2018年03月15日
【速報・追記あり】みんクレ損失分を、TOH社が補填すると発表
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3/15 追記
一晩経ちました。少し考えた部分につき、追記・修正を行います(青文字部)
TOH社からリリースが出ています
テイクオーバーホールディングス(TOH、旧ブルーウォール)より、損失補填の話が出ています。
係争中の人を除き、損失相当額をTOH社が補填するとのことです。
・株式会社みんなのクレジット投資家の皆様へ
拝啓 春暖の候 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、(株)テイクオーバーホールディングスグループ(以下、T社グループ)は昨年の夏以降、(株)みんなのクレジット社(以下、「みんクレ社」)との間で全額分割払い弁済による調停和解を目指して協議して参りましたが不調に終わり、先日T社グループ向け債権が第三者に売却されました。
かかる行為は、T社グループが目指した投資家への全額分割プランとは真逆な結論であり、大変遺憾であります。
しかしながら、T社グループがみんクレ社から融資を受けていたことは事実であり、またその融資金の原資はみんクレ社の投資家の方々からの資金であることから、結果として間接的にご迷惑をおかけすることとなった投資家の皆様に対し、T社株主及びスポンサーで協議した結果、T社株主及びスポンサー主導でSPC(特別目的会社)を設立し、全投資家に対して「調整お見舞金」として、投資損失相当額を支給させて頂くことと致しました。
つきましては、皆様へ送金するための入力フォームを3月26日(月)に開設いたします(氏名、住所、会員番号、損失金額、等)。
フォーム開設後、必要情報をご入力頂き、弊社からの連絡をお待ち頂ければ、個別にご連絡をさせていただき、順次支払を開始させていただきます。
なお、若干名の、弊社に対し訴訟・紛争を提起されている方については、SPCからの支払対象外とさせていただきますので、支給を希望される場合は、訴訟取り下げ後に入力頂きますようお願い申し上げます(期限:2018/04/10まで)。
以上、御理解のほどお願い申し上げます。
敬具
以下、推測と所感です。
もし本当に払う気があるとすると、みんクレの元代表が逮捕される公算が出てきたのかもしれません。
こういう場合、損金を返せば身柄拘束を免れる可能性が高いようです。
そんなお金は本来無かったはずなのですが、逮捕が近くなってきた空気を感じ、無かったはずの袖を
どこからか取り出してきた可能性もあります。
あるいはもしも、これまで騙しである場合は、訴えの取り下げを狙っているものと思われます。
一度訴えを取り下げた場合、同一の訴えを起こすことができません。
*正確には、終局判決(その裁判所における判決)が出た後に訴えを取り下げた場合です、民法262条の2。
係争中の人が支払い対象外になっているということは、訴えを取り下げさせてから「やっぱりやめた」と
なる可能性も十分に考えるべきでしょう。
それとも、裁判を起こされそう(起こされた?)のは、それなりに効果的だったのでしょうか。
この時期にこの妙なやり口、係争中の原告の切り崩しを狙っているように思えます。
それは裏返せば、係争が効果的だったことの証明でしょう。
ただ、そもそもお金がないから分割払いを提案し、それがこじれてこういう話になったわけです。
もしどこからか資金を持って来たのであれば、係争中の人とも和解が可能のはず。
それをせずに切り崩しを狙ってくるということは、もしかすると既に裁判は始まっており、形勢不利で
いくつかの終局判決が出ている可能性もあるように思えます。
(だから、終局判決後に取り下げさせる事で再訴禁止に動き、結局ドロンするという仕組み)
いずれにせよ、
「全額払うとは言っていない(TOH社分だけかもしれない)」
「一括で払うとは言っていない」
「そもそもその金はどこから来た」
と、ツッコミどころ満載であることは確実です。
そもそも、投資家には貸付金全体のうちどこまでがTOH社向け貸付なのか分かりません(匿名化のため)。
TOHは貸付金全体のうち、どうやってTOH社向けを分離するつもりなのでしょうか。
これが二次的な詐欺ではない保証はありませんし、話に乗るかどうかは各投資家の判断次第です。
個人情報の流出を危惧する方もいるかもしれませんが、それは既にみんクレに情報を差し出している以上、
あまり心配しても仕方ないのではないか? と思います。
私の場合、そもそも係争には関わっていませんのでデメリットはありません。今回は乗ってみる事にします。
*ちなみに、今さらお金が返ってくると夢見ているわけではないですよ。
