2週間ほど前に子猫を保護しました。
クリニック受診で、生後1か月半ほどだろうという事でした。
離乳期でごはんもドライのフードをつぶしてミルクでふやかして・・・など、これまで成猫一匹との生活とは違い色々とバタバタしています。
家の近所はわりとノラ猫の多い地域。
また子猫が敷地内に入り込んできたらどうしよう・・・。
とまだ起きていない事を心配しつつ、新しく家族になった子猫の世話にいそしむ日々を楽しんでいました。
昨日リビングの外でスズメがにぎやかに鳴いているのに気づきました。
その声が、たださえずっているのとは違っていて、ガラス窓越しに数羽の姿をチラッと見たんです。
なんだか嫌な予感。
実は今まで野鳥を保護して自然に返した経験が3度ほどあります。
今の家に住み始めてからは2回。
いずれもペットショップでミルウォームという生餌を買ってきて、ピンセットで食べさせ元気になった頃に自然に返したのですが。
外で騒がしく鳴いている、その鳴き方でピンと来たんです。
で、しばらく部屋の中から見ていると、ガレージ内に積んである木材のすき間に、バタバタはばたく影が・・・。
外に出て確認。
いました、木材のすき間に口の端がまだ黄色い巣立ったばかりだろうスズメが。
そっと覗きましたが、こちらに気付き隅に隠れてしまいましたが。
さっきまで親鳥らしい姿も見えましたが、行ってしまったのかその時は見当たらず。
塀と木材のすき間に落ちてしまったようで、まだ飛び慣れていないんか、狭い場所からうまく上へは飛び出せなかったようです。
でも完全に閉鎖されているような場所ではなく、歩いてでも出られるすき間はあったので、しばらく手を出さず見守ることに。
なにより、周辺にカラスが数羽ウロウロしていたので、今すぐ助け出して外に放つのは危険と思ったからです。
出られるすき間があるので、親鳥が来れば脱出可能な状況だと判断しました。
ただ夜気温が下がると危険なので夕方過ぎには一時保護も考えましたが。
そわそわしながら仕事。
しばらく外のにぎやかな鳴き声は続きましたが、いつの間にか静かになってました。
娘が帰ってきた時点で確認しに行くと、いなくなってました・・・。
きっと無事に親鳥とこの場を離れたのだと信じてます。
以前保護した時も梅雨の時期でした。
その子は雨で羽根が濡れてしまって、飛べなくなっていました。
数日保護して元気になって天気の良い日に、保護した場所で放しましたが、親鳥が迎えに来て再開を果たす姿はちょっと感動的でした。
この時は知りませんでしたが、スズメのヒナは拾ってはいけないということです。
巣立ちの練習中のヒナは、まだ上手に飛ぶことができず道に落ちていたりするものだそう。
飛び方やえさのとり方を親鳥から教わっている最中なので、親鳥が必ず近くにいるから近くに危険がなく弱っていないなら触らない方が良いそうです。
今まで保護した子たちは、途中で亡くなってしまった子以外はすべて自然に返してますが、みんな無事に生涯を全うできていたら良いな・・と思います。