2012年07月14日
三度の飯より三度の・・・・・・苦悩
今になって、過去の恋愛のことを振り返ってる理由が自分でなんとなくわかった気がする。たぶん、自分なりに改めて恋愛の神髄みたいなものを探ってるんだ。男女の関わりのあり方を考え直してるんだ。俺はもうすぐまた独身に戻るんだから。
恋愛の神髄と書いたが、これはひょっとすると死ぬまでわからないことかもしれない。あるべき男女の関わり方なんてのも本当の正解はないだろう。千差万別としかいいようがない。
ただ、自分にとってどういう人が合うのかというヒントを与えてくれる気がする。
日本最大お見合いパーティーといえば、エクシオ
続きに入ろう。
ある日、その日も二人で行きつけの朝まで開いている居酒屋で飲んでいた。
俺はその頃、本当に悩んでいた。自分の将来が見えなくなっていた。(ノω・、)
司法試験をそれまで2回受けた。受けるまで2年間は勉強していたので、もう4年ほど勉強していることになる。しかし、結果は出ない。
この頃の司法試験を、それぐらいで諦めるのは確かに甘ちゃんだ。試験会場に行くと10年選手らしき人たちがゴロゴロいる。
しかし、見切りが大事な試験だった。見切りを誤ると、もはや新卒として就職ができない年齢になってしまうのだ。もう俺は24歳になっていたと思う。実際に、ダブルスクールで通っていた予備校の友人も見切りをつける人が出始めていた。気持ちがよくわかる。
この期を逃すと、もう受かるまで続けるしかなくなる。しかし、いつ受かるという保証もない。ひょっとしたら30歳ぐらいまで受からないかもしれない。第一、そういう競争相手に勝たなければ受からないのだ。それに、長くやれば受かるというものでもない。長くやればやるほど、方向性を見誤ってくる人も多い。法律の世界は深遠だ。ハマり始めるとあらぬ方向の勉強をしてしまう。そうしているうちに、逆に必要な知識の方がおろそかになってしまうこともある。考えれば考えるほど、倫理の世界までも足を踏み込む。哲学にいたることもある。
『社会通念』って何だよ?それを説明できるのか?「この判例は、根本的に間違っている。価値判断が先にあって、論理的帰結によって出た結論じゃない」って考えだす。司法試験受験生としてはこういう批判精神は必要なのだが、あまりにそれに拘りすぎるとどうもいけない。実務家選考試験であるという視点を忘れる。まだ社会に出たことがない青い頃だ。
俺の20代はひょっとしたらこの孤独な戦争で終わるかもしれないと考えると気が遠くなった。(ノω・、)大学の友人も、4年で卒業し就職した者、院に行って忙しく研究を始めた者も多く、気が付いたらバイト以外では何日も一言も発してないことがよくあった。
プライドや自信もズタボロになっていた。小中高校の時に教室掃除をしていた時の長く使ったボロ雑巾のような・・・・・・・・・・。それぐらいの気分だった。人生で初めての大きな挫折だったかもしれない。
俺も、親父に似たのか、あまり人前で自分の弱さは出さない。そう努める。
だが、おそらくこのHMにはバレていただろう。(*^_^*)Aバイト中俺のテンションが上がらない理由とか気付いていただろう。お客さんは社会人が多い。学生があんまり来るようなとこじゃない。
社会への渇望。そういう気持ちも芽生えていた。
だからこの子は、俺にこっそり生ビールを差し入れてくれるんだ。
宴会の場の雰囲気もよく読む子だ。表情の変化もよく読み取る。
「そろそろ、雑炊の準備に入っていいよね。鍋引いてくる」
「料理が遅いってお客さんがイラつき始めてる。厨房に催促しなきゃ」そういうのを機敏に読み取る。
合コンなら合コン.net
また話があらぬ方向にいった。
そう、この子と飲んでた時の話だ。
たぶん、相手の彼氏の話はその日も聞かされていたと思う。
「映画創るんだって言ってるんだけど、どうなのかわからない。特にそういう人脈とかあるわけじゃないし・・・・・・・・・。夢は買うんだけど、製作費とかどうするんだろ?」そういう話は聞いていた。
HMにとって、この彼氏が人生で一番初めに付き合った彼氏だった。
「え!?高校時代だってモテただろ?」と聞いたことがある。
「モテなかったよ。かいかぶり過ぎだって。わたし何の取り柄もないし」
すごく意外に感じたのを覚えてる。この子は、米倉涼子みたいなルックスの子だ。
まあ、高校時代の写真を後日見せてもらったら、似合わないおかっぱ頭みたいな感じだったが。
田舎の子。俺は親近感しか感じない。俺も田舎の産だ。
なんだか、俺はとてつもない寂しさに襲われていた。(´;ω;`)友人は社会人になり、研究への道へ進み、俺はいつも自宅で一人勉強している。その時の俺の彼女ははるかかなた、オーストラリアにいる。今しゃべっているHMだって、人様の彼女だ。
この子の前で、俺は自分の彼女のことを会話にも出さなくなっていた。俺の中で、心の割合も日増しに少なくなっている。夜寝る時思い浮かべるのも、もうHMになっている。話を聞かれても、なんとなくしか答えない。
「今日は、俺の家でもっと飲むか。俺、寂しがり屋で」
その時、他意があったわけじゃないと思う。孤独な生活が辛かっただけのはずだ。
二人でチャリを飛ばす。京都の学生の移動はほとんどこれだ。俺の家もまあ中心部から近い。
家についた。雑然としている。俺は整頓が苦手だ。整理は得意なつもりだが。
そういや、俺の家は昔サークルのたまり場になってたけど、最近そういうこともなくなったなって思ってた。いつも一人。(T?T)ダラダラ
サークル運営のスタッフ会議、よくここで開いてた。隣の人に何度壁をどつかれたかわからない。
どつかれることも、もうなくなっている。
HMはこの時まで来たことあったっけ?いつも店から近い彼女の部屋に行ってた気がする。
思い出し始めると、とりとめがない。
