2019年10月02日
「世界の成長率が下方修正された」の中身を見てみました。
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一次ソース確認
先日、こんなニュースが流れてきました。
下記のリンクはロイターのものですが、検索してみれば異口同音に同じようなニュースが出ています。
・世界経済の成長率、金融危機以降で最低に OECDが下方修正 (ロイター)
今年の世界経済の成長率は、米中貿易摩擦の激化などを背景にして下方修正。
金融危機以来の低い状況となっています。
とは言え、世界経済とひとくくりにしても地方によって違いが出るのはあたりまえ。こういうニュースは
時間がある限り、一次ソースを参照するようにしています。
(OECD日本サイトより引用)
世界全体の成長率は、2018年が3.6%なのに対して2019年が2.9%、2020年が3.0%。
G20加盟国のみに限れば、2018年が3.8%なのに対して2019年が3.1%、2020年が3.2%。
2019年、2020年ともに矢印の色からすると0.3%以上のダウンとなっているようです。
国別に見ると、特にマイナスがひどい(0.6%以上下方修正)のは2019年がオーストラリア、アルゼンチン
ブラジル、インド、メキシコ、サウジアラビア、南アフリカの7カ国。
2020年ではアルゼンチン、ブラジル、インド、南アフリカとなっています。
「世界経済は深刻な逆風に晒されており、成長の鈍化が定着しつつあることは懸念すべきである。貿易摩擦が続くことでもたらされる不確定さが長期間続いており、それが世界全体で経済活動を削減させ、将来にわたって経済を脅かしている。各国政府は現在の低金利を生かしてインフラ投資を再生させ、将来の経済発展を促進する必要がある。」
(OECDチーフエコノミスト、ローレンス・ポーン氏の発言)
問題となるのは米中の貿易摩擦とEUのブレグジット(合意無き離脱)。
これらにより不確定さが増し、経済活動の重しとなっているというのがOECDの意見です。
対策としてあげられているのは低金利を生かしてのインフラ投資促進と、構造改革。
さて日本はどうしますか、元から成長率は低いこともあり今回の成長率見直しによる影響はほとんどない
ようですが、消費増税の影響は注視していくべきでしょう。
だからこそ分散投資だと思います
ところで、世界の成長率が下方修正されたと言われると悪いニュースのように思えますが、良く見てみれば
金融危機以来の状況とは言え、まだ世界は3%成長するとも解釈できます。
個別の会社を見れば好調不調はあるでしょう。それを読み切るのは簡単ではありません。
世界全体の流れに乗るのであれば、やはり分散投資しかないでしょう。
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posted by SALLOW at 11:00
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いえいえ、貴重な情報ありがとうございます。
香港は色々騒ぎになっていますが、あの国であれば政治問題とビジネスはある程度切り離されていると思います(観光への影響はあるでしょうが)。
そのため、投資してみることにしました。
クラバンの香港ファンド3期スタートしました
(大凡半月毎に集める感じでしょうか)
学生のデモ等不安要素もあるので
少し様子を見たほうが良いかもしれませんが