2019年11月12日
【追記あり】「SBISL地域創生ローンファンド1号」の募集が公開されました。
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11/12 14:00追記:
コメントにて指摘いただきました。
案件説明欄に「保証」の記載はありませんが、SBI SLからの回答によるとリコースローンとのことです。
貸付先がSPCの場合はリコースローンでも安心できない場合がありますが、今回のように貸付先が上場会社
本体であれば、実質的には保証が入っていると見なしていいと考えます。
そして私は、サーバレース敗戦しました。
準備を整えた状態としては先日のFundsに引き続き2連敗。次は投資できればいいのですが。
マザーズ上場会社への貸付
明日、SBIソーシャルレンディング(SBI SL)でオーダーメイドローンファンドが募集されます。
今回はこれまでになかった新規ファンドです。
・SBISL地域創生ローンファンド1号
募集時期:11/12 10:00〜
予定利率:5%
期間:10ヶ月
貸付総額:4億1,000万円
担保:札幌市の取得予定の事業用地 評価額1億800万円
LTV:380%
貸付先はマザーズ上場会社(投資家限定情報では、社名も明らかにされています)。
資金用とは札幌における事業用地を取得し、ホテル案件として付加価値を高めること。
その土地購入資金と建築確認許可の取得費用の一部として、今回の貸付が行われます。
Exitは貸付先自身が組成するファンドへの売却。
10ヶ月で土地取得〜建築許可〜建築完了までもっていけるとも思えないので、建築前か建築中の時点で売却
が行われると推測されます。
案件紹介と所感
SBI SLの説明では、分配金以外に地域経済の活性化というソーシャルリターンが謳われています。
もっとも、不動産投資は多かれ少なかれ経済を活性化させる役には立っているので、今回は札幌という地方
都市でのプロジェクトだから「地域創生」というタイトルを付けたのでしょう。
貸付の仕組みは一般的な不動産担保案件と変わりません。
投資を検討する際にネックとなるのは、やはりLTVの高さでしょう。
ちょっと気になったのは、貸し付ける金額の使途が「不動産の取得資金及び建築確認許可の取得費用の一
部」となっていますが、それなら必要金額だけ貸し付ければいいのでは? という点です。
貸付限度額を収益還元法で決定する必要はあったのでしょうか。
あとわがままを言うなら、せっかくマザーズ上場会社へ貸付を行うのですから、貸し付ける会社の連帯保証
も欲しかったところです(そんなことをすれば、利率がガタ落ちしそうですが)。
と、色々と書きましたが私は参戦予定です。
ただしオーバーローン状態なのを考慮して、金額は抑えめに投資をしたいと思っています。
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posted by SALLOW at 14:00
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情報ありがとうございます。
保証とリコースについては、自分でも少し整理し直す必要がありますね。勉強します。
おっしゃる通りリコースについてもSPC尻尾切りという方法はありますが、今回のSBIファンドについては貸付先そのものが上場会社なので、ある程度は信用できそうです。
(そして私は投資失敗しました・・・代わりに香港ファンドに投資しておきました)
https://www.sl-gakkou.com/detail/10/294.html
が気になって、自分でも色々問い合わせしてみましたが
SBI、クラバン、SAMURAI、LENDEX共リコースでありノンリコースは無いとの回答でした
SBI、クラバンに関しては伝家の宝刀SPCでシッポ切りってのがあるので要注意ですが
コメントありがとうございます。
これについては私も限定的な情報を元にした記事ですので、誤っているのは私の方かもしれません。
私の場合、担保の部分に保証の表記がなかったため、ノンリコースと考えました。
借り手の破綻により元本が毀損する恐れがあるという言葉については、その裏、つまり「破綻しなければ毀損はない」は真ではないと解釈しています。
今回はもうすぐ募集が始まってしまうので、次回同様の案件があれば直接聞いてみようと思います。
投資する予定でしたので気になってしまい、不躾で稚拙な質問をお許しください。