2017年08月24日
下田水族館 イルカに触れて遊んだ日「ドルフィンビーチ」
この8月は日本に息子と一時帰国し、この間は下田海中水族館へ「イルカと遊ぼう」なるものへ参加してきました。
もういい加減大人の息子ですが、精神的疾患を患っているので、少しでもイルカに触れさせてあげたいとの思いでした。
イルカはこの地球上で一番波動の高い動物だと言われています。
アメリカなどでは、イルカと触れ合うことで、自閉症や精神的疾患を持った子供達の治療目的にもなっているくらいです。実際イルカと触れることで、自閉症だった子供の改善が見られることもあるそうです。
私が今回申し込んだのは「ドルフィンビーチ」というもので、餌を使わず、自然な形でイルカが来るのを待ち、来たらイルカに触れることができるという、なんだかあまり想像のできないプログラムでした。
料金は一人1,500 円で子供料金はないようです。子供は15歳以上身長150cm以上か、子供一人につき大人一人の付き添いが条件。
これ以外に水族館に入館する入場料も別払いなので、別途 2000円かかります。
水族館の前売りを買うと300円お得ですが、これは下田の駅にあるインフォメーションでも売ってるので、混んでなければこちらをお勧め。
「ドルフィンビーチ」参加に必要なものは水着とタオルだけ。冬にも参加可能みたいですが、ここでは私が体験した夏の情報だけ記します。
午後2時開始のに申し込み、1時半までにドルフィンビーチカウンターに来てくださいということで、その時間に行って注意事項の用紙に記入しました。そこには、「餌を使わないため、イルカの状態によっては寄ってこないこともあります。」という内容の事項があり、それを承諾しますという署名を書きます。
イルカが寄ってくるかどうかはその時の状態によるらしいので、まったくイルカと触れることができなくてもしょうがないですよ〜ということで、これは賭けですね。
さて、1時半から「ドルフィンビーチ」に駆けつけましたが、水着に着替えて待つこと30分。2時の始まりまでバッチリ待ちました。
その間にも、目の前でイルカが元気よく水中から飛び出しては、弧を描いてバシャ〜ンと水しぶきを上げています。
2時に説明が始まり、水中サンダルを貸して貰い、全てが整って目の前の入り江に入るまで約15分程。
全部の行程が50分の予定なので、水に入るのは約35分程度ということに…?
ここで注意なのは、腕に着けた金属、時計は外してくださいとのこと。
カメラやビデオの類もいくら防水でも一切ダメ、という内容はすでに申し込み確認のメールの時に明記してあります。
また体に塗った日焼けクリームの類も海の水が汚れるので洗い流してくださいと言われるので、塗るなら顔だけにしたほうが良さそう。
イルカの触って良い部分と悪い部分の説明を受けます。
目や、尾ひれ、そして頭頂の部分は。早いはなし触ってよいのは背びれの前後と言うことですか。
全ての準備が整って、いざ海中へ。
皆で横一列になって、そろそろと水の中へ。
つめた〜い!
海の底も大小の石がごろごろ。
海中サンダルを履いているので辛うじて痛い思いをしないで前へ進めます。
腰のあたりまで進んで、イルカを待ちます。
海面から背びれが除いています。
1メートル手前ほどまでは来るのですが、なかなかこちらまでは来てくれません。
列を乱して前へ出ることはなので、じっと我慢です。
列の最前後にそれぞれ係りの方が立ってくれて、イルカが来るのを誘導してくれます。
イルカは非常に好奇心の旺盛な生き物らしいので、ヒラヒラしている物を見ると、寄って来るらしいのですが、水着にそういったものが付いてるのは本当はだそうです。
でもその日小さい女の子がヒラヒラの裾がついた水着を着ていたせいか、運が良かったのかは分かりませんが、イルカは何度も私たちの方に寄ってきてくれました。
ついに目の前に寄ってきたイルカに触ることもできました。かわいいっつ!
意外とツルツルとして硬いです。あえて言うならゴムのような感触。
イルカは10センチの脂肪に覆われているらしく、少々タッチしたくらいではあまり感じないそうなので、触るのもゴシゴシしたほうが良いそう。
イルカたちはそれぞれ名前が付いていて、背びれで判断するらしい。
係りのお姉さんたちも時々見分けをするのが大変そうでした。
イルカは遊び好きで、お姉さんたちが持ってきたボールにくらいつくのに大はしゃぎ。
ボールを口にくわえては水の中を泳ぎ回ります。
ボールのお陰で、最後に、またイルカと触れ合うことができました。
これだけでは、息子の精神的疾患が良くなるとは思えませんが、イルカを直に「触れることができた」だけでも一生に一度の思いで作りができました。
水族館ではその後、いろいろな催しがあったので、それを見て結構充実した1日でした。
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