingは後発ということもあってか、相当に投資家視点に立っている対応だと感じました。
目先は@、A、Eが嬉しい対応で、中長期的にはCが楽しみです。
(個人的に@については、月1回出金手数料無料で十分だと思っていますが)
また、TDB企業サーチで財全GROUPと財全ソリューションの財務状況も調べてみました。
有料データですので公開することはできませんが、利益率はかなり高く健全な利益を上げており、自己資本
比率もBIS規制(国際版)以上ある事は確認しています。
Pocket Fundingへの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 17:05
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GIレンディングは仕方ありませんね。私も順次撤退予定です。
同時に、SL事業者の選択と集中も進め、いくつかの事業者からは撤退を予定しています。
PFは逆に増やしたい事業者なのですが、案件が少額であることと、募集頻度が少ない事が問題になっています。せめて常時募集してもらえれば良いのですが・・・。
こう考えると、メインの投資先として選ぶ事業者は、事業者や案件の安定性と同様、実質的な投資のしやすさも考慮しないといけませんね。
クラウドリースについては、ちょっと迷っています。多分CLまで撤退してしまうと、本当に資金が遊んでしまう恐れがあるので・・・。
車で運転しながらパッと見えたもので印象に残りました。
今回のGIの件で、事業者整理で工数の合理化も行います。
GIは償還次第撤退。その他は、再投資だけで様子見です。
クラウドリースは、投資先がなく、手数料を考え担保と年商を勘案しパチンコ案件も限定再開しました。ファンド危険性を念押しして説明追加、利回りも上昇し、いよいよかと7ヵ月物に入れました。パチンコ案件は、年商30億未満は投資対象外とかなり厳しく厳選しています(´;ω;`)
天候に恵まれたとのこと、何よりでした。
軍用地、大々的に広告をしているのはどうかと思いますが(電話番号を出さないのは、自覚があるのかもしれませんけど)、案件としては魅力的です。
正直なところ、直接軍用地の投資を考えた事もあったのですが、物理的な距離の遠さと沖縄の地縁の無さから、おそらく情報が入ってこないだろうな、と思って断念しました。
管理は面倒ですね。私はSL以外はほとんど管理することがないので趣味の一環でやれているのですが、その他にもビジネスがあればSLだけに管理工数を集中させるわけにもいかず、面倒だという感想もごもっともです。
大人のお薬広告同様電柱にPF軍用地と書いてあり、社名や電話番号もなしという広告らしからぬ広告でした。
取引している業者がいるのは確かだとわかりました。
今年初めてSL入りの確定申告をやり、ここまで来ると一社増えても変わりませんが、紙ベースで一枚また増えるのが問題ですね。不動産絡みの収益報告書他、個人の分、SLと外国株式の報告書と多岐に渡りキングジムの1番分厚いファイルの半分くらい書類はまります。これを6冊用意して5年保管箱からローテしていますが、面倒であります…
おお、沖縄ですか。梅雨は明けていましたでしょうか?
ポケットファンディング、私も大々的に宣伝する程度には良い業者だと思うのですが、案件募集が少ないのと、一案件が小粒なのが難しいとおろですね。今回の案件もかなり短期間で蒸発していました。
何よりも、ZAIZENが既に貸付を行っている案件、というところに、これまでのソーシャルレンディング事業者にない特徴を感じます。記事内でも言っていますが、「貸金業のプロが貸し付けた案件に相乗り」できるという部分は魅力ですね。
で、軍用地求むという広告はあるとは思いましたが、PFの名前が出ていたのですか? だとしたら少しリーガル的な問題が発生すると思いますが・・・まあギリギリセーフなのでしょうか。
私的には、いくつかの事業者から撤退を考えているので、PFには新たに投資をしてもいいと思っています。今でさえ20以上の事業者の月次管理を行っているので、多少増えても減っても誤差のうちだと考えています。
ポケットファンディングは、ものすごく興味ある会社で特にPF担保案件については利回り、期間、投資額と条件としては良い感じです。
実際に、恩納村に行く時にもPF軍用地求むとか違法広告があるくらい注目されていることもわかりました。
マンション建て替えも中心部でありましたが、裏道に入ると古いマンションが大量にあり相場は分かりませんが担保としては機能しない物件が多いように感じました。
確定申告の一社でも減らしたいのに増やすのは少し億劫ですし、月次管理が増えるので悩みどころです。