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アトピー治療に生物学的製剤が登場?!

平成25年3月8日(金)

サノフィ株式会社がアトピー性皮膚炎における
IL-4Rα抗体のdupilumabに関して、POCデータを発表しました。

現在はステロイド治療あるいはプロトピック(タクロリムス)での治療がツートップですが
さてさて、これが3つめの柱となるか?!かなり、期待大です笑いキラキラ

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一第71回米国皮膚科学会の最新臨床試険セッションで第lb相データを発表一

フランス、パリおよびニューヨーク州タリータウンー2013年3月2日一

サノフィ(EURONEXT:SANおよびNYSE:SNY]とRegeneron Pharmaceuticals, lnc.(Nasdaq:REGN)は本日、皮下投与で開発中の、インターロイキン4受容体αサブユニット(IL-4R a)に対する高親和性完全ヒト抗体であるdupilumab(REGN668/SAR231893)に関する2件の第lb相試験の集積データが、マイアミで開催された第71回米国皮膚科学会(AAD]で発表されたことをお知らせします。

第lb相試験の主要評価項目は、dupilumabの安全性プロファイルを評価することでした。その他の探索的評価項目には、薬物動態、バイオマーカー、有効性などの評価が含まれました。有効性データからは、dupilumabを150 mgまたは300 mg、4週間にわたって週に1回皮下投与した場合、局所外用薬でコントロール不十分な中等度から重度までのアトピー性皮膚炎(AD)患者の徴侯および症状を有意に改善することが明らかになりました。

具体的には、dupilumabの投与を受けた患者では、体表面積(BSA)スコア、治験責任医師による包括的評価(lGA)スコア、および湿疹面積・重症度指数(MSI)において、ベースラインから4週目までにプラセボと比較して有意な改善が見られました[すべての指標および用量について、プラセボに対してpくO.05)。300mg用量群では、 BSAスコア、 IGAスコア、およびEASIスコアの有意な改善が8週目の時点まで維持されていました(プラセボに対してpくO.05).レスポンダー解析により、4週目の時点でEASlスコアが50%以上低下した患者の割合は、プラセボ群の18.8%に対し、150 mg用量群で54.5%、300mg用量群で71.4%であることが明らかになりました(p<0.05)。最も一般的な有害事象(AE)は、鼻咽頭炎(プラセボの12.5%に対して19.6%)、頭痛1プラセボの6.3%に対して11.8%)でした。

米国オレゴン州ポートランドのオレゴン健康科学大学臨床試験部長であり、本試験の治験責任医師を務めるエリヅク・シンプソン博士(准教授]は、「既存の治療法にもかかわらず、中等度から重度までのアトピー性皮膚炎の患者さんでは、かなりの割合で皮膚の炎症や頑固なかゆみなどが見られ、生活の質に大きな影響が生じています。新しい作用機序を備えたこの生物学的製剤に関する初期段階の結果は、このような患者さんの治療に当たる医師にとって心強く、さらなる臨床研究を実施する根拠となります」と述べています。

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詳しくはサノフィ株式会社を参照




アレグラ錠の進化ver.『ディレグラ配合錠』発売決定!!



アレグラ錠の進化版のお薬、
ディレグラ配合錠が平成25年2月に発売予定とのことです。

【概要】

「ディレグラは、サノフィで開発された第2世代抗ヒスタミン剤の
フェキソフェナジン塩酸塩(商品名:アレグラ)とエフェドリンの
立体異性体でσ交感神経刺激剤の塩酸プソイドエフェドリンの配合剤である。」


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フェキソフェナジン塩酸塩は、主に選択的ヒスタミンH1受容体拮抗作用を示す。
塩酸プソイドエフェドリンは、σ受容体刺激作用による血管平滑筋の収縮により、
血流が減少するため、鼻粘膜の充血や腫脹を軽減し、鼻閉改善効果を示す。


