2018年03月05日
【速報】みんクレより債権譲渡の連絡がありました
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速報です
本日(3/6)の午後7時半頃、みんなのクレジットからのメールがありました。
債権譲渡が完了したとのことです。
投資家の皆様へ
投資家の皆様へご案内させて頂きました通り、弊社は、平成30年2月26日に株式会社テイクオーバーホールディングス(旧株式会社ブルーウォールジャパン)他2社に対し保有しておりました貸付債権につきまして、債権の譲渡を実施いたしました。
これに伴いまして、弊社は、債権譲渡による譲渡代金全額を按分いたし、投資家の皆様の対象ファンドご投資額に応じたご返済金(分配金)を本日より、振込手数料弊社負担にて、順次、ご登録口座へのご返金を開始致します。※本日よりマイページに反映させて頂きますが、実際のご返金には、数日かかる場合がございます。
また、預託金(払戻可能残高)が、口座に残っている方におかれましては、合わせてお支払いさせて頂きます。
つきましては、投資家の皆様による日次の預託金の払戻しの受付は、金額の確定および誤送金防止の観点から、平成30年3月8日(木)15時をもちまして停止させて頂き、翌9日にご返金手続きを致します。
これに伴ってマイページを確認したところ、実際に予定額が表示されていました。
債権譲渡の動きだけは素早いですね。
収支決算
私の場合、返金額は44,694円。
これに預託金残高5,062円を足して、合計49,756円が返金されるということになります。
自分自身の戒めも込めて、みんなのクレジットにおける私の損害額を明記しておきます。
@投資総額:¥1,439,329
A通算投資利益:¥295,794
B投資損失:¥1,098,841 (@−A−返金額)
C来年度確定申告での還付額:¥460,229 ((@−返金額)×0.33)
D純損失:¥638,612 (B−C)
ということで、純損失は64万円程度です。
今は兼業投資家のため、総合課税の累進課税が高めだったのが効果的と言えば効果的でした。
みんクレからは3%しか戻って来ませんでしたが、国からは33%戻ってくる計算になったわけです。
私と同じようにみんクレでの損害を確定申告しようとしている方がもしいらっしゃいましたら、今のうちに
スクリーンショットなどの証拠(投資金額と返金額)を押さえておいた方が良いでしょう。
来年の確定申告シーズンまで、この会社が存続しているかどうかは微妙なところだと思いますので。
所感
みんクレ事件はソーシャルレンディングの中で始めておきた「意図的な悪意」による詐欺事件です。
色々と思うところはありますが、私としてはソーシャルレンディング投資にはきちんとした知識が必要で
ある、ということを身をもって理解することになった得難い経験でした。
反省すべきところは反省し、改善すべきところは改善して、今後に生かしていきたいと思います。
この返金で全てが終わったかと言えばもちろんそんな事はなく、むしろこれからが本番でしょう。
私としては、自分自身の無知と無謀が損失の一因となっている以上、必要以上に被害者としての立場を
主張するつもりはありません。
ただ、浅からぬ関係者の一人として、今後の成り行きは注意深く見守っていきたいと思います。
そしてできれば将来、今回のこの事件がソーシャルレンディングの発展の転機となった、と言われる事を
願ってやみません。匿名化はいい加減なんとかして下さい。
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posted by SALLOW at 19:55
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コメントありがとうございます。
P2Pの悪い面と言いますか、匿名化の悪い面が出てしまった案件ですね。
匿名化を見事に利用された、とも言えると思います。
痛い損害ではありましたが、同時にソーシャルレンディングにおいては事業者の信頼性が何よりも大事だということを気付かせてくれた、良い経験でもありました。
願わくは、これが最後の悪質な事件になってくれれば良いのですが、皮肉なことにソーシャルレンディングの市場が発達すればするほど悪い虫はたかってくるので、早晩同じような事件は起きるかもしれませんね。
具体的な投資期間や損失額が見えて参考になりました。
コメントありがとうございます。
私も当事者ではありますが、心中お察しいたします。
ご質問の件ですが、私は税理士の資格は持っておりませんので、あくまでも「私はこうする」ということでご了承いただければと思います。
私の場合、みんクレのページより「現時点での投資額」をスクリーンショットして保存しております。
(「運用実績」のページです。投資額マイナス償還額=拘束金額です)
これと、「口座情報」ページにおける「返金額+預託金残高」の差(こちらもスクリーンショット)が、今回の被害額となります。
みんクレが来年の確定申告シーズンまで営業しているかどうかは分かりませんので、今のうちにスクリーンショットは保存しておくことをお勧めいたします。
私はE-TAXで申告していますので、申告時に書類の提出は必須ではありません。
後日税務署より検査がありましたら、その時はこれらのスクリーンショットを提出する予定です。
これで、ご質問に答えられておりますでしょうか?
