アラサ−女子の一人旅〜歴史と美術に癒されて〜

HISさんのツアー「悠久のエジプト周遊8日間」で、有史以来最古とされる四大文明の一つ、エジプト文明の壮大な歴史を垣間見ることができました。この記事では、歴史順にエジプト旅行をまとめてみたいと思います。




”エジプト”と聞くだけでときめいてしまう魔法のワード
人類史上こんなにも壮大な歴史があったのだと只々感動の嵐です
遠い昔、今から約5000年前の紀元前3000年頃に、メンフィスを首都として、ナイル川流域上下の小都市国家が統一され誕生した国家がエジプト第1王朝です
時とともに強い力を持った王、ファラオにより、紀元前2600年頃から、有名なピラミッドの建造が盛んに行われるようになりました
（古王国：第3−5王朝、中王国：第11−12王朝）
ヒクソスの侵入により衰退した王国は、紀元前1565年頃、再び統一されます
（新王国：第18−20王朝）
衰退と統一を繰り返し、エジプト王朝はついに他国によって滅びることとなります
紀元前332−紀元後645年頃まで、アレキサンダー大王の大遠征、ローマ帝国の支配と、他の東地中海沿岸の地域と同じ歴史を歩むのです
（グレコローマン時代）
　


古王国時代、首都であったメンフィスは、神殿が建設されるなど繁栄した都市でした。サッカラ・ダハシュールでは、ピラミッドが三角になるまでの変遷を見ることができます。最初から三角ではなかったのですね！ピラミッド！

カイロ郊外(メンフィス)を観光
カイロ郊外(サッカラ)を観光
カイロ郊外(ダハシュール)を観光



エジプトには80以上ピラミッドがあり、造ったのは一つの一族なのだそう！数あるピラミッドの中でも最も巨大で美しく、有名なのがこちらのギザの3大ピラミッドです。

ギザの3大ピラミッド



ピラミッドの時代から数百年、新王国時代の首都ルクソール西岸にある王家の谷は、新王国時代の歴代ファラオが埋葬された岩窟墓群です。

ルクソール西岸、王家の谷



有名なツタンカーメンの王墓からの出土品は、新王国時代のファラオの埋蔵品の凄さを教えてくれます。

エジプト考古学博物館



新王国時代、歴代のファラオによって増改築が繰り返され巨大となったカルナック神殿とその付属神殿であるルクソール神殿では歴代ファラオに思いを馳せることができます。また、新王国時代のファラオの中でも、ナイル川上下にたくさん神殿を造った大人気のラムセス2世の神殿、アブシンベル神殿は、見た瞬間に圧倒されます。

カルナック神殿
ルクソール神殿
アブシンベル神殿



初めにエジプトを支配したアレキサンダー大王は、宗教が大好きなエジプト人のため、エジプトの宗教を大事にしてエジプトを支配しました。その後、エジプトを支配したプトレマイオスもその後のギリシャ人もそのやり方を真似してエジプトを治めています。そのため、プトレマイオス朝時代の神殿にも古代エジプトの文化が息づいているのを見ることができます。

イシス神殿
コムオンボ神殿
エドフ・ホルス神殿


壮大な古代エジプトの歴史を垣間見ることができ幸せです^^
読んで頂きありがとうございます！

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