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2024年04月22日

ふえたwww



身内の白内障手術の付き添いで、WEBマンガと原作小説にはまってしまい、
自分のブログをほったらかしにする、というね。

そりゃ、そっちが面白いからなぁwwww

そのどさくさで日切れ食材は処分したが、とある理由で調味料が増えとる。

*****

最初の調味料は塩だけだった。
塩さえあればどーにかなる。宇宙世紀になってもかわらない。

不在時に閉めきると40℃をこえる自室。
そこで保存できたのは、水分を含まない塩だけだった。

チューブ入り調味料も同じことで、のちに増えたものも粉体にかたよった。
愛読した柘植久慶先生の本にしたがって、次に導入したのはカレー粉だ。

さ、し、す、せ、そ、が揃うのはずっとあと、
冷蔵庫が導入されてからで、それまでは、その二つで過ごした。

さ:砂糖 今となっては軽視していた。
し:塩
す:酢 「さけへん」だからよかろうと酒の代わりにそのまま飲んでえらいめにあった。
せ:醤油 この塩分でも傷むのだよ。
そ:味噌 高級品だったよ。

調味料は、食材でもあり、茶葉でもあると考えていて、
カネに余裕のあるときどき、実験のため一時的に増える。
いまは増えていて棚はこうなっとる。

岩塩
コショウ(粉、あらびき黒、粉レッド)
あらびきガーリック
粉しょうが
七味
一味

うまみ調味料(味の素→いの一番へ)
昆布茶
粉山椒

カレー粉
五香粉

ターメリック
クミン
カルダモン
コリアンダー
ガラムマサラ

粉コーヒーミルク
3gグラニュー糖(コーヒーシュガー)


別記する液体調味料もそうだが、
兼ねられるものは兼ねてアイテム数を絞るので、
実験が終われば約半数になる。

もっとも、続けてきて思うんだが、調理のコツって、
「飽きないことを根性だけにたよらないこと」じゃないのかと感じていて、
これからも不定期に増えたり減ったりするのだろうなぁ。


2024年03月22日

期限切れ一掃作戦



賞味期限と消費期限と実際の可食限度については、
シンプルな話ができない昨今、語らない。
これまでは鷹揚にあつかってきたが。

最近ちょっとしたことで腹を下すwww
トシのせいかなんのせいか、抵抗力が下がっているのだろう。
貧者にとって、健康を損なわないことこそ最大のリスク回避。
それゆえ今回は神経質になってみた。

冷凍冷蔵庫、常温ストック棚の食材・調味料について、
指定保存環境で未開封のもの含めて、
消費期限を過ぎているものをすべて廃棄した。
問題はなかったが、例の謎ソースも潔く処分した。

大きかろうが小さかろうが冷蔵庫に死蔵品がつきまとうのは、
ヒトに保存の本能があるからかも知れないが、
もうそんなこたどーでもいい。
冷蔵庫や棚の稼動空間がかなり回復したのはなんなんだ。

買ってきた時点でモノの存在を忘れてしまう者が身近にいると
なんともいえない気分になる。ほんとうに。
それを利用して、手前に積まれたモノの後ろを整理するだけだが、
自分もそうなってはいないか?

ほんとうは消費期限が十分残っている段階で
フードバンクにまわすべきなのだ。
なんだかんだ自分の衰えが悔やまれる。

あきらめるな、俺。選べ、トシのとり方。


2024年03月09日

二手、三手、先を読んで行うものだ。


たたかいに関する某名言、皆さまもご存知だろう。

*****

タイマーが動いていないと気づいた。卵を茹でてるまっ最中だ。

シーズン1の頃のわたしなら、
「24」のCMアイキャッチが脳内再生されていたところだが。

ふ、と半呼吸をはき、その瞬間を見聞きする。
湯の音、泡の大きさ、今日の卵の大きさと個数。体感時間。
…あとこんなものか。残り時間を決めてセットすると、
今度はタイマーが動き出すのを目視したのち、作業に戻った。