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本剤の有効成分の1つであるフェキソフェナジン塩酸塩は、
錠剤が2000年11月より発売されている。
一方、プソイドエフェドリンは、本邦では医療用医薬品としては販売されておらず、
一般用医薬品として販売されている。
本剤は、中等症以上の鼻閉症状を有するアレルギー性鼻炎患者さんに対し、
1剤でアレルギー性鼻炎の3大症状(くしゃみ、鼻漏、鼻閉)の改善効果を発揮する薬剤である。
なお、本剤の使用は鼻閉症状が強い期間のみの最小限の期間にとどめ、
鼻閉症状の緩解がみられた場合には、速やかに抗ヒスタミン剤の単独療法などへの
切り替えを考慮すること。


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効能・効果
アレルギー性鼻炎

用法・用量
通常、成人及び12歳以上の小児には1回2錠(フキソフェナジン
塩酸塩として60mg及び塩酸プソイドエフェドリンとして120mg)を
1日2回、朝及び夕の空腹時に経口投与する。


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α交感神経刺激剤の経口剤は、従来より一般用医
薬品としては鼻炎用内服薬やかぜ薬に配合され、複
合剤として販売されている。
本剤の有効成分と同じ分類である第2世代抗ヒス
タミン剤(成分名:メキタジン)と.σ交感神経刺
激剤(成分名:塩酸プソイドエフェドリン)を配合
している製品として、アルガード鼻炎薬内服薬Z(ロート製薬)のような製品が発売されている。



ピロリ3剤併用療法で効能が追加承認となりました


ピロリ3剤併用療法で効能が追加承認

ピロリ感染胃炎も保険診療で除菌可能に

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(日経DIのサイトからのニュースです。)
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/trend/201302/529190.html

プロトンポンプ阻害薬、アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン、メトロニダゾールを製造・販売する製薬各社は、2月21日、同薬が、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎における3剤併用除菌療法の効能・効果の追加承認を取得したと発表した。

 これを受けて、承認事項の一部変更申請を行った製品名、製造販売会社は次の通り。

1. プロトンポンプ阻害薬
・タケプロンカプセル15、30、同OD錠15、30(ランソプラゾール) 武田薬品工業
・オメプラール錠10、20(オメプラゾール) アストラゼネカ
・オメプラゾン錠10mg、20mg(オメプラゾール) 田辺三菱製薬
・パリエット錠10mg(ラベプラゾールナトリウム) エーザイ
・ネキシウムカプセル10mg、20mg(エソメプラゾールマグネシウム水和物) アストラゼネカ(販売元第一三共)
・オメプラゾール錠10mg「マイラン」、20mg「マイラン」(オメプラゾール) マイラン製薬
・ラベプラゾールNa塩錠10mg「オーハラ」(ラベプラゾールナトリウム) 大原薬品工業

2. アモキシシリン水和物製剤
・パセトシンカプセル125、250、同錠250 協和発酵キリン
・サワシリンカプセル125、250、同錠250 アステラス製薬
・アモリンカプセル125、250、同細粒10% 武田薬品工業

3. クラリスロマイシン製剤
・クラリス錠200 大正製薬(発売大正富山医薬品)
・クラリシッド錠200mg アボット ジャパン
・クラリスロマイシン錠200mg「マイラン」 マイラン製薬
・クラリスロマイシン錠200mg「タカタ」 高田製薬

4. メトロニダゾール製剤
・フラジール内服錠250mg 塩野義製薬

5. 組合せ製剤
・ランサップ400、800 武田薬品工業
・ランピオンパック 武田薬品工業

 ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎は、ヘリコバクター・ピロリ感染により胃粘膜が障害された状態のことで、胃・十二指腸潰瘍や胃癌などの発症に関係している可能性が指摘されている。

 これまで、除菌が保険診療で行えるのは、胃・十二指腸潰瘍や、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌の内視鏡治療後の胃に限られていたが、2011年12月に、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本ヘリコバクター学会の3学会が、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎においても保険診療で3剤併用による除菌療法が行えるよう求める要望書を厚生労働大臣に提出した。

 これを受けて、12年8月に製薬9社は、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎における3剤併用療法に対する効能・効果の追加を厚生労働省に共同で公知申請し、12年12月には後発品3社も同様の申請を行っていた。


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この決定で、ようやくピロリ菌除菌を自費でやる必要がなくなったと言えます。

自費での除菌の場合、例えばランサップ800を処方されたとして
診察料、調剤料、薬剤費用を合わせて9000〜1万円かかってました。

おそらく今後は保険を使って3000円代で除菌可能と思われます。
ピロリ菌の保菌者は日本人の半数近くおり、ピロリ菌の有害性も
確実に実証されています。

胃炎持ちの方は、ぜひ除菌をオススメしたいと思います。
将来の胃癌のリスクが減ることは確かですので。

アドレナリンとエピネフリンの違い

アドレナリンエピネフリンの違い、って知ってますか?

