2019年05月08日
オーナーズブックで珍しい予告案件がありました。
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今回はずいぶん遠い予告です
オーナーズブックの話題です。
オーナーズブックの新案件は突然来るということはなく、ほとんどの場合事前に情報が展開されます。
(一部の案件では募集開始日は公開されますが、開始時間が非開示ということはあります)
情報開示から募集開始は1〜3日くらいが多い印象ですが、今回は珍しい予告がありました。
本日時点でWebサイト上で開示されていますが、募集開始は24日の夕方です。
・世田谷区マンション素地底地1号ファンド1回
募集開始:5/24 18:00〜
予定利率:5%
期間:25ヶ月
貸付総額:1億500万円(主部分)
担保:世田谷区の土地(2筆)に対する根抵当権設定
評価額 1億5,125万円
LTV:69%
物件リスク分析では、稼働率のリスクが空白になっています。
これは「リスク最低値」ではなく、「リスク評価対象外」であることには注意が必要だと思います。
理由は、今回対象となる土地の一つは素地、もう一つは底地のためです。
*素地:開発(今回であればマンション開発)を行う際の、宅地造成工事を行う前の土地
*底地:借地権がついた宅地の所有権のこと。
土地の所有権は地主にあるが、借地権者に無断で自由に利用したり転売することはできない
土地の正確な場所については「担保不動産・借入人を特定する情報の開示に必要な要件を満たさないため」
非公開となっていますが、担保土地についてはかなりの情報が公開されていると思います。
以下、その内容を見ていきます。
話は逸れますが、「情報開示に必要な要件を満たさない」というのは、借入人の意向なのかそれともオーナ
ーズブックのシステムや体制上の問題なのか。
経営母体が上場会社ということもあり、色々と手続きに時間がかかっているのかもしれません。
実名化を期待して待ちたいと思います。
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案件紹介
今回の案件ですが、担保となる土地は2つあります。
それぞれの内容は以下の通りです。なお、@とAは隣接しているとのことです。
@世田谷区代田のマンション素地 評価額1億400万円
・土地上には未登記の店舗付き住宅(1964年築?)がある
・使用者兼居住者は本件貸付実行までに退去する
・根抵当権は建物にも設定しているが、価値はゼロ。取り壊し費用は評価額から差し引き済。
A世田谷区代田の底地 評価額4,725万円
・土地上には店舗兼住宅と、事務所兼住宅がある(1963年〜1964年築?)
・これら二つの借主はいずれも個人、おそらく別の人物?
・地代滞納は無し、退去予定はおそらく無し。
ということで、今回は@の建物を潰してマンション開発を行うための資金を募集するもの。
@の評価額だけではオーバーローンになってしまうので、隣接するAの底地を追加担保とした、ということ
なのだろうと思います。
Aについては退去予定は無いようですが、そもそもこちらはマンション開発の予定もなさそうですし、地代
滞納もないので大きな問題ではないと考えます。
(万が一の場合でも、時間をかければ大きな損害にはならないという意味で)。
先月オーナーズブックから大規模な償還があり、まだ資金が滞留しています。
ということで私の場合は今回の案件、参戦してみようと思います。
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posted by SALLOW at 11:00
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