別に、ひっぱってるわけじゃないが・・・・・・・・・・・。
続く
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恋愛の神髄と書いたが、これはひょっとすると死ぬまでわからないことかもしれない。あるべき男女の関わり方なんてのも本当の正解はないだろう。千差万別としかいいようがない。
ただ、自分にとってどういう人が合うのかというヒントを与えてくれる気がする。
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俺はその頃、本当に悩んでいた。自分の将来が見えなくなっていた。(ノω・、)
司法試験をそれまで2回受けた。受けるまで2年間は勉強していたので、もう4年ほど勉強していることになる。しかし、結果は出ない。
この頃の司法試験を、それぐらいで諦めるのは確かに甘ちゃんだ。試験会場に行くと10年選手らしき人たちがゴロゴロいる。
しかし、見切りが大事な試験だった。見切りを誤ると、もはや新卒として就職ができない年齢になってしまうのだ。もう俺は24歳になっていたと思う。実際に、ダブルスクールで通っていた予備校の友人も見切りをつける人が出始めていた。気持ちがよくわかる。
この期を逃すと、もう受かるまで続けるしかなくなる。しかし、いつ受かるという保証もない。ひょっとしたら30歳ぐらいまで受からないかもしれない。第一、そういう競争相手に勝たなければ受からないのだ。それに、長くやれば受かるというものでもない。長くやればやるほど、方向性を見誤ってくる人も多い。法律の世界は深遠だ。ハマり始めるとあらぬ方向の勉強をしてしまう。そうしているうちに、逆に必要な知識の方がおろそかになってしまうこともある。考えれば考えるほど、倫理の世界までも足を踏み込む。哲学にいたることもある。
『社会通念』って何だよ?それを説明できるのか?「この判例は、根本的に間違っている。価値判断が先にあって、論理的帰結によって出た結論じゃない」って考えだす。司法試験受験生としてはこういう批判精神は必要なのだが、あまりにそれに拘りすぎるとどうもいけない。実務家選考試験であるという視点を忘れる。まだ社会に出たことがない青い頃だ。
俺の20代はひょっとしたらこの孤独な戦争で終わるかもしれないと考えると気が遠くなった。(ノω・、)大学の友人も、4年で卒業し就職した者、院に行って忙しく研究を始めた者も多く、気が付いたらバイト以外では何日も一言も発してないことがよくあった。
プライドや自信もズタボロになっていた。小中高校の時に教室掃除をしていた時の長く使ったボロ雑巾のような・・・・・・・・・・。それぐらいの気分だった。人生で初めての大きな挫折だったかもしれない。
俺も、親父に似たのか、あまり人前で自分の弱さは出さない。そう努める。
だが、おそらくこのHMにはバレていただろう。(*^_^*)Aバイト中俺のテンションが上がらない理由とか気付いていただろう。お客さんは社会人が多い。学生があんまり来るようなとこじゃない。
社会への渇望。そういう気持ちも芽生えていた。
だからこの子は、俺にこっそり生ビールを差し入れてくれるんだ。
宴会の場の雰囲気もよく読む子だ。表情の変化もよく読み取る。
「そろそろ、雑炊の準備に入っていいよね。鍋引いてくる」
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そう、この子と飲んでた時の話だ。
たぶん、相手の彼氏の話はその日も聞かされていたと思う。
「映画創るんだって言ってるんだけど、どうなのかわからない。特にそういう人脈とかあるわけじゃないし・・・・・・・・・。夢は買うんだけど、製作費とかどうするんだろ?」そういう話は聞いていた。
HMにとって、この彼氏が人生で一番初めに付き合った彼氏だった。
「え!?高校時代だってモテただろ?」と聞いたことがある。
「モテなかったよ。かいかぶり過ぎだって。わたし何の取り柄もないし」
すごく意外に感じたのを覚えてる。この子は、米倉涼子みたいなルックスの子だ。
まあ、高校時代の写真を後日見せてもらったら、似合わないおかっぱ頭みたいな感じだったが。
田舎の子。俺は親近感しか感じない。俺も田舎の産だ。
なんだか、俺はとてつもない寂しさに襲われていた。(´;ω;`)友人は社会人になり、研究への道へ進み、俺はいつも自宅で一人勉強している。その時の俺の彼女ははるかかなた、オーストラリアにいる。今しゃべっているHMだって、人様の彼女だ。
この子の前で、俺は自分の彼女のことを会話にも出さなくなっていた。俺の中で、心の割合も日増しに少なくなっている。夜寝る時思い浮かべるのも、もうHMになっている。話を聞かれても、なんとなくしか答えない。
「今日は、俺の家でもっと飲むか。俺、寂しがり屋で」
その時、他意があったわけじゃないと思う。孤独な生活が辛かっただけのはずだ。
二人でチャリを飛ばす。京都の学生の移動はほとんどこれだ。俺の家もまあ中心部から近い。
家についた。雑然としている。俺は整頓が苦手だ。整理は得意なつもりだが。
そういや、俺の家は昔サークルのたまり場になってたけど、最近そういうこともなくなったなって思ってた。いつも一人。(T?T)ダラダラ
サークル運営のスタッフ会議、よくここで開いてた。隣の人に何度壁をどつかれたかわからない。
どつかれることも、もうなくなっている。
HMはこの時まで来たことあったっけ?いつも店から近い彼女の部屋に行ってた気がする。
思い出し始めると、とりとめがない。
別に、ひっぱってるわけじゃないが・・・・・・・・・・・。
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