2017年08月29日
8月末みんなのクレジットの状況とお知らせメール
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8月の元本償還は一部、利息は振込済み
8月末、みんなのクレジットの状況です。
みんなのクレジットのWebサイト上にお知らせが掲載されていました。
償還を迎えました17号、26号、54号、72号、77号、80号及び81号の元本に関しましては、本日までに、【第1案件】の貸付先からの返済はございませんでしたが、【第2案件】に関しましては、貸付先からの元本の返済を受けましたので償還を実施いたしました。
また、配当に関しましては、全てのファンドの配当は終了いたしました。
今回、償還対象のファンドには投資していませんので元本償還はありませんが、配当については正常に
振り込まれている事を確認しました。
(ただし、元本返済が遅延しているファンドからの配当は無し)
運用中ファンドの配当すら振り込まれなくなった時点で祭りのクライマックスとなりそうな感じですが
今月もまだそこまでの事態にはならず、現状維持を継続というところです。
みんなのクレジットからのメール内容
もう一つ、みんなのクレジットからのメールも来ていました。
平素は「みんなのクレジット」をご愛顧下さり、誠にありがとうございます。
弊社は、弊社融資先(甲0001、0002、0003)における債務不履行(7月償還分)の発生を受け、平成29年8月5日に弊社融資先及び融資にかかる連帯保証人に対し金銭消費貸借契約上の期限の利益喪失事由発生に係る通知を送付するとの法的措置を開始いたし、また、弊社融資先からは、分割返済を軸とした調停の成立を求める旨の調停申立書が、8月24日に裁判所を通じて送付されました。
この調停申立にかかる裁判所による第一回目の調停は同年9月20日に決定いたしました事をお知らせいたします。
ご投資家に皆様にはご迷惑をおかけしておりますが、よろしくお願いいたします。
いやまあ、既に愛顧していませんが。
というのはともかく、みんなのクレジット側の説明を真に受けるならこういうことのようです。
・一部の投資家によるブルーウォールジャパン(BWJ)への仮差し押さえが行われたために
資金のやりくりに問題が発生し、元本の支払いが行われなかった
・8/5時点でみんなのクレジットからBWJ他に対し、「期限の利益喪失事由発生に係る通知」を送付。
(おそらく、既存貸付を含めた元利一括返済を求めたものと思われます)
・BWJから「一括返済無理だから分割支払いで調停して」との連絡が裁判所経由で送付。
・第1回の調停は9/20に行われる。
出来レースにしか見えませんが、こちらもしばらくは現状維持になると思います。
BWJが仮差し押さえを行った投資家をカウンター提訴するという話もありますし、スローペースながらも
色々な話が絡んで少しずつ進んでいきそうです。
最終的には「吹き飛ぶ」という結末になりそうですが、まだ他人事のように傍観していたいと思います。
とりあえずは、口座に残ったお金は引き出し依頼をかけました。
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posted by SALLOW at 11:00
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コメントありがとうございます。
そうなんです。ソーシャルレンディングは新しい投資方法だけに、誰かに説明して助言を請う際にはまず自分自身で咀嚼して、「既存の投資方法で例えると何になるか?」という比喩で説明をしないと、なかなか分かってくれないと痛感しています。
なお、私の所管税務署の担当者は、そもそもソーシャルレンディングを知りませんでした。
ソーシャルレンディングに関する他の節税策については、当ブログ「その他お金の話題」に、「SL投資の節税策」シリーズで記事を上げていますので、よろしければご覧下さい(ダイレクトマーケティング)。
不動産のために税理士に依頼していますが、今年度より始めたばかりのソーシャルレンディングを含めた確定申告がいまいち分からず、実のところ税理士にも得意分野があるらしく新しいソーシャルレンディングはよくわからないそうです。雑所得での収益として扱うくらいの知識しかないため困っていました。ありがとうございました!
税理士によっても色々認識が違うようですね。
私の場合は「元本毀損が確定すれば株で言うところの損切りと同様になるため、雑損失扱いとなり雑所得との間でのみ損益通算が可能」という見解を得ています。
ポイントは「元本毀損が確定すること」と、「雑所得との間でのみ損益通算できること」ですね。
出金手数料は「SL投資に直接かかった費用」ですので、基本的には減免できるはずです。
少なくとも私は昨年の確定申告において、e-TAXで普通に申告しました。
領収書はありませんが、各SL業者で出金履歴が見られる上、出金手数料も明記されているので証拠にはなると思っています。
経費や損益通算は法律的に明確な一線が引かれているわけではなく、ましてやSL投資は新しい投資なので人によっても見解が分かれるところです。
ですので、明らかな違法はもちろん御法度として、見解が分かれるグレーゾーンについては「とりあえず申告して、否認されたら修正する」で行こうと思っています。
ただ、騙された方が悪いと言われますが、必要な免許や確認できる範囲の中で確認していますので、騙す方が絶対的に悪いと思っています。運用失敗してデフォルトとは訳が違います。
話題を変えて申し訳ありません。一つ疑問があるのですが、出金手数料についても確定申告で経費扱いできるかと聞いたら、領収書がないので難しいが税務から問い合わせがあれば説明して資料を出せばいいと当該の税理士から聞いています。申告時は出金手数料の経費計上をどのようにされていますか?
コメントありがとうございます。
元本全額毀損と見込んでいること、弁護士立てても微妙なところは私と同じです。
みんクレだけ倒産というシナリオについても、ハレルヤ様と同意見です。そうでもしないと、BWJは相当の金額をただ返し続けるだけの借金返済システムに成り下がりますからね。
(もし元本毀損した場合、同年のSL投資利益と相殺可能ですので、一応国からは数十%還付されるという考え方もある・・・かもしれません)
営業者への分散が必須というところ、全面的に賛同いたします。
煩雑さは自分の資産を守るための必要作業と割り切って、自作エクセルシートでほぼ毎日、案件と資産の管理を実施しています。
現在、まだ遅延は無いものの償還を2ヶ月連続して続くため、説明通り分割返済となれば資金がロックアップされてしまいます。
この会社は、約束を一度たりとも果たしたことはないので、恐らく全額元本毀損と見ています。
額が少なく弁護士を立てようにも少額すぎて手数料倒れです。
みんなのクレジットだけ資金ショートで、倒産して返す相手がいなくなっちゃった。どうしよう。作戦ではないかと思います。
これ以来、かなり案件以外にも管理は煩雑ですが営業者まで分散を意識してかなり増やしました。
この社長は、詐欺師に違いないが法令に抵触しないやり方で頭がいい。悪意の立証など悪魔の証明と弁護士すら勝てないと相手を褒める状況にまんまと悪党一味に乗せられたと思っています。