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2016年12月30日

ドイツの大晦日は日本の夏の花火と同じ?


今年2016年も余すところわずかとなりました。

1年ってホントあっという間ですね〜!年をとるわけだ・・・。

さて、1年の締めくくりに大晦日をどのように過ごすのか、今から皆それぞれ思案していると思うのですが、ドイツではたいがいが家族、友人たちと集まって、0時になったらシャンペン(ゼクト)で乾杯し、外に出て花火を上げる、というのが定番です。

普段大きな音を立てたり、夏でも花火は禁止されているので、この時ばかりは無礼講です。
野生の動物たちにとっては、生命の危機に晒される大きな迷惑ですよね。
因みに2015年の花火の総売上高は1億3千300万€ だそうです。

去年(というか今年の元旦というか)の大晦日ではケルンの大聖堂前で難民達数人が女性に暴行等を働くと言う事件がありました。

koeln.png

今年はベルリンのクリスマス市でトラックの暴走テロが起きたことを鑑みて、ミュンヘンやベルリン等の大都市では広場に集まる人々の安全確保に当局は頭を痛めているようです。

日本大使館からのメルマガには日本人旅行者の十分な注意や、旅行先を事前に大使館に知らせておくなどの警戒を呼びかけています。

我が家では今年はしっぽりと仲の良い数人が集まって美味しいものを食べ、最後にベランダに出て外で上がる花火を見ようという計画です。

この花火ですが、各家庭が最低10発くらいは上げるとして、それも0時に一斉に放つので、外の空気も一辺に火炎に包まれて,、隣の花火がもやがかかって見えなくなってしまうほどです。

そして10分くらい経つと救急車の音が。
毎年必ず負傷者が出るのです。

ドイツの大晦日は日本の厳かさとは打って変わって、まるで夏日のような花火と騒々しい町の喧騒で締めくくりです。

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