2019年07月17日
「SBISL不動産担保ローン事業者ファンドNeo 3号」登場。20億円の大型ファンド!
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新型ファンドはリスクがわかるようになりました
SBIソーシャルレンディング(SBI SL)から、新しいオーダーメイドファンドが登場します。
大人気の不動産担保ローン事業者ファンド、その実名化版「Neo」の3号ファンドです。
・SBISL不動産担保ローン事業者ファンドNeo 3号
募集開始:7/18 10:00〜
予定利率:6%
期間:12ヶ月
貸付総額:20億円
担保:抵当権で担保された貸付債権に質権を設定
LTV:85%以下
さてこの新型ファンドですが、個人的な意見としては匿名だったころの「Plus」ファンドと比べて、リスク
が見えやすくなっていると評価しています。
(ただし後述しますが、リスクそのものは増大しているとも考えています)
案件紹介
これまでに募集している同種の案件と同様、仕組みはシンプルです。
「不動産を担保に貸付を行っている事業者」に対し、その貸付債権に質権を設定してお金を貸す。
つまり、事業者が貸し出すための資金を融通するということです。
SBI SLの手数料を含めた貸付利率は7%で、これは決して高いものではありません。
不動産を担保にしているとは言え、事業用の貸付となればその実行利率(手数料などを含めた利率)は10%
を超えることはごく普通にあるからです。
(「不動産担保ローン」で検索して大きく表示されるのは、たいてい事務手数料抜きの利率です)
オーダーメイドローンファンドのリスクは?
一方で、オーダーメイドローンファンドではない不動産担保ローン事業者ファンド(通称:無印)と比べた
場合、以下の2点のリスクが挙げられます。
@貸付先が集中している
ALTVが高い
それぞれについて、少し説明します。
@について、無印のローンファンドは通常2〜5社に分散投資されます。
(下記の赤枠、カッコ内が借手の件数)
一方で、「Neo」ファンドについてはこれまでのところ借手は分散されていない様子。
借手が集中するというのはそれだけで一つのリスクだと考えられます。
Aは単純で、無印ローンファンドのLTVは70%以下。
これに対して「Neo」は85%以下という違いがあります。
この領域での15%差はかなり大きく、万が一の場合に元本がわずかなり損害を受ける可能性はあると考えて
おくべきでしょう。もっとも、投資とはそういうものですが。
今回、私は「無印」に資金を投入しましたので、多分見送りになると思います。
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posted by SALLOW at 16:30
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