損害を確定申告しようと思いますが、具体的にはどのような書類が必要でしょうか?
配当であれば源泉徴収などの記載のあるものですが、みんなのクレジットに問い合わせて証明する書類など発行してもらうのでしょうか?
入金時の銀行の振込み記録などでしょうか?
不勉強で申し訳ないのですが私と同様に経験不足で悩んでいられる方の参考にもなると思うのでSALLOW様がどういった書類を確定申告に用いられるかご教示いただければ幸いです。
ハッピー 様
雑所得は雑所得の中では相殺可能ですので、来年に確定申告をすれば問題ないと思われます。
ただし、雑所得は他の所得とは通算できませんので、損失を申告して雑所得がマイナスになったとしても、その分を他の所得(事業所得や給与所得など)から差し引く事はできません。
警察に話をすれば聞くには聞いてくれるでしょうが、原則として違法行為は訴える側がそれを立証しなければならないため、結局は無駄足になる可能性が高いと思います。
こちらでみんクレ被害者の会を募集していますので、そこに入るのが現実的な方法ではないでしょうか?
(ただし、このブログ主様と私の間に関係はありませんので、全ては自己判断でお願いいたします)
http://fxsl.seesaa.net/article/457486019.html
inadak 様
今回は悪意を読み切れなかった私の責任ですので、私の損失は仕方ありません。
確かにぼっち業者は怖いのですが、かといってmaneoファミリーに寡占された状態も健全とは言い難いと思いますので、私はある程度のリスクは呑み込んで、それらの業者にも投資を続けたいと思います。
バックの資本を信じた場合、後はSBI SLですね。
万が一の場合でも、SBIグループに悪評が及ぶのを防ぐため、ハードランディングだけはさせないだろうと推測しています。
あと、最近調子の良いTATERU FUNDINGも、バック資本は確かではないでしょうか。
今回の件で、周囲が一旦手を引いてしまうのは仕方のない事だと思います。
しかし、ソーシャルレンディングは現時点で似たもののない投資方法ですので、また一歩一歩信用を積み重ねていけばいいのではないでしょうか。
少なくとも私はソーシャルレンディングに対してだけは思い切り偏向していますので、それなりに楽観的に捉えています。もちろん、私の偏見を信じろなどとは言えませんが。
タカハシ 様
確かに、雑所得における損失は損益通算できません。
ここで言う「損益通算」というのは、「ある所得種別における損益を、別の所得種別と合わせて通算する」事です。雑所得は雑所得内であれば相殺可能です。
従いまして、タカハシ様が今回みんクレで受けた損失以上の利益を雑所得で稼いでいる場合、その分は相殺可能ということになります(もし雑所得がマイナスになっても、給与所得との相殺はできません)。
申告方法は単純で、例えば以下のようになります。
SL A社 → 雑所得100万円
別の副収入 → 雑所得20万円
みんクレ → 雑損失50万円
合計 雑所得100+20-50=70万円
で、その年度における雑所得を70万円として申告するだけです。
(*念のため、私に税理士資格はありませんので、あくまでも私はこうする、ということでご理解いただければ幸いです。結果については免責させて下さい)
20年前くらいの古い投資本ですが、
遠藤四郎氏の著書に、
財閥系の企業や銀行が大株主の企業は潰れないと一節が有ります。
それに従ってバックの資本だけを信じると、
マネオファミリー位しか信用できませんね。(クラウドクレジットも悪くないけど)
他にも黒字の業者は有りますが、
バックの資本にすがりたい気持ちですね。
今は仮に好調でも、何かあった時が怖い。
周囲が一斉に手を引きそうな ?
警察にはなしをしたら聞いてくれますか?