ソーシャルレンディング投資記録（旧ブログ）

　キャッシュフローファイナンスから新しい物件が出ていました。
　この事業者は興味深い案件を出すという印象です。カーボンナノチューブの製造業者への貸付とか、
　障害者支援案件、屋内遊園地案件、コインランドリー案件などなど。

　もう少し投資を増やしたいところなのですが、キャッシュフローファイナンス本体や関連会社であるAH社の
　素性、規模、財務情報などが今ひとつ分からないため、さらなる投資に踏み込めずにいます。
　キャッシュフローファイナンスの入っているビルのテナント情報からも調べてみましたが、2014年の情報で
　こちらも手がかりが無し。

　　・参考：オフィスビルの入居テナントについて調べるお

　もう少し情報を開示してくれれば（直接開示は難しいと思うので、調べれば分かる程度に）、追加で投資を
　行おうという気にもなるのですが。
　首都圏の投資家の方、どなたか情報お持ちではありませんでしょうか？



　・飲食店の設備賃貸事業向けファンド

　　予定利率：12%
　　期間：12ヶ月
　　貸付総額：3,000万円
　　担保：賃料に対する質権設定（賃料前払い3ヶ月分預託）

　　


　千葉市富士見にある飲食店案件です。
　利率12%はソーシャルレンディングにおいては最高レベルの利率です。
　飲食店はよほどのチェーンでもない限り、売上は水物のようなものなので、賃料に対する質権設定では
　金融機関は貸したがらないでしょう。ソーシャルレンディングを利用する妥当性はあります。

　さて、この案件ですが、説明を見ていますと普通の飲食店ではないようです。

　　

　上記の内装、及び説明文の「他店舗にはない明確な特徴があるため顧客の支持が厚い」という表現。
　特徴があるなら見つけやすいと踏んで調べたところ、すぐに見つかりました。
　
　　・Google　画像検索結果
　　　↓
　　・個室ダイニング 肉バル×牡蠣 ＃OMAKASE　（ホットペッパー）

　内装写真の一致、立地の一致から考えて、上記飲食店で間違いなさそうです。
　「特徴があり顧客の支持が厚い」というのは、女子会用のお店、ということですね。

　クチコミもまずます好評のようですし、検討の余地はあるでしょう。
　ただ、12ヶ月という長さは飲食店が潰れるには十分長い期間ですので、この部分と利率を天秤にかけて
　どう判断するか、ということになるのではないでしょうか。


　もう一つはオーナーズブックの話題です。
　投資会員の登録数が10,000人を突破したそうで、リリースがありました。

　　・プレスリリース　（ロードスターキャピタルのサイト）

　以下の図は全て、上のリンク先のリリースからの転載です。
　詳細な説明や追加の図表は、上記リンクよりご覧下さい。

　

　投資家登録数は、綺麗な二次曲線を描いています。
　ここ最近の投資家の伸びはかなりのものです。

　

　初回投資額は、大半の投資家が10万円未満。
　初めての投資商品の場合、まず少額からというのは鉄則ですので、妥当な結果だと思います。

　

　平均投資額は、初回投資では男女の差が出ていますが、1年後の投資額についてはほぼ差がありません。
　オーナーズブックは女性限定セミナーも行っており、その参加者が定員以上であったことを取り上げて
　女性の投資熱も高まっている、と判断しています。
　投資に性別は関係ないので、これも妥当な結果だと思います。

　

　各年代における、ソーシャルレンディングで重視する要素。
　若い世代ほど投資条件（利回り、投資期間、最低投資額など）や手続きの簡便さを重視している一方、
　年齢を重ねるごとに安定性を重視する、という傾向が見て取れます。

　実際、若い世代はストックが少ない代わりに将来の想定フロー（投資や労働による収入）が多く、
　年齢を重ねるごとにストックは増えますが将来のフローが下がっていきますので、若いうちはリターンを
　重視し、年代があがるにつれて安定性を重視するようになるのは筋が通っています。


　私見ですが、今後この国において投資が必須となることは間違いないと思います。
　ソーシャルレンディングだけが投資ではないので、どんな投資方法をを選ぶかは各人の選択しだいですが
　オーナーズブックは事業者の信頼性と案件の堅さから、検討に値する投資方法だと私は考えます。
　（実際私は、オーナーズブックに500万円以上の投資を行っています）

　オーナーズブックでの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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