2019年09月06日
【情報まとめ】LCホールディングスの株移動関連と、FUELオンラインファンドとのつながり
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LCホールディングス株の行き先
本記事は、各所で見つけた情報をまとめなおしたものになります。
確定した情報ではありませんので、その点は差し引きください。
また、情報に関しては可能な限りソースを出すようにしていますが、その情報ソースの信頼性については
私自身が保証できる立場でないこともご了承ください。
以上、ディスクレーマーとなります。
さて、以前にFUELオンラインファンドという新しい事業者がサービスを開始するかも? という話題を記
事にしたところ、コメントで面白い情報をいただきました。
・新しいクラウドファンディング事業者が近日登場するかも?
いただいたコメントの内容は、LCHDの株関連やFUELオンラインファンドの情報です。
以下、これについて調べてみた結果となります。
まず最初に、LCホールディングス(LCHD)からの株の移動について。
LCHDは前社長である本庄氏の解任に伴い、本庄氏などが持つ株を買い取り、普済堂という会社に譲渡する
という動きをかけています。
その取引価格は1株1,750円で、普済堂の業種は「美容、健康及び介護関連コンサルティング、有価証券の
保有・売買・運用他」となっており、保有目的は「純投資」とのこと。
・LCHD−急騰 主要株主が普済堂に173万6200株を1750円で譲渡 (Yahooファイナンス)
ただ、普済堂は純資産が1,400万円の大きくはない会社。
下記のLCHDの開示情報によると、普済堂が購入した株は173万株あまり。1株1,750円となると必要な金額
は30億円を超えることになり、手元資産で足りるとは思えません。
(LCHDがGC疑義を出して株価が700円くらいまで落ちている現状ではなおのことです)
・開示事項の経過 (LCHD)
借入先の情報
普済堂が株の資金をどこから手に入れたかは、EDINETで調べられます。
・普済堂株式会社 変更報告書 (有報速報)
上記の資料によると、必要な金額約30億円のうち、普済堂の自己資金は3億円。
その他27億円については、「株式会社宣武」から5億円、「株式会社ワイエムエム」から22億円あまりを
借り入れています。
このうち、株式会社宣武 及び代表者サイイブン(CAI YIWEN)氏については情報無し。
株式会社ワイエムエムの三原誠治については、下の名前が似ている方が色々出てきたのですが、最終的には
以下のようなキーワードで関係性が見つかりました。
・Yahoo検索「三原誠治 -誠司 -誠二」
↓
・ベジタブルガーデン瑞穂 (あぐりナビ)
東京の西多摩にある障がい者就労支援・プラント野菜生産事業者「ハートフルマネジメント」の代表者に
同じ名前がありました。
西多摩にあるプラント「ベジタブルガーデン瑞穂」の生産オーナーであり、生産販売受託者です。
そしてこのプラントの工場設置者が「本庄倉庫」ということで、LCHDの前社長と繋がります。
・ベジタブルガーデン瑞穂 〜プラント紹介
FUELオンラインファンドとLCHDのつながり
さらに、近日中にサービスを開始するFUELオンラインファンドもLC関連とつながりがあります。
以下、クラウド・インベストメント社のWebページです。
・クラウド・インベストメント社
ページの半ば、メンバー紹介の中にある取締役「小川 喜之」氏の略歴は以下の通り。
ここでLCグループとつながりがありました。
(さらに言うと、現LCHD社長の金子氏が以前率いていたダヴィンチHDとも関係あり)
大和証券で営業としてキャリアスタートした後にコンプライアンス業務に従事。その後、不動産ファンド最大手のダヴィンチ・ホールディングスの子会社で上場株を投資対象とする投資ファンドのコロンブスでは投資業務やコンプライアンス業務に従事。その後、J-REITの運用会社を経て、不動産ファンドAMのLCパートナーズに勤務。同社では、ファンド管理業務、コンプライアンス業務管掌の取締役に就任。LCパートナーズ在籍時にはグループ会社のLCレンディングの取締役も兼務しクラウドファンディング業務の立ち上げにも従事。2016年10月当社創業。
またクラウド・インベストメント社は最近、シーアールイーグループと資本業務提携を結んでいます。
・資本業務提携(シーアールイーグループ) (クラウド・インベストメント)
・シーアールイーグループとクラウド・インベストメント鰍ニの資本業務提携 (シーアールイー)
LCHDがメディカル事業に軸足を移すにあたって、倉庫事業を去年の12月に切り離しました。
その倉庫事業を売却した先が、このシーアールイーです。
つまり、FUELのクラウド・インベストメント社は、人的にも資本的にもLCと何らかのつながりがあること
になります。
こうなると期待してしまうのは、募集停止しているLCレンディングがmaneoから撤退し、新しくFUELと
いうプラットフォームに移るのではないか? ということ。
FUELにLCLの山中社長が取締役で参画するようなことがあれば確実なのですが、今のところはもちろんそん
なことはありません。
さて、この動きはどう落着するのか。面白いので引き続き注視していきたいと思います。
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posted by SALLOW at 10:30
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北大青鳥ですか。確かにすごいところから引っ張ってきましたね。
おそらくは個人的なつながりかと推測します(調べてみると、北大青鳥はソフトウェアとかワイヤレス火災警報の会社のようなので)。
5人の取締役を受け入れる前提で30億円3%。さて、次はどう動くのでしょうか。
レンディングの縮小は残念ですが、こうなった以上LCHDにとってレンディングを継続するのはあまりうまみもないので、しかたないですね。次の投資先を考えることにします。
ただやはりレンディングは終息に向かうようです。
何はともあれこれで償還については安心。
まだどうなるかはわかりませんが、廃業は私もないと思っています。
健全な利益もありますし、資金ショートに関しては最悪、ファンドの延期を行うという手もあります(投資家としては困りものですが、本体ごと吹き飛ぶよりはマシでしょう)。
maneoマーケットについても書きたいのですが、係争案件になっていることもあり情報が出ず、なんともはやですね。記者なら取材に行くところですが、物理的距離もありそこまでは踏み込めないでいます。
LCの先行きが少し見えてきた気がします。
元々が利益を出している上場企業なので廃業とかは無いと思っていました。
これからのmaneo(マーケット)はどうなるのでしょうか?
こちらの予想も記事にしていただけると多くの方にとって光明になると思います。
よろしくお願いいたします。