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2024年03月06日

山梨県甲府市 日本一の渓谷美 御岳昇仙峡を歩く 2023年10月22日来訪

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秋晴れの中、水墨画のような景色を楽しめる、昇仙峡(しょうせんきょう)ウォーキングです。

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羅漢寺山(弥三郎岳) 山頂での絶景を求めて、昇仙峡ロープウェイ 山麓の駅、仙娥滝(せんがたき)駅に向かう。
仙娥滝駅から山頂のパノラマ台駅へは、1015mあるロープの距離を、5分ほどかけて移動する。
ゴンドラは2台。
1号器は「ふくちゃん」、2号器は「ゆめちゃん」。
ふくちゃんは、ロープウェイの守り神 福仙人をモチーフにした、昇仙峡ロープウェイのキャラクターだ。
往復料金のチケット代1,300円を支払い、1号器のふくちゃんに乗り込む。
昇仙峡についてのガイド説明を聞きながら、ふくちゃんは、うっすら紅葉した木々の上を進んでゆく。
途中すれ違うゴンドラはゆめちゃんだ。
ふくちゃんの乗客と、妹 ゆめちゃんの乗客が、互いに手を振って行き交う。
「福来りて、夢叶う」 
とても縁起の良い名前の「福」ちゃんや「夢」ちゃんが、ゴンドラの前後で愛らしい顔を向け、観光客の心を和ませている。

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山頂に到着。
パノラマ台駅を降りてすぐ、正面に広がるのが、パワースポット 浮富士広場。
視界は広く、霊峰富士や南アルプスの山々を、テラス席より一望できる。
そこから西に少し下り、富士山を拝むのに最適な富士山遙拝所に到着する。
澄んだ空気の中、頂を雲の上に突き出した、富士の姿が美しい。
秋晴れにも恵まれ、とても心地がよい山の気候。
名物の味噌だれ焼団子をほおばりつつ、富士山を眺める時間は格別だ。

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パノラマ台駅からパノラマ台展望台を経て、山頂最大のパワースポット 弥三郎岳に向かう。
松ぼっくりや落ち葉を拾いながら歩く道中、青空に映える鮮やかな木々の紅葉が美しい。
駅からは約20分の気軽に臨める登山道だが、途中には岩場や石段が待ち構えている。
想像していたよりは険しい道のりだ。

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崖のような斜面の細い道や石段をよじ登るように歩き、弥三郎岳頂上に到着。
大きな一枚岩の上に立つと、富士山や南アルプス、秩父連山など山々の景色が楽しめる。
山の稜線が幾重にも重なる、綺麗なグラデーションの景観が美しい。
気をつけたいのは、周りには柵などなく、少々スリルがある展望場所であること。
少し背筋がゾクゾクするのを感じながら、秋の澄んだ空気に映える、360度の絶景 パノラマビューを堪能した。

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ロープウェイを再び使って山麓の仙娥滝駅に戻る。
周辺には、食堂・土産物屋が立ち並び、特に水晶を売る店が目立つ。
水晶は花崗岩とともに産出されることが多く、昇仙峡は国内でも有名な水晶の産地なのだ。
時間はお昼時。
「ほうとう」の幟旗に吸い寄せられ、食事処「昇仙館」に立ち入る。
山梨県の郷土料理であるほうとうを迷わず注文。
たくさんの野菜が煮込まれ、甘めの味噌が具や麺にしみ込んだ鍋料理は、とても味わい深い。
登山の疲れが癒される、至福の一品だ。

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仙娥滝駅からは7分ほど歩き、場昇仙峡の最奥部に位置する「仙娥滝」に着く。
日本の滝百選に選定されている仙娥滝。
長い石段を下りると、大きな岩石に囲まれた場所に、壮麗な滝が突如としてその姿を現す。
地殻変動によって出来た30mの高さを、滝水が花崗岩の岩肌を削りながら落下している。
昇仙峡の渓谷美は、自然の水流により、長い年月を経て作られたのだ。
マイナスイオンを浴びながら、偉大な自然が創る絶景を前に、しばし休憩する。

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渓谷沿いには約4q続く遊歩道がある。
江戸時代末期、昇仙峡奥地の村に暮らす長田円右衛門を中心とした人々が切り拓き、甲府城下と奥地の村を結んだ。
新道開削は、村人の暮らしを便利にしただけでなく、昇仙峡の素晴らしい景観を世に広めることに繋がった。
険しい岩の掘削は、相当の苦労があったに違いない。
今回は昇仙峡観光協会が紹介する6種類あるモデルコースのうち、ちょっとだけ良い運動をしたい方向けの、「Bコース ウォーキングコース」を選択してウォーキングを楽しむ。
片道2.6qを、40分ほどかけて往復。
途中には、石門、覚円峰(夢の松島)、天空乃社 庭園など、見応えのある絶景が待ち受ける。
休憩をはさみつつ、朝から夕方まで、丸一日渓谷と紅葉を楽しめた昇仙峡の旅。
開削に携わった方々には、感謝の言葉しかない。

改稿・編集 HT

詳しくは以下のリンクを参照してください。
昇仙峡 https://www.shosenkyo-kankoukyokai.com/
昇仙峡ロープウェイ  http://www.shousenkyo-r.jp/
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