2019年07月01日
ネクストシフトファンドから初、「実名化案件」が登場。
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ネクストシフトファンドの話題
ネクストシフトファンドは、日本初の「社会インパクト投資専門のソーシャルレンディング事業者」。
国連の提唱するPRI(責任投資原則)に署名している、国内では唯一の事業者となります。
ネクストシフトファンドはこれまでのところ、主に発展途上国における貧困問題を解決するための案件を
募集しています。
具体的には、ネクストシフトファンドからMFI(マイクロファイナンス機関)を介し、発展途上国における
個人や中小企業への貸付を行うというスキームになります。
さて、最近のソーシャルレンディングにおける実名化の流れを受けて、ネクストシフトファンドでもついに
実名化案件が登場することになりました。
今回はその案件の紹介です。
案件紹介
今回実名化で募集されることになったのは、以下の案件です。
・【融資先情報公開】カンボジア農家さん応援ファンド1号
予定利率:4.6%(*USD建て)
期間:12ヶ月
貸付総額:500万円
担保:なし
この案件は、カンボジアにあるMFI(マイクロファイナンス機関)を通じ、カンボジア国内で動産担保の
農業機械ローンに出資するものです。
担保はありませんが、ネクストシフトファンドにおける貸付先のMFIは全て政府から事業免許を取得した
正式な認可機関ですので、ある意味カンボジア政府が保証人と言えるかもしれません。
(貸し倒れまで保証するわけではありませんが、貸付先の身元保証はしているという意味です)
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出資スキーム
前述の通り、今回の案件はネクストシフトファンドを介してカンボジアのMFIに出資を行います。
MFIの名称は、JC FINANCE PLC(JC社)。
農業機械ローンをはじめとした農家向けの融資事業を展開する事業者になります。
こういったマイクロファイナンス案件は通常、リスクがそこそこ高いものですが、JC社については融資残高
600万ドルでこれまでの貸し倒れは0件という実績があります。
(融資残高、貸し倒れともに2018年12月時点の情報)
さらにマイクロファイナンス案件は、世界経済との関連が薄いという特徴があります。
万が一大規模な不況が起きたとして、最先端IT企業、世界大手の自動車産業、そして発展途上国の農業の
うち、どれが一番影響が少ないかと考えればわかりやすいでしょう。
他方、案件はUSD建てで為替リスクがあり、利率も4.6%と高くはありません。
この条件をどう見るかは各投資家しだいでしょうが、表面的な利率だけに目を奪われず、色々な特徴を持つ
案件に分散投資をしていくという考えも重要ではないでしょうか。
ネクストシフトファンドは、ソーシャルレンディングでは珍しく申し込み後の資金振り込みが可能です。
近日中に資金が融通できる予定ですので、その後に私も初投資を行ってみようと思います。
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posted by SALLOW at 10:00
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