この後の笑い話としては、「損金支払うから手付け金渡せ」とか、もしくは補填金が支払われた後で
突然サービサーから「それはうちのだから返せ」と裁判起こされ、「裁判の取り下げにお金が必要」と
言われる、などの展開を妄想しています。
(正直、サービサーもTOHと同じ穴の狢ではないかと疑っています)
*もう一つ思いつきました。
詐欺被害者は、何度も被害を受ける可能性が高いと言われます。
そしてTOH社の手元には、みんクレから入手した鴨リストがあると推定されます。
損失補填を行う事で係争を取り下げさせ、また元代表も逮捕されないようにする。
同時に補填を数年規模で分割することにより、鴨との関係性を維持。
少し不信が溶けたあたりで、再び仮想通貨詐欺などにはめる、という可能性もありますね。
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posted by SALLOW at 09:30
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ここまで投資家を無視して譲渡手続きを進めてきたTOHが、この翻心。
個人情報が欲しいのは間違いないのでしょうが、それだけではなさそうだな、と思っています。
いずれにせよ、まともに払う気があるとは思えませんが、訴訟に関わっていない私としてはさほどのデメリットはありませんので、話に乗ることにしました。
訴訟に関わっているのであれば、弁護士などとも相談の上、慎重に判断された方が良いと思います(そもそも筋として、訴訟は訴訟できちんと対応した上で、それとは別個に見舞金を払うの当たり前ですから)。
手付金払えば全額返す ありえるかもですね
仮想通貨系の口座開設したとたん いろんなとこからもうけ話のメールが来ます。
個人情報
が欲しいんでしょう
そうですね、時間稼ぎだと思います。
少なくともまともに払う気はないでしょうし、例え真意はどうあれそのように思われても仕方の無いことをしているので、何をしてもサンドバッグになる義務はあるでしょう。
ただ、それでもこのような発表をしたということは、刑事か民事かは分かりませんが何か追い込まれるような事があったのでしょう。
今後を見てみるためにも、私は話に乗っかるつもりです。
太郎 様
お知らせは読みました。まあ、妥当な内容だと思います。
みんクレとTOH社は同じ穴の狢で、情報共有が行われていないわけがないと判断しています。
それでこのようなお知らせが来るということは、一応設定的に出すべきなので設定に従ったのか、それとも他に何かの狙いがあるのでしょうか。
TOHの発表はしらねぇよっ感じの。
私は正直この発表までだまされた私にも責任があるなっと思っていたのですが
限界を超えましたね。ポンジのクレジット相当追い込まれてますよ
私自身は額はたいしたことは無かったのですが白石一族の過去の行為を考えるとこれ以上被害者がふえないように行動しようかと思います
なるほど、確かにそうですね。
「投資家に払う金があるならこっちに払え」となるわけですね。
そのサービサーについても、私はみんクレと同じ穴の狢のような気がしています。
そもそもあんなところの債権を買おうと思うところがあるかと考えると、あらかじめ話が付いていたように思えます。行動もえらく迅速でしたし。
しかしそうすると、投資家とはもう縁を切りたいはずのTOHがわざわざこんな事をする理由が無く、勝手な推測ですが刑事か民事で追い詰められかかっているのかな? とも考えています。
そうしないとサービサーからtphが追加で請求されるリスクありますので。
本心を言えば、申請についてはどちらでも良いのです。ただ、当事者の一人として情報展開のために参加しようと思いました。
もちろんですが、この話に乗ってお金が戻ってくるとは思っていません。
みんクレの返金で私とみんクレとの関係は消滅していますので、私も損金への繰入は行います。
その上で万が一TOH社から何らかの払いがあれば、それは一時所得として申告するつもりです。
ハレルヤ様がおっしゃる通り、今回のスキームには全く合理性が感じられません。
しかし、そんな合理性のないスキームであっても発表せざるを得なかった、何らかの理由があるのではないかと思っています(それが刑事の動きか、民事の動きかはともかく)。
それを見る為にはもう少し参加しなければならないようですので、乗りかかった船と参加を決めました。お金が返ってくる期待ではなく、野次馬根性がメイン理由です。
分かった事は逐一記事にしますので、後日談を眺めるように見ていただければ幸いです。
損金計上をしても問題がないこと、株主(S一族である可能性が高い)とスポンサーが出資元というが、なぜ自分達と全く見ず知らずの他人の損失補償を株主やスポンサーがお金を出し合うのか?
