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2017年11月16日

SL初心者向け情報:各ソーシャルレンディング事業者の安定性を検証するC



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今回はラッキーバンクとトラストレンディング

 各ソーシャルレンディング事業者の安定性検証4回目。今までの記事はこちらです。
 今回は、ラッキーバンクとトラストレンディングを取り上げます。

  ・SL初心者向け情報:各ソーシャルレンディング事業者の安定性を検証する@
   (SBIソーシャルレンディングとmaneo)

  ・SL初心者向け情報:各ソーシャルレンディング事業者の安定性を検証するA
   (クラウドバンクとLCレンディング)

  ・SL初心者向け情報:各ソーシャルレンディング事業者の安定性を検証するB
   (クラウドクレジットとガイアファンディング)

 以下、記事に関する注意書きです。

 その1)
 当記事においては、安定性を以下のような観点から検証するものとします。

  @事業者本体の安定性
  A事業者の実績
  B貸付先が集中している場合、その貸付先の安定性
  C案件の妥当性
  D事業者、代表者及び役員のバックグラウンド
  Eその他


 その2)
 記事内容については私なりの調査を行った上で作成し、ある程度の自信を持っているつもりですが
 内容について保証をするものではありません
ので、最終判断は投資家各自で行うようお願いします。
 また、事実の誤認などがあれば指摘をよろしくお願いします。

 その3)
 この記事はアフィリエイトリンクを含みます。
 アフィリエイトの有無に関わらず、検証は可能な限り客観的証拠に基づいて行うつもりですが、
 所詮は一人の人間が書いた記事。完全な客観性は望めませんのでご承知おき下さい。
 なお、公平を期するため、アフィリエイトリンクは全て明示します。
 明示している以外のリンクは、全て直リンクです。

ラッキーバンク

 2017年10月末時点での私の投資額:約530万円

 20171116LB1.png

 @事業者本体の安定性
  ラッキーバンクの直近の決算公告によると、当期純損失が約5,000万円の赤字。
  現状で経営状態が安定しているとは言い難い。
  大口の法人出資者も確認できないため、財務状況には懸念が残る。
  
  20171116LB2.png

  一方で、2016年には不動産売買事業を行うLBIリアルティを設立。
  不動産転売が業績に貢献するかどうかが注目点と思われる。

 A事業者の実績
  2014年12月サービス開始、まもなく3周年。
  貸付総額は130億円を超えており、大型業者の一つ。
  これまでのところ、返済遅延や貸し倒れ(元本毀損)は無し。

 B貸付先が集中している場合、その貸付先の安定性
  貸付先の判別ができないため、該当せず。
  (貸付先の判別ができない事は貸付先の集中を招く可能性があり、リスクと言える)

 C案件の妥当性
  主に23区内の不動産を担保とした案件を扱う。
  不動産転売のつなぎ資金としてソーシャルレンディングを利用していると推測され、この理由では
  金融機関からの資金調達は難しいため、ソーシャルレンディングを利用する妥当性はある。
  ただし、不動産が23区内に集中しているため、災害などによるリスクの分散が難しい。

 D事業者、代表者及び役員のバックグラウンド
  代表者は30歳前とかなり若いが、資産コンサルティング会社で不動産案件を担当していたキャリア持ち。
  事業者、代表者ともに、特にネガティブな情報は無し。

 Eその他
  今期の決算公告は11月末に発表される予定で、赤字幅の増減も注視が必要。
  また、安定性とは特に関係はないが、案件募集時に毎回クリックゲーム化することと、その割には
  事業者のサーバが今ひとつ弱い事は改善を望む。

 【まとめ】
 23区内を中心とする安定した不動産担保を持ち、かつ高利率の業者。
 人気の割に案件数が多くなく、クリックレースになりやすいことが難点の一つ。
 また、直近の決算は赤字で、財務状況は盤石とは言い切れないところにリスクが存在する。
 今後の財務状況の改善があれば、不動産付き高利率案件の人気はさらに上昇しそう。
 高利率と財務状況を天秤にかけて投資を判断すべきと考えられる。



 ラッキーバンクでの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
 (アフィリエイトリンク

 ラッキーバンク


トラストレンディング

 2017年10月末時点での私の投資額:約270万円

 20171116TL1.png

 @事業者本体の安定性
  トラストレンディングの経営母体はエーアイトラスト。
  エーアイトラストのWebサイトによると、当期純利益は約1,000万円の黒字。

  ・エーアイトラスト 財務情報

  エーアイトラスト自体はノンバンク向けシステム開発から始まり、金融取引を行っている会社。
  創業12年であり、ある程度の安定性はあると思われる。
  ただし、大口法人などからの出資は受けていない。

 A事業者の実績
  2015年11月サービス開始、2周年。
  貸付総額は28億円。これまでのところ、返済遅延や貸し倒れ(元本毀損)は無し。
  案件の頻度はそれほど高くない(間が空くことが多い)。

 B貸付先が集中している場合、その貸付先の安定性
  貸付先のアルファベット判別ができないため、該当せず。
  ITコンサル業、不動産デベロッパーなどが貸付先となっている。
  エーアイトラストの代表取締役は、SI、不動産デベロッパーを手がける会社の代表取締役でもあるため
  この会社に対する貸付である可能性もある(その場合、内部監視が機能しない恐れがある)

  ・ネットスタジアム ← エーアイトラストと同じ代表取締役

 C案件の妥当性
  首都圏の不動産や動産、債権を担保とした案件を取り扱う。メインは不動産案件。
  不動産の購入、転売のつなぎ資金としてソーシャルレンディングを利用していると思われる。
  この用途では金融機関からの資金調達は難しいため、ソーシャルレンディングで募集する妥当性はある。

 D事業者、代表者及び役員のバックグラウンド
  代表者が同じ企業に対する貸付である可能性があるため、潜在的なリスクを孕んでいる。
  また、反社会的勢力や違法行為との関わりに関し多数の虚偽報告を指摘され上場廃止となった
  オプトロムに出資(増資)している過去がある。
  代表者と関係があると思われる松本その子氏は、かつて恋愛商法で問題となった企業の代表者。
  代表者及び周辺に関しては、以上のような多数のネガティブ情報がある。

  ・参考資料1:H25/01/31 オプトロム 増資,臨株基準日設定 (レアチーズケーキが好き)
  ・参考資料2:オプトロム 第三者割当 (開示情報速報サービス)

  一方で、商号変更と前後して財務省OBを取締役として招聘しているなど、評価できる動きもある。

 Eその他
  預託金口座を持たないという珍しいソーシャルレンディング事業者。
  そのため、元利償還時は資金が設定した銀行口座に振り込まれる。
  また、預託金口座を持たないため、資金の振り込みはデポジットではなく案件決定後。

 【まとめ】
 ノンバンク出身の業者であることから経験は豊富で、また各種取引先との関係も強いと思われる。
 財務状況は黒字、また財務省OBを取締役として招聘するなど、脇を固める動きもある。
 案件は不動産担保や動産、債権担保などを取っており、利率も高め。
 一方で代表者及び周辺にはネガティブ情報があり、注意が必要。



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