2019年03月25日
SBISLから「太陽光発電事業者ファンド2号」登場。あれ、2号?
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新しい案件だと思います
SBIソーシャルレンディング(SBI SL)から新しいファンドが登場しました。
今度は「太陽光発電事業者ローンファンド」。
いつものよくある「メガソーラーローンファンド」とは名前が違います。おそらくは別の事業者に貸付を
行っているのだと推測されます。
・SBISL太陽光発電事業者ローンファンド2号
募集開始:3/26 10:00〜
予定利率:7%
期間:10ヶ月
貸付総額:6億円
担保:@EPC事業者の子会社の持分に対し質権設定
A事業用地に抵当権設定
BA以外の事業用地の地上権に抵当権を設定
C発電設備に譲渡担保権を設定
D解体予定である3棟の建物に抵当権を設定
貸付事業者、その子会社の間で相互に連帯保証
担保評価額:8億3,500万円
最初見た時、おやっと思ったのは「SBISL太陽光発電事業者ローンファンド2号」。
メガソーラーとはナンバリングが異なるのは当然として、2号ということは1号もあったかと思って調べた
ところ、ずいぶん前に募集していました。
・SBISL太陽光発電事業者ローンファンド1号
なんと3年以上前のファンド。オーダーメイドファンドの黎明期の頃です。
今回の案件とはスキームも違えば利率も違うので、おそらくは別の貸付先なのだろうと思います。
つまりは多分、新案件。貸付先の実績が無いのは少し困りますが、貸付先を分散させるという意味では有用
なファンドと言えるのではないでしょうか。
私も一部資金で投資してみたいと思います。6億円なら何とか滑り込めるでしょう。たぶん。
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案件紹介
今回の案件の仕組みは以下のようになっています。
しかし、相変わらずSBIの太陽光案件は、担保の構造が複数あって複雑ですね。
その分だけあらゆる方法で元本を保全しようとしているのでしょうが、複数の担保となるとその手続きが
煩雑になるので、贅沢を言えばシンプルで堅い担保が欲しいものです。
つっこみどころは、Dの解体予定建物への抵当権でしょう。
未登記で対抗要件を持っていないようなものを担保に加えるなと。
なぜDを担保に加えたか分かりませんが、これは別に公表しなくても良かったように思います。
(正直と言えば正直なのですが)
今回の借り手は太陽光発電のEPC事業者。
EPCというのは、「Engineering, Procurement and Construction」→「設計・調達・建設」のこと。
太陽光の発電で事業を営むというよりも、発電までのプロセスを事業としているということでしょうか。
・(参考記事)太陽光発電のEPC事業とはどんなもの? (タイナビ)
もしかして、借り手はメガソーラーファンドで関係のある事業者なのかもしれません。
メガソーラーでは色々な事業者と関係を持つでしょうし、その中でSBI SLによる資金調達に興味を持ち、
今回のファンド組成に至った・・・というのはどうでしょう。当てずっぽうですが。
このあたりも、匿名化が解除されれば色々繋がりが分かってくるのかもしれません。
SBI SLの場合は看板の重さもあり、なかなか小回りの効く対応は取れないかもしれませんが、最も信頼の
おける事業者の一つとして、匿名化の解除には是非取り組んでもらいたいと思います。
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posted by SALLOW at 22:10
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