2012年07月24日
シャイな壬生狼その壱〜入隊〜
大学生活の舞台、京都。人様のブログで、祇園祭の記事を見た。
「もうそんな時期か……」この頃になると中心部に行くと囃子の音が聴こえてた。この音が好きだった。
この京都に行こうとしたそもそものきっかけは、「懲役3年」の高校時代の修学旅行だ。何故かお土産に、キセルを買った。長いやつ。その頃タバコなんて吸ってないので、実際に使うわけではないんだけど……。
たぶん、「花の慶次」の影響だろう。この頃から、いやずっと昔から漫画脳だ。
この漫画、今読み返してもほんとに面白い。読んだことのない人にはお勧め。最近ペーパーバックみたいな感じでもコンビニとかで売られてます。
今もこのキセルが家にあるので、たまに慶次のマネしてトーントーンってやってみたりする。結構楽しい。
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もとい、モテキ2〜京都の狼〜に入ろう。なんだかみなさん恋愛話が興味あるみたい。祝初の100アクセス記念!アクセス数111件というのもなにか縁起がいい。これが777件になる日が来るのか……。
京都に行って、大学での入学式ではずらりと人が並び次々とビラが渡される。各種のサークルのビラだ。持ちきれないぐらいに手の上にのる。いやのせられていく。
中にはいかがわしいサークルも交じっている。この大学の特に思想系の団体は要注意だと、その時ちょうど勧誘を受けていたアメフト部の先輩が教えてくれた。この大学はアメフト部が強かったが、今はどうなんだろう?あんまり聞かない。関学ばっかりしか優勝してない気がする。
この大学、ドラマ「ガリレオ」を見たことのある人ならその校舎は見ている。時計台が特徴だ。
実は高校時代から勧誘受けていた。俺が所属していた陸上部顧問の体育教師がOBに情報を教えたらしい。
「合格するかどうかもわからないのに、熱心だなあ」とその時は思ったが、どうやら話を聞くと、このアメフト部に入るために3浪する人もいるという話だった。その電話をしてきた人がそうだった。でも一方でちょっと嬉しかった。第一志望校だった。高校時代の勉強の励みにはなった。
一方で、アメフト部の練習にちょっと参加しつつ、他のサークルも見ていた。
「オイラは懲役3年の高校生活終えて出所したばっかりだぜ。またあそこに入ったら別の意味で懲役生活になってきそうだ。体育会系の極致だもんな。いかつすぎるぞ。あの人達。スキンヘッドもいるし。そういやGパンが履けないって言ってたな。だからいつもジャージなんだ。やっぱ、大学生活はモラトリアムでしょ。それなりに楽しく過ごしたいぜ。恋愛もしたいし」とか考えていた。高校は一応共学だったけど、忙しすぎて正直あまり恋愛してない。なにせ「懲役3年」
それまでもいろいろ恋愛のマネゴトぐらいのことはあったけど、実はまだ女性経験はない。
チェリー。
「デラべっぴん」が恋人。そういう男は周りに多かった。
この後すぐに、ひょんなことからチェリーじゃなくなる。(この経緯を書くのはちょっと焦らします)
サークルの中で気になったのは、イベントサークル、そしてテニスサークル。とにかく、数も多いし、何より楽しそう。まさに大学の華みたいな感じだ。ビラを配ったりしてる人もなんとなく爽やかだ。
…………この大学は変な人も多い。文学部のクラスでの一番始めの親睦会でのこと。文学部という性質上、この大学では珍しく女子が4割ぐらいはいる。その懇親会で下ネタだらけの歌……いや下ネタしかない歌をカラオケで力いっぱい歌った人がいた。忌野清四郎のようなあんなカワイイレベルじゃない。「キン……マケタ」「キン……マスカット」
女の子ドン引き。場の会話がしらける。50人ぐらいのクラスなので、テーブルには6〜8人ぐらいが座って会話している。
一緒に飲んでいた女の子が言った。一浪してて、もののわかった人だった。「ああいう人おんねん。この大学、やっぱり有名中高一貫私立卒の人多いやろ? で、だいたいは男子校やねん。そういう中で育ったらああなんねん。わたしが行ってた予備校でも多かったわ」
…………なるほど説得力がある。
