2017年02月10日
胸式呼吸?腹式呼吸?
「胸式呼吸は肋骨を動かす呼吸で、深い呼吸ができない。
腹式呼吸は横隔膜を動かしお腹が動く呼吸で身体によい。」
などと書いてあるのを見るけれど、実際に深く呼吸をすれば肋骨も横隔膜もお腹もみんな動く。
空気はお腹には入らず、肺にしか入らないわけで、肺を十分に使おうと思えば、当然、横隔膜をしっかり下げるだけでなく、胸も使って呼吸をしなければならない。
肺の位置を見てみると、鎖骨の上から肋骨の下まであり、背中が膨らむ位置にもある。
これを胸式も腹式も全部使う呼吸をヨガでは「完全呼吸」というけれど、最近は「横隔膜呼吸」って言い方もしている人も見かける。
胸式だけだと吸うのはよいけど吐くのが弱く、腹式ばかりだと十分に吸えないし、あまりに胸を動かさないようにお腹だけで呼吸をしようとすると姿勢も悪くなる。
とりあえずは「気持ちのよい範囲で、軽く胸をつり上げるように息を吸い、お腹で息を吐く」というのを心がけるとよいと思う。
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