2016年01月09日
日本人の素晴らしさ
今年の年末年始は日本で過ごすことにしました。
久しぶりの日本の大晦日とお正月を満喫しました。
それにしても日本のサービス精神はすごいです。
特に買い物とレストランでの店員さんの対応には脱帽です。
スーパーのレジでは品物を丁寧に扱ってカゴからカゴに移し、イチゴを買おうものなら、「別に袋をお付けしますか?」と聞かれ、一瞬何を言われたのか分からなかった私は、思わずうなずいてしまっていたのですが、すぐに「あ、いえいえ大丈夫です!」という始末。きっと変な人だな〜と思ったに違いない。
またスーパーで特定のお菓子の有無を聞いたとき、店員さんがわざわざ付き添って、あるかどうかの確認をしてくれるという場面もありました。結局そのお菓子は売り切れていてなかったのですが、「申し訳ございません」と誤ってくれのです。こちらが思わず「いえいえ、こちらこそありがとうございました」と言ってしまうほどの対応です。
ドイツのメンタリティでいえば、商品があろうがなかろうが、それは全然店員のせいでもなんでもないので、「謝る」なんてことはまずないです。
百貨店でおせんべいを買えば、まるで何十万円も買い物したような丁寧な扱いを受け、ハングリタイガーというレストランで食事をすれば、「油が飛び散ったので」という理由で、コップごと水を交換してくれる。
こんな(ある意味過剰かと思える)サービスを受けている、またそれを提供している日本という国の人のあり方に、改めて考えさせられました。
「丁寧」「人の立場に立って考える」「腰が低い」「サービス精神旺盛」等々。
「お客様は神様」という概念が当たり前となっている日本人が、ドイツに来て一番最初に思うことは、「ドイツ人の店員の態度の悪さ」です。
このストーリーを書けば1冊の本になるくらいです。箇条書きにすると以下のような感じです。
● レジでお金を払おうとしても、店員同士のおしゃべりが終わるまで待たせられる。
● 店員が仕事をしていたら、こちらがどんなに急いでいても待たせられる。
● 質問をしても「私は知りません」と他人事。(他に聞ける人を紹介してくれることはあまりない)
● レジをどんなに長く待っても「申し訳ございません」ということはまずない。
● 商品の有無を聞いても「私は知りません。どこそこに言って聞いてください」といって、付き添ってくれたりすることはまずない。
● 向こうの質問に分からず、返答に困ることがあったりすると、あからさまにいやな顔をされるとこが多い。(最初ドイツ語がわからなかった頃によく体験しました。)
● 明らかに向こうの落ち度なのに、謝ることが殆どない。
● お客様は神様どころか同等かそれ以下の扱いをする。
● 電話での対応がすごく横柄。
● 同じ店(会社)で別の店員が扱ったことがちゃんと伝わってないことが多い。
細かく書くともっとありますが、ま、ざっとこんな感じでしょうか。
だからこんな扱いを受けている国から、日本に来た外国人が受ける印象は「すごく丁寧」ということになるのは当たり前といえば当たり前かも知れません。
私は日本に帰国するたびにカルチャーショックです。
ドイツではどんな扱いを受けても、「我慢」の2文字だし、でもこれはドイツ人でも共通の概念で、店員に丁寧な扱いを受けることははなから期待していないのです。そういうものではないからです。
よっぽどの高級なところ以外は・・・。
日本人は総じて「礼儀正しい」人が多いですが、「親切」を表に出す人は少ない気がします。
それは感情を「内に秘めた」人が多いからでしょうか。
例えばドアの開放で先に行った人に続いた場合、ドイツでは(外国人でない限り)必ずといっていいほど次の人の為にそのままドアを開けて待っていてくれますが、日本人はそんなあからさまな態度はせず、何気ない風を装って、気付いたらやるということが多い気がします。相手に気づかれないように親切を施すという感じです。やはり奥ゆかしい人種なのですね、日本人は。
このブログを読んでいる方の中には「そんなことない、人による」と考える方もいるかもしれません。どこでも例外はありますが、総じて日本人は奥ゆかしく、礼儀正しい人種なのです。