オイラはちゃっかり彼の前に歌って喝采を浴びていた。昔から音楽だけは苦手だったが、歌いこんでいる。前の記事で登場したSは実はピアノも弾けて歌もどんな歌もめっちゃウマイ嫌味な野郎なのだが、こいつを含めた何人かでよくカラオケに行っていた。懲役3年の中での唯一の楽しみだった。
オイラが歌ったのは、その当時大好きだったチャゲアスの「恋人はワイン色」
その曲選も含めて誉められた。
「昔の曲だけど意外とみんな知ってるんだな」って思った。でもその当時その歌詞の意味はあんまりわからず歌ってた。
いろいろ突き詰めるタイプなので、オイラはチャゲアスに興味を持ってからずっと過去に遡ってアルバムを買っていた。とびとびながらデビュー曲ぐらいまで遡った。
高校時代そういう曲を歌っていると「もっと流行の曲歌えよ」とか言われてた。
「ひとり咲き」とか「男と女」とか「マリオネット」とか「プライド」とか聴いたことある人います?デビュー曲「ひとり咲き」にいたっては……演歌に近い。でもなんとなく好き。
話がまた逸れぎみだけど、ともあれそのイベントサークル、テニスサークルを回ってみることにした。
ちょうどお花見の時期。花見にも参加した。驚いた。円山公園のしだれ桜の見事さに。
「美しい……」素直にそれだけしか思わない。夜桜は特にいい。
いろんなサークルを回った。いろんなサークルがある。中にはチャラすぎるサークルもあった。
その中で気になったサークルは2つ出てきた。どちらもテニスサークルだ。テニスをやってみようと思っていた。というのも、今まで俺がやってきた部活はサッカー、水泳、陸上短距離。歳とってからは特にサッカーや短距離はできないだろう。新たな趣味を見つけようとしていた。「そういや、じいちゃんがテニスが趣味だったって話だったな」母方の祖父。小学校の校長先生だった。その時点でもう亡くなっていた。
なんか大学時代の物語、長くなりそうだ。導入部だけでこれだけかかってる。多分長編になるので、この辺で続く。
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「もうそんな時期か……」この頃になると中心部に行くと囃子の音が聴こえてた。この音が好きだった。
この京都に行こうとしたそもそものきっかけは、「懲役3年」の高校時代の修学旅行だ。何故かお土産に、キセルを買った。長いやつ。その頃タバコなんて吸ってないので、実際に使うわけではないんだけど……。
たぶん、「花の慶次」の影響だろう。この頃から、いやずっと昔から漫画脳だ。
この漫画、今読み返してもほんとに面白い。読んだことのない人にはお勧め。最近ペーパーバックみたいな感じでもコンビニとかで売られてます。
今もこのキセルが家にあるので、たまに慶次のマネしてトーントーンってやってみたりする。結構楽しい。
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もとい、モテキ2〜京都の狼〜に入ろう。なんだかみなさん恋愛話が興味あるみたい。祝初の100アクセス記念!アクセス数111件というのもなにか縁起がいい。これが777件になる日が来るのか……。
京都に行って、大学での入学式ではずらりと人が並び次々とビラが渡される。各種のサークルのビラだ。持ちきれないぐらいに手の上にのる。いやのせられていく。
中にはいかがわしいサークルも交じっている。この大学の特に思想系の団体は要注意だと、その時ちょうど勧誘を受けていたアメフト部の先輩が教えてくれた。この大学はアメフト部が強かったが、今はどうなんだろう?あんまり聞かない。関学ばっかりしか優勝してない気がする。
この大学、ドラマ「ガリレオ」を見たことのある人ならその校舎は見ている。時計台が特徴だ。
実は高校時代から勧誘受けていた。俺が所属していた陸上部顧問の体育教師がOBに情報を教えたらしい。
「合格するかどうかもわからないのに、熱心だなあ」とその時は思ったが、どうやら話を聞くと、このアメフト部に入るために3浪する人もいるという話だった。その電話をしてきた人がそうだった。でも一方でちょっと嬉しかった。第一志望校だった。高校時代の勉強の励みにはなった。
