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2024年03月11日

京都府京都市左京区 水の神を祀る 水神の総本宮 貴船神社を訪れる 2023年10月28日来訪

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マイナスイオン溢れる癒しのパワースポット、貴船神社(きふねじんじゃ)です。

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京都駅から約1時間半かけて鉄道とバスを数回乗り継ぎ、水の神を祀る神秘の地、「貴船神社」を目指す。
バスを最終到着地の貴船で降り、歩を進めると、大きな朱色の鳥居が見えてくる。
ニの鳥居をくぐった先に、パンフレット等でも馴染みがある、左右に灯籠が並ぶ石畳の階段が広がる。
階段の上り口では、絶好の写真を撮ろうと、多くの観光客がカメラを石段に向けて構えていた。
比較的緩やかで登りやすい石階段。
冬季には、積雪時限定で夜間に特別ライトアップをするようだ。
雪が魅せる灯籠階段の参道は、さぞかし美しいに違いない。

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階段を登った先には、「本宮(ほんぐう)」が待ち構えている。
貴船神社は絵馬発祥の地。
古来奉納されていた、晴れを願う際の白馬や雨を願う際の黒馬に代わり、木の板に馬を描いた絵馬が奉納されるようになった。
良縁祈願の願いは木札に記され、絵馬掛所にはたくさんの絵馬が並ぶ。
参拝を終えたあと、足を授与所へ向けると、「水占(みずうら)みくじ」という気になるおみくじを見つけた。
初穂料200円を納め、みくじ用紙を手に御神水が流れる水辺へ。
水に浮かべると、文字が浮かび上がり、おみくじの結果が現れた。
結果は末吉。
どうやら慎重な姿勢が必要なようだ。
貴船神社は水の神様を祀る神社であり、透き通った冷たい水が気持ちいい。
御朱印やお守りなどは本宮でしか買えないようなので、先に買っておくのがおすすめだ。

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次に「結社(ゆいのやしろ)」へ向かった。
縁結びで有名な結社には、良縁を求め願う参拝者が多く集う。
四方八方が緑に囲まれている境内。
清々しくなんとも息がしやすい。
参拝したあと、ここで重大な間違いに気づく。
貴船神社は三社詣(さんしゃまいり)といい、「本宮→奥宮→結社」の順番で参拝するのが正しい参拝方法であるが、地理的な位置関係で進むと「本宮→結社→奥宮」の順となる。
道なりに進んでしまい、順番を間違えてしまった。
事前にしっかり予習しておけばと思い、悔やまれる。
初めて訪れる方にはぜひとも気をつけていただきたい。

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奥宮の門をくぐる前には、立派な御神木がそびえ立つ。
地上に降り注ぐ木漏れ日が、御神木が発する力強いエネルギーの演出に一役買っている。
見ているだけで力が湧いてくるような、神秘的で素晴らしい光景を見せる木は「連理の杉」。
大正天皇の皇后 貞明皇后が貴船神社ご参拝の際に称賛された御神木で、杉と楓が連なり、夫婦の和合の姿を表しているようだ。
道行く人々は、連理の杉の前で必ず立ち止まっていた。
奥宮まで続く長い道のり。
長時間の歩行も全く苦に感じない、霊気に満ちた癒しの時間を過ごせた。

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順番は前後したが、「奥宮(おくみや)」に到着。
高い木々に囲まれた敷地は広く、多くの参拝客で賑わう。
本殿の真下には「龍穴(りゅうけつ)」といわれる大きな穴が空いており、その上に社が建てられたそうだ。
日本三大龍穴のひとつでもある貴船神社 奥宮の龍穴は、龍神のエネルギーが湧き出るパワースポット。 
その神聖さから、龍穴は誰も見てはいけないとされる。
明るく澄んだ空気の中、厳かな雰囲気が漂い、背筋が伸びる。
拝殿にて参拝したあとは、境内を深呼吸しながら、散策を楽しんだ。

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奥宮からの帰り道、木々に囲まれたマイナスイオン溢れる道を歩く。
道沿いには川が流れ、せせらぎが最高の癒しを与えてくれる。
川床で食事をするのも風流だ。
夏場に納涼を楽しみながら、食事ができる場所として設置される川床。
貴船川では川の上に板を置き、「貴船の川床(かわどこ)」と呼ばれる。
一方、鴨川では川の縁に高床を作り、「鴨川の川床(かわゆか)」と呼ばれる。
貴船の川床は水面に近いため真夏でも涼しく、長袖着用が必須らしい。
浴衣で川沿いを散策するのも、風情があって良さそうだ。

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バス停に向かう帰り道、少しだけ色づき始めた楓の紅葉を目にした。
貴船神社は市内から離れており、交通アクセスこそ難しいが、一度訪れるときっと虜になるに違いない。
マイナスイオン溢れる癒しの時間を求めて、是非とも足を運んでほしい場所だ。
貴船神社に参拝したあとは、きっと心も体もスッキリして帰路につけるだろう。

改稿・編集 会長HT

詳しくは以下のリンクを参照してください。
貴船神社 https://kifunejinja.jp/




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