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2024年01月26日

京都府宮津市 「天橋立」地を走って天に仰ぎ見る 2021年5月7日来訪

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天と地両方の視点から堪能する、日本三景のひとつ、天橋立(あまのはしだて)です。

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天橋立の付け根に当たる場所へは、JR天橋立駅から徒歩5分ほどだ。
近くのレンタサイクル店にて、歩くには距離がある天橋立の移動手段にぴったりの、自転車を確保する。
天橋立への南の玄関口「小天橋(しょうてんきょう)」にて、ここから始まる非日常の景観を期待し、心が躍る。
通称「廻旋橋」と呼ばれる、天橋立入口の小天橋は、船舶が通過する度に90度旋回する珍しい橋。
運良く時間が合えば、橋の旋回を拝見できる。

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小天橋の橋を渡り、次に迎える大天橋(だいてんきょう)の橋を越え、左右に海の香りを感じる絶景サイクリングロードに入る。
天橋立は、幅約20〜170m、全長約3.6kmの砂州(さす)だ。
約6,700本もの松がこの地に生い茂る。
宮津湾の海流と阿蘇海(あそかい)の海流がぶつかり、砂が徐々に堆積し、砂州が形成された。
陸奥の「松島」、安芸の「宮島」とともに、日本三景と称される「天橋立」。
風光明媚な唯一無二の景色を味わいながら、ペダルを漕いでさっそうと風を切る。

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走り始めて20分ほどかけ、天橋立北側の付け根に到着。
目指す先は「傘松(かさまつ)公園」。
ケーブルカーを利用するために府中駅へ足を運ぶ。
乗車して終点、傘松駅を降りると、そこにはお待ちかねの絶景が拝める展望スペースが。
遠くに見下ろす天橋立は、まさに大地と大地をつなぐ陸の架け橋だ。
澄んだ空気が、空や海、山が創る大自然の中、神秘的な陸の橋をくっきりと浮かび上がらせる。
天橋立は、8世紀に書かれた丹後の国の歴史書『丹後国風土紀』の物語が由来となっている。
国を造ったイザナギの神が、天に通うために梯子(はしご)を造った。
天につながる梯子、天橋立が、神の寝こんでいる間に倒れて現在の姿になったという話だ。
日本古来から連綿と語り継がれてきた神話の世界を、目の前の景色に重ねる。
天橋立は、古代に神の創造物といわれた神聖な地なのだ。

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ここへ来たらやりたかったこと。
「股のぞき」はやはり必須だ。
天橋立を股の間から見る股のぞきは、観光客に定着している行為で、傘松公園が発祥の地と言われる。
1900年(明治33年)頃に、傘松公園に展望所を設置した吉田皆三によって広められた。
天橋立に背を向け、両足を広げ、股の間から改めて絶景を望む。
そこには、右肩上がりに勢いよく天へ昇る龍の姿が。
傘松公園から股のぞきで見える景色は「昇龍観」と呼ばれており、大変縁起が良いとされる。
対岸の天橋立ビューランドでは、「飛龍観」と呼ばれる、天から宝を授かり降臨する龍の姿を見れる。

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一生の間に一度は見るべきと言われる日本の絶景、天橋立を堪能したあと、足を伸ばして向かった先が伊根町(いねちょう)の舟屋(ふなや)群だ。
舟屋は切妻屋根を持つ2階建ての民家で、1階部分が船着き場になっている。
海に面する開口部は、下が石組みやコンクリートのスロープで、小さな漁船であれば簡単に出し入れができる。
丹後半島北東部に位置する京都府与謝郡伊根町は、全国でも珍しい舟屋の里。
波風が立たない、穏やかな海面を持つ地形的特徴を生かし、伊根湾には舟屋・約230軒が軒を連ねる。
まるで海に浮かんでいるようにも見える、入り江の波打ち際に、立ち並ぶ舟屋が見せる特異な景観。
漁村として、全国で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された伊根町の舟屋は、訪れる人を静かに迎え入れる。
天橋立の観光にあわせ、日本の原風景として、こちらにも是非とも足を運んで景色を目に焼きつけたい。

詳しくは以下のリンクを参照してください。
天橋立の概要 https://www.pref.kyoto.jp/tango/tango-doboku/hashitate_gaiyo.html
傘松公園 https://www.amano-hashidate.com/
伊根の舟屋とは|伊根町観光協会 https://www.ine-kankou.jp/funaya

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