一方で、アメフト部の練習にちょっと参加しつつ、他のサークルも見ていた。
「オイラは懲役3年の高校生活終えて出所したばっかりだぜ。またあそこに入ったら別の意味で懲役生活になってきそうだ。体育会系の極致だもんな。いかつすぎるぞ。あの人達。スキンヘッドもいるし。そういやGパンが履けないって言ってたな。だからいつもジャージなんだ。やっぱ、大学生活はモラトリアムでしょ。それなりに楽しく過ごしたいぜ。恋愛もしたいし」とか考えていた。高校は一応共学だったけど、忙しすぎて正直あまり恋愛してない。なにせ「懲役3年」
それまでもいろいろ恋愛のマネゴトぐらいのことはあったけど、実はまだ女性経験はない。
チェリー。
「デラべっぴん」が恋人。そういう男は周りに多かった。
この後すぐに、ひょんなことからチェリーじゃなくなる。(この経緯を書くのはちょっと焦らします)
サークルの中で気になったのは、イベントサークル、そしてテニスサークル。とにかく、数も多いし、何より楽しそう。まさに大学の華みたいな感じだ。ビラを配ったりしてる人もなんとなく爽やかだ。
…………この大学は変な人も多い。文学部のクラスでの一番始めの親睦会でのこと。文学部という性質上、この大学では珍しく女子が4割ぐらいはいる。その懇親会で下ネタだらけの歌……いや下ネタしかない歌をカラオケで力いっぱい歌った人がいた。忌野清四郎のようなあんなカワイイレベルじゃない。「キン……マケタ」「キン……マスカット」
女の子ドン引き。場の会話がしらける。50人ぐらいのクラスなので、テーブルには6〜8人ぐらいが座って会話している。
一緒に飲んでいた女の子が言った。一浪してて、もののわかった人だった。「ああいう人おんねん。この大学、やっぱり有名中高一貫私立卒の人多いやろ? で、だいたいは男子校やねん。そういう中で育ったらああなんねん。わたしが行ってた予備校でも多かったわ」
…………なるほど説得力がある。
オイラはちゃっかり彼の前に歌って喝采を浴びていた。昔から音楽だけは苦手だったが、歌いこんでいる。前の記事で登場したSは実はピアノも弾けて歌もどんな歌もめっちゃウマイ嫌味な野郎なのだが、こいつを含めた何人かでよくカラオケに行っていた。懲役3年の中での唯一の楽しみだった。
オイラが歌ったのは、その当時大好きだったチャゲアスの「恋人はワイン色」
その曲選も含めて誉められた。
「昔の曲だけど意外とみんな知ってるんだな」って思った。でもその当時その歌詞の意味はあんまりわからず歌ってた。
いろいろ突き詰めるタイプなので、オイラはチャゲアスに興味を持ってからずっと過去に遡ってアルバムを買っていた。とびとびながらデビュー曲ぐらいまで遡った。
高校時代そういう曲を歌っていると「もっと流行の曲歌えよ」とか言われてた。
「ひとり咲き」とか「男と女」とか「マリオネット」とか「プライド」とか聴いたことある人います?デビュー曲「ひとり咲き」にいたっては……演歌に近い。でもなんとなく好き。
話がまた逸れぎみだけど、ともあれそのイベントサークル、テニスサークルを回ってみることにした。
ちょうどお花見の時期。花見にも参加した。驚いた。円山公園のしだれ桜の見事さに。
「美しい……」素直にそれだけしか思わない。夜桜は特にいい。
いろんなサークルを回った。いろんなサークルがある。中にはチャラすぎるサークルもあった。
その中で気になったサークルは2つ出てきた。どちらもテニスサークルだ。テニスをやってみようと思っていた。というのも、今まで俺がやってきた部活はサッカー、水泳、陸上短距離。歳とってからは特にサッカーや短距離はできないだろう。新たな趣味を見つけようとしていた。「そういや、じいちゃんがテニスが趣味だったって話だったな」母方の祖父。小学校の校長先生だった。その時点でもう亡くなっていた。
なんか大学時代の物語、長くなりそうだ。導入部だけでこれだけかかってる。多分長編になるので、この辺で続く。
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