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2024年05月11日

京都府京都市西京区 初冬の京都 嵐山で 鈴虫寺 と 竹寺 を訪ねる 2022年12月5日来訪

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京都 嵐山で訪ねる、紅葉が魅せる 鈴虫寺 と 竹寺 です。

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秋が終わり、次第に寒さを感じる初冬の季節。
未だ残る紅葉の景色を求めて、京都 嵐山へ足を向ける。
嵐山には、「渡月橋」や「竹林の小径」など、見どころが多い。
その中で、「鈴虫寺(すずむしでら)」も、嵐山の魅力を感じる観光スポットとしてぜひとも足を運びたい。
鈴虫寺と呼ばれる「妙徳山 華厳寺(みょうとくざん けごんじ)」へは、渡月橋近くの阪急嵐山駅から京都バスに乗り、約15分ほどで到着。
長閑な雰囲気に包まれた落ち着いた集落の中に、華厳寺はひっそりとたたずむ。
現在は臨済宗に属する禅寺の華厳寺は、江戸時代中期の享保8年(1723年)に、華厳宗の再興のために鳳潭上人(ほうたんしょうにん)によって開かれた寺だ。
鈴虫が一年中鳴いていることから、いつしか「鈴虫寺」と呼ばれるようになったとか。

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階段を登った先には山門があり、その手前にはお地蔵様がいらっしゃる。
正式な参拝方法は、まず説法を聴き、庭園を見学してから最後にお地蔵様に手を合わせる順番だそうだ。
どんな願い事でも叶えてくださるお地蔵様がいることで有名な鈴虫寺。
このお地蔵様は「幸福地蔵菩薩」というらしいが、親しみを持って「幸福地蔵さん」と呼ばれている。
普通、お地蔵様は裸足だが、こちらの幸福地蔵さんは二足の草鞋を履いているらしい。
何しろ、幸福地蔵さんは参拝した人の所まで歩いてきて願いを叶えてくださるそうで、ありがたい限りである。

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山門をくぐり、手続きを終えると、広い畳間のお部屋に通される。
撮影禁止の部屋では鈴虫が飼われており、鈴虫の心地良い鳴き声をBGMに、住職によるユニークな説法を拝聴する。
話された内容は、お寺の参拝方法や、日常生活における心の持ち方など。
大変勉強になる、素晴らしい時間を過ごした。
心に染みる法話を聴いたあと、庭園を散策。
庭園には、残り少なくなった紅葉が美しく映える。
肌寒い空気の中、紅葉を楽しみつつ、消えゆく木々の紅葉に季節の移ろいを感じとる。

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最後は、二足の草鞋を履いた幸福地蔵さんの元へ。
住職による法話を聴き、お地蔵様へのありがたい気持ちが十分に高まった心情で、幸福地蔵さんに向き合う。
重要なのは、しっかり自分の名前や住所を伝えることと、自分だけではなく皆が幸せになるようにお願いをすることだそうだ。
幸福地蔵さんの前は、たくさんの参拝者で賑わい、各々手を合わせていた。
皆がそれぞれに幸せを願う姿は、心温まる光景だ。
「幸福地蔵さんは私の家にも歩いて来てくれるのだろうか」
幸福地蔵さんの訪れを期待し、ワクワクした気持ちでお寺を後にした。

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鈴虫寺を出て、5分ほど歩いて到着する距離にあるのが「竹寺(たけのてら)」だ。
竹寺と呼ばれる「地蔵院」は、一休さんゆかりの地ともいわれており、まさに日本昔ばなしで見たことのあるような世界観。
歴史を感じさせる趣のある門をくぐると、頭上には木々の紅葉が、足元には苔の絨毯が広がる。
自然豊かな参道を、散策しながら本堂へ向かう。
境内は京都市の文化財環境保全地区にも指定されているようだ。

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本堂に到着し、お堂に向かい手を合わせる。
地蔵院は、貞治6年(1367年)足利氏に仕えた戦国武将の細川頼之により創建された。
本尊である地蔵菩薩を中心に、細川頼之、夢窓疎石、宗鏡禅師の木造が安置されており、静寂な雰囲気が漂う。
とんちで有名な一休さんが生まれ、幼年期を過ごしたとされる地蔵院。
美しい景観の中で健やかに過ごされた日々を思うと、何とも羨ましいばかりである。

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別名「竹寺」の名は、境内が竹に包まれている景観から来ているらしい。
帰り道では、紅葉と竹林が相まった、境内の美しい幻想的な空間を歩く。
紅葉の見頃を越え、色あせ始めた紅葉が、新たな季節の到来を予感させる古都 京都。
地蔵院の境内にまだまだ残る、美しいもみじを写真に収めようと、多くの参拝者がカメラを向けていた。
竹林の小径 と比べても、地蔵院の竹林は負けないほど凛々しく美しい。
ぜひ一度、眺めに訪れていただきたい。

改稿・編集 会長HT

詳しくは以下のリンクを参照してください。
妙徳山 華厳寺 鈴虫寺 https://www.suzutera.or.jp/
地蔵院 https://www.takenotera-jizoin.jp/
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