久しぶりの日本の大晦日とお正月を満喫しました。
それにしても日本のサービス精神はすごいです。
特に買い物とレストランでの店員さんの対応には脱帽です。
スーパーのレジでは品物を丁寧に扱ってカゴからカゴに移し、イチゴを買おうものなら、「別に袋をお付けしますか?」と聞かれ、一瞬何を言われたのか分からなかった私は、思わずうなずいてしまっていたのですが、すぐに「あ、いえいえ大丈夫です!」という始末。きっと変な人だな〜と思ったに違いない。
またスーパーで特定のお菓子の有無を聞いたとき、店員さんがわざわざ付き添って、あるかどうかの確認をしてくれるという場面もありました。結局そのお菓子は売り切れていてなかったのですが、「申し訳ございません」と誤ってくれのです。こちらが思わず「いえいえ、こちらこそありがとうございました」と言ってしまうほどの対応です。
ドイツのメンタリティでいえば、商品があろうがなかろうが、それは全然店員のせいでもなんでもないので、「謝る」なんてことはまずないです。
百貨店でおせんべいを買えば、まるで何十万円も買い物したような丁寧な扱いを受け、ハングリタイガーというレストランで食事をすれば、「油が飛び散ったので」という理由で、コップごと水を交換してくれる。
こんな(ある意味過剰かと思える)サービスを受けている、またそれを提供している日本という国の人のあり方に、改めて考えさせられました。
「丁寧」「人の立場に立って考える」「腰が低い」「サービス精神旺盛」等々。
「お客様は神様」という概念が当たり前となっている日本人が、ドイツに来て一番最初に思うことは、「ドイツ人の店員の態度の悪さ」です。
このストーリーを書けば1冊の本になるくらいです。箇条書きにすると以下のような感じです。
● レジでお金を払おうとしても、店員同士のおしゃべりが終わるまで待たせられる。
● 店員が仕事をしていたら、こちらがどんなに急いでいても待たせられる。
● 質問をしても「私は知りません」と他人事。(他に聞ける人を紹介してくれることはあまりない)
● レジをどんなに長く待っても「申し訳ございません」ということはまずない。
● 商品の有無を聞いても「私は知りません。どこそこに言って聞いてください」といって、付き添ってくれたりすることはまずない。
● 向こうの質問に分からず、返答に困ることがあったりすると、あからさまにいやな顔をされるとこが多い。(最初ドイツ語がわからなかった頃によく体験しました。)
● 明らかに向こうの落ち度なのに、謝ることが殆どない。
● お客様は神様どころか同等かそれ以下の扱いをする。
● 電話での対応がすごく横柄。
● 同じ店(会社)で別の店員が扱ったことがちゃんと伝わってないことが多い。
細かく書くともっとありますが、ま、ざっとこんな感じでしょうか。
だからこんな扱いを受けている国から、日本に来た外国人が受ける印象は「すごく丁寧」ということになるのは当たり前といえば当たり前かも知れません。
私は日本に帰国するたびにカルチャーショックです。
ドイツではどんな扱いを受けても、「我慢」の2文字だし、でもこれはドイツ人でも共通の概念で、店員に丁寧な扱いを受けることははなから期待していないのです。そういうものではないからです。
よっぽどの高級なところ以外は・・・。
日本人は総じて「礼儀正しい」人が多いですが、「親切」を表に出す人は少ない気がします。
それは感情を「内に秘めた」人が多いからでしょうか。
例えばドアの開放で先に行った人に続いた場合、ドイツでは(外国人でない限り)必ずといっていいほど次の人の為にそのままドアを開けて待っていてくれますが、日本人はそんなあからさまな態度はせず、何気ない風を装って、気付いたらやるということが多い気がします。相手に気づかれないように親切を施すという感じです。やはり奥ゆかしい人種なのですね、日本人は。
このブログを読んでいる方の中には「そんなことない、人による」と考える方もいるかもしれません。どこでも例外はありますが、総じて日本人は奥ゆかしく、礼儀正しい人種なのです。
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