株主やスポンサーは、自分の投資額以上の損失は受けない代わりに全損するかもしれないが、その利益を享受するエクイティの部類なので他人を助ける合理性がまるで感じられません。
東電や東芝の役員やスポンサードが投資家の皆様に粉飾していたり、不適切な管理運営を見逃してました損失差額を払いますなどやらないのと同じです。ましてや、コインチェックのように裏打ち資産があればこそで大半使って返せないという状況でいつどのように払うかも書いてない以上、噂の利根川方式ではないかとさえ思います。
サービサーから訴えられることは、資金の出所が違うのでないと思いますが、このS一族は過去にも詐欺や不自然な株式分割と併合を行い空売りで儲けた市場操縦疑惑もあるので今回の件で飛び火を避けたい会社があるのではないでしょうか。
返さないということではなく、分割なら支払えると言ったがみんクレが拒否をした→結果としてみんクレが債権を売り飛ばした、という事実を「遺憾」と言っているのでしょう。
TOHを擁護するつもりは一切ありませんが、元々「分割でしか返せない」というのを突っぱねられた、という論理構成なのでしょう。だったら今さらSPC作ってもその返済原資はどこから出てくるんだ、という問題はありますが。
訴訟取り下げが見舞金の条件、というのは確かに意図がバレバレだと思います。
少なくとも誠意のある対応ではないですね。そもそもの発端がTOH周りなのですから、訴えられた物に対しては真摯に向き合い、見舞金はそれとは別と考えるべきでしょう。
山倉 様
みんクレに入力した個人情報はTOHにも回っていると思います。
ただ、大っぴらには個人情報の使い回しができないので、こういう形にしているのでしょう。連絡はTOH社から来ると思います。
ただ、今回の件で投資金が返金されるという期待はしない方がいいと思います。そういう期待をしていると、二次的被害に遭いかねません。
私の場合、単純に事の顛末が知りたくて話に乗る事にしただけで、返金の期待はありません。
山倉です。
少しでも投資金が返金される事は大歓迎なのですが、その連絡はどの会社から連絡が入ると思われますか?
みんくれにはアドレスや連絡先の登録をしているのですが、T社他には登録していないので。
さもなくば、訴訟を取り下げさせて支払わないということになり、いずれにしても悪辣極まりないと考えます。
訴訟取り下げ後に送金するための入力フォームに入力するよう記載されていますが、申し上げるまでも無く、テイクオーバーホールディングスの返金後に、訴訟を取り下げるのが道理というべき順序でしょう。
まとめてのコメントで失礼いたします。
inadak 様
そうですね。TOH社=BW社なのですから、間接的も何も直接的に詐欺に関わってきた本丸です。
ですから社名も変え、ほっかむりを被ろうとしたのでしょう。
にも関わらずここに来てこのような動きがあるということは、ほっかむりを被りきれなくなった何かが起こり、窮余の策として動かざるを得なかった、と考えるのが妥当のように思います。
もっとも、内部でロクに揉んでいない事は丸わかりですが。
SLを隠れ蓑に詐欺を行うというか、彼らにとっては全てが詐欺の道具なのでしょう。私にとってこの事件は、事業者リスクの調査が大事だということに気付く大きな転機となりました。
そのため、怒りの気持ちがないわけではありませんが、詐欺からでも何か学べるところがあるならそれはそれで、と考えています。
*無論、万人に共通する意見でないことは承知の上です。
yos 様
やはりそこは笑うところですよね。
TOH=BWなんだから、間接どころかそこがグラウンドゼロだろうと。
まあ係争逃れと原告の切り崩しが目的で、最初からまともに払う気はないと思いますが、ちょっと乗ってみることにします。
未入力 様
お気遣いありがとうございます。
ですが、私は本件で弁護士に依頼するつもりはありません。無論、依頼される方に対して何か意見をするつもりもありませんが。
本件は私の中では既に終わった事で、SLの事業者リスクを身をもって体験した得難い経験でした。
既に金額は返ってこないものだという前提に立っていますので、デメリットはない、という表現をしました。
もしも万が一、後日に「損害金の返却のために手付け金が必要」とかいう連絡が来たら、その時はウキウキしながら記事にさせていただきます。
TOHの提案に応じるのはやめたほうが良いです。弁護士に依頼して交渉してもらえば、あとで騙されたということにはならないはずです。
交渉した弁護士が騙されて、お金が返ってこない事態になったら、その弁護士に補償してもらえば問題がないからです。弁護士もそいった場合に備えて弁護士賠償責任保険に入っているはずです。
今後の見せしめの為にも厳しい処分を科すべきです。
冷静に考えれば、株)テイクオーバーホールディングスグループの話はおかしな話。
詐欺の親玉と考えるのが自然でしょう。
調査が入ると不都合なだけでしょう。
>全額分割払い弁済による調停和解を目指して協議して参りましたが不調に終わり、
この話はおかしい。
意図的に踏み倒して身軽になったと考えるのがの自然な考え。
世の中恐ろしや恐ろしや !
SLを隠れ蓑に堂々と詐欺を行う連中がいるのですからね。
死体の2つや3つ川に浮かばなければ投資家は納得しませんよ。