失敗しないように何手か準備する、これ大事。
失敗したらどうするか何手か準備する、これも大事。
準備のないまま失敗する、これ何回やらかしたか。
すくなくとも慌てないことは身についたが。
(慣れたって言うなーっっっ)

調理は時間とのボケツッコミ。
1秒迷っているうちに
10キロ進んでしまう戦闘機のようなもので、
瞬間の判断が結果をわける。

はたして、卵はベストの仕上がりになっていた。
出会いがしら、大事。

*****

タイマーボタン表面のシリコンゴムが柔らかすぎ、
指の力を吸収して内側の機械スイッチが入らないことがある。
ふだんはタイマーが動き始めたのを確認してから
次の作業にかかっていたのだが、
今日はそれを見落としたようだ。

俺はあとどれだけのことを見落としながら
生きさらばえていくんだろう。

いや、まだだ。まだ終わらんよ。


2024年03月07日

ちょっとマテリアル(8)スパイスボトル、調味料の小瓶



コショウがわかりやすい。
同じ調味料の小瓶でも、開けたてと使いさしの香りの差。

どうしようもないものとあきらめていたが、それでも、
ねじ式のキャップほうがフリップ式のものよりも
香りが保たれる期間が長いのに気づいた。
そりゃそうだ、密閉が高い。

そもそも保存よりも作業性を優先しての形なのだ、
調理が生業、という暮らしではないので、
以来、使いきったねじ式キャップの小瓶に、
フリップ式のものの中身を移して使っている。

小瓶の内部洗浄は、卵の殻を利用すると簡単だ。
砕いて温水と洗剤と一緒に入れ、しばらくシェイクしまくる。
きれいなるよ。
天日で十分に乾かしてから使う。

化粧フィルムははがしてしまうので、
識別は中身の目視でおこなう。
たぶん紫外線がとめられないのがデメリットだが、
香りの劣化が遅くなってるってことは、
品質劣化もたぶんそうなので、
密封性のほうが効くようだ。

ところどころキャップの色がかわるが、
同じ規格の小瓶に異なったハーブが入って
仲良く並んでいる様子はなかなか和むビジュアルだ。
お試しあれ。


その一杯のためにする(13)デトックス



ラジオから「手紙〜拝啓十五の君へ〜」が聴こえていた。
不意に、涙がながれた。

*****

男は涙を見せぬもの、という世代だ。
気持ちや感情を出さないよう教育を受け、
出すすわけにはいかない現場にどういうわけか恵まれた。
だだ漏れの部分もあったはずだが、ともあれ
それを目指す日々を何年も過ごし、涙など枯れた感覚だった。

心の病気になった。
こわれるところがあったことにおどろき、存外あわてた。

考えるに、認識のずっと以前からそうだったのだろう。
居合わせた方々、いてくれた方々には申し訳ないかぎりだ。

気づき、思いやり、感性といったものは、能力であって、
おそらく素質として、わたしには欠けていて、
こうなった遠因のひとつだ。

だが、能力には筋力の側面がある。ならば、生きる限り
その能力に近づくことをあきらめるべきではなかろう。

仕事もなくなった。気兼ねする必要は最低限になった。

何をどうしたかったか?
何かになりたかったか?
どう生きたかったか?

涙腺がゆるくなったのはおそらくトシのせいではない。
発出するタイミングを奪われたまま溜まったままだった、
気づけなかったなにものかが、
涙のかたちを借りているだけではないのか。

戦地で捕虜になったまま戦争が終わり、
収容所を放り出されたような感じだ。
そんな経験なかろうに。

*****

ラジオはいつしか「なごり雪」にかわっていた。
卒業の季節。

脳内自動変換で「なごり寿司」が流れ、わたしは吹いた。


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買い物をすると現金が戻ってくる♪【monoka】