ソーシャルレンディング投資記録（旧ブログ）

　オーナーズブックから連絡がありました。
　案件が開始された場合はメールが来ていますので、今回も同じかと思ったのですが、タイトルが違う様子。
　「墨田区マンション用地第1号ファンド第1回の投資実行延期のお知らせ」となっていました。

　理由は以下の通りです。

　墨田区マンション用地第1号ファンド第1回案件は、2018年6月21日を投資実行予定日として想定しておりましたが、物件�@を構成する土地（計2筆）のうちの1筆（個人売主5名（「売主」といいます。）による共有。）の取得に当たって、司法書士により進めていた売主の本人確認手続きを、売主がいずれも高齢であることを理由に、当初の投資実行予定日である2018年6月21日までに完了させることが困難となった、との申し出を総合不動産会社AGより受けました。
　重ねて、本人確認手続きについては2018年7月20日までには完了させられる予定である、との司法書士からの報告を受けたため、投資実行予定日につきましても、2018年7月20日までに変更させていただきます。
　なお：

　・司法書士による売主の本人確認手続きが完了次第、7月20日を待たずに決済（売買）及び投資を実行する予定です。
　・最終弁済日は2019年6月30日で変更はございません。

　・墨田区マンション用地第1号ファンド第1回

　　予定利率：5%
　　期間：12ヶ月
　　貸付総額：3億7,000万円（主部分）
　　担保：土地に対する第一順位抵当権　評価額4億6,500万円
　　LTV：80%

　　


　こちらの案件には、私も50万円投資しています。

　理由が「高齢のため本人確認手続きに手間取っている」というのはちょっと拍子抜けしましたが、これからの
　高齢化時代、こういうこともあるのでしょう。
　少なくとも、それを包み隠さず連絡する姿勢は褒められるべきだと思います。
　（正直、理由がしょうもなさすぎて嘘とも思えません）

　ちょっと気になった事は、「物件�@を構成する土地（計2筆）」というくだりでしょうか。
　募集時の案件には、そういう内容は記載されていませんでした。
　マンション自体は1棟ですので、おそらく2筆の土地は隣接していると思われるのですが、特に隠すべきこと
　でもないので案件説明時に公表しておいた方が良かったかも、と思いました。


　今回の件による影響は、「投資開始が1ヶ月延びる」という点のみです。
　最終の返済日に変更はありません。
　あまり影響のない変更だと思うのですが、オーナーズブックはキャンセルの受付もしています。

　上記変更に伴い、投資のキャンセルを希望される場合は下記の期間内にメールにて弊社宛お申し出ください（連絡先： info@ownersbook.jp, キャンセルに際して手数料等はかかりません）。
　キャンセルを希望されないお客様につきましては、特にお手続きいただく必要はございません：

　6月21日（木）〜6月25日（月）6pm：キャンセル受付期間
　7月20日（金）まで：投資実行（予定）

　オーナーズブックの案件は大半が募集開始・即蒸発するほどの人気案件です。
　そのため、この条件変更でキャンセルを申し出る人がいるとも思えないのですが、当初予定していた条件と
　異なるのならばキャンセルの選択肢を提示する、という態度は立派です。
　（他の事業者なら、しれっとそのまま投資実行するところもあるでしょう）

　まあ、意地の悪い見方をすれば「どうせキャンセルしないだろうから、言うだけ言えば得点稼げる」という
　考え方もあるのかもしれません。
　それならそれでも良いと思うのです。投資家にとって大事なのは、事業者の行動と結果です。
　もちろん、私はキャンセルするつもりはありません。


　オーナーズブックは、中小・非上場の事業者の多いソーシャルレンディング業界の中では、経営母体の
　ロードスターキャピタルがマザーズに上場しているという信頼性のある事業者です。
　最近は「ゆうがたサテライト」でも紹介され、一般の知名度も高い事業者でしょう。

　私の現時点での投資額は720万円、これからも投資を伸ばしていきたいコア投資先です。
　興味がある方は、会員登録を検討されてはいかがでしょうか。


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