2019年03月29日
【雑記】選択は先延ばしにしても、カードは握っておく。
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薄れてきたリタイアへの情熱
今回は雑記です。
ソーシャルレンディングに投資した金額の一部には遅延があり、その一部は損失になるかもしれません。
それを差し引いても資産はまずまず順調に成長を続けています。
目標資産額を厳格に設定してはいませんが、それでも大きな区切りまではもう一歩というところです。
で、その目標資産額に近づくにつれて、リタイアの情熱は薄れてきています。
まったく現金なものです。
カードだけは握っておきます
だからと言って、リタイアへの熱意が薄れた分仕事する気になったかというと、そんなこともなく。
私の場合、リタイアをしたい理由が「仕事をしたくないから」ではない事も関係しているのでしょう。
別に仕事が嫌いなわけではなく、「仕事しない方が好きだから」が私のリタイア志望理由です。
仕事の内容にしても、(私にとってはそれほど)ストレスがかかるものではありません。
仕事のやり方に関しては大きな権限があり、業務時間管理についても結果さえ出していれば、とやかく言わ
れることはほとんどないからです。
ということで当面は仕事を続けますが、「退職」というカードは常に握っておきます。
そのカードを握っておけば、会社が理不尽を言ってきた場合のカウンターになるからです。
Undoは効かないので軽々に使うものではありませんが、使うべき時はためらう必要はないとも思います。
例えば仕事の内容が大幅に変わる、就業場所が変わるなどの望まない変化を押しつけられることになれば
カードをチラ付かせることで、交渉を有利に進めることができるでしょう。
それで「じゃあ要らないよ」と言われたらそれまで。ご縁がなかったというものです。
選択は先延ばしにしても、選択肢だけは手放すつもりはありません。
採用権限が会社側にあるように、退職権限は従業員側にあるわけですから、できれば自分にとってもっとも
有利な状況で一度しか使えない選択肢を使っていきたいものです。
ナンバーワンやオンリーワンではなく
ここからは自分語りになりますので、興味のない方は読み飛ばして下さい。
先ほど仕事のやり方や業務時間管理に権限を持っていると書きましたが、もちろん最初からそうだったわけ
ではありません。
こういった立場になるためには、相応の苦労も冷や飯もありました。
ある程度優秀であっても、代わりがいる労働力は安く使われます。
興味や好きな事を磨き、技術や知識を身に付けなければ、自分の我を通すことはできないでしょう。
(技術や知識の下積みとして勉強が必要なので、勉強が要らないというわけではありませんが)
だからと言って、ナンバーワンやオンリーワンを目指すというのも違うと想います。
もちろん目指すのは個人の自由ですが、そこにたどり着けるのはほんのわずかな人間だけ。リスクリターン
を考えれば、そんな選択肢を選ぶべきではないと考えます。
「貴重な人材になれ」とは良く言われますが、誰もがなれないから「貴重」なわけです。
ですから目指すべきは、「代わりがいない人材」ではなく、「代わりはいるけど見つけるのが大変」という
人材なのだと思いますし、実際に私もそこを目指してある程度の成功を収めました。
私がいなくなっても会社は潰れませんが、しばらくは困ります。だから強く出られるわけです。
(あまり大きな声では言えませんが、自分の仕事のコア部分はわざとブラックボックス化しています)
10%×10%×10%の考え方
知識やコミュニケーション能力は大事ですが、それは人間が皆持っている基本機能。
同じ物差しで勝負するのなら、レッドオーシャンでガチンコ勝負を挑むようなもの。
それは、競争が激しい割には実入りの少ない、コストパフォーマンスならぬエフォートパフォーマンス
(努力対効果)が低い戦略ではないか、と思うわけです。
例えば社内で10%の人しかできない能力(それ自体は大した能力でなくとも)があったとします。
それを3つほど覚えれば、単純計算で「10%×10%×10%=0.1%」の能力持ちになれるでしょう。
そうやって能力を磨き組み合わせていけば、どんどんと「貴重な人材」に近づいていけるというのが私の
考えであり、実践していることです。
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posted by SALLOW at 11:00
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