もちろん知っている人は、全く同じ物質というのは常識ですが、
この2つの名称の間にはこのような時代背景があるようです。↓

高峰譲吉という日本人が世界で初めての
アドレナリンの発見者でかつ命名者であるが、
アジア人が差別的な扱いを受けていたりした時代背景があって、
出遅れたアメリカのエイベルって学者によって
盗作実験をしたことにされてしまった。
その悪い学者が名付けたのがエピネフリンって名前。

今では完全に高峰がアドレナリンの第一発見者と確定していて、
ヨーロッパでは昔から高峰を優先していて「アドレナリン」と呼ぶし、
日本でも最近に「エピネフリン」から「アドレナリン」に呼称を変えた。
アメリカは自国の研究者が悪者扱いになるのが
困るから未だに「エピネフリン」で呼称している。


なので、日本人としてはアドレナリンと呼ぶべきなのですね。
ちょっと面白かったので記事にしてみました^^;

大腸菌(または肺炎桿菌)にマクロライド?!

まず、基礎知識として、

大腸菌(Escherichia coli)は、
グラム陰性の桿菌で通性嫌気性菌に属し、
環境中に存在するバクテリアの主要な種の一つである。
この菌は腸内細菌でもあり、温血動物(鳥類、哺乳類)の消化管内、特に大腸に生息する。

では、エリスロマイシンを始めとするマクロライド系の抗生物質の特徴は・・・

**
この系統の抗生物質は、医薬品としては、主にマイコプラズマ症の特効薬として重
要な意味を持つ。構造的には14員環、15員環、16員環のマクロライドがあり、主として細
菌の70Sリボソームの50Sサブユニットに結合し、ペプチド転移反応を抑制することにより
タンパク合成を阻害し、その結果、細菌の分裂及び増殖を阻害する(静菌作用)。抗菌スペク
トルは、グラム陽性の球菌・桿菌、マイコプラズマ、リケッチア及びクラミジア(オウム病
病原体等)までに及ぶが、グラム陰性菌に対してはカンピロバクター等以外には原則として
無効
である。
**

ちなみに、
尿路感染症(膀胱炎etc)の起炎菌の多くは尿道から進入してきた大腸菌なので
もし尿路感染症の第一選択薬にマクロライド(ジスロマックなど)を使っているお医者さんがいたら
ヤブ医者の恐れありなので注意しましょうw

※同様にクレブシエラ・ニューモニエ(Klebsiella pneumoniae)も、グラム陰性の桿菌(日本では肺炎桿菌とも呼ばれる)ですが、
しばしば尿路感染症や呼吸器感染症を引き起こします。
従って、起炎菌がクレブシエラの場合もマクロライドは無効ですのでご注意ください。

抗MRSA薬

MRSAとは
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(Methicillin-resistant Staphylococcus aureus、MRSA)のことで
病院では「Mが出た」というくらいである。
現在、日本国で承認されている抗MRSA治療薬は

バンコマイシン、テイコプラニン、アルベカシン、リネゾリド、ダプトマイシン

がある。
以下、参考として
http://www.kufm.kagoshima-u.ac.jp/~ict/koukinyaku/antiMRSAdrugs.htm より。

a. 塩酸バンコマイシン(VCM)

グリコペプチド系の殺菌的に作用する抗MRSA薬で、豊富な実績があり且つ各臓器への移行性も良好である。髄液へ移行するのは本薬剤とリネゾリドのみである(ただし移行性は高くはない)。腎機能障害者への投与は慎重に行う必要があるが、しっかりしたTDMを行えば投与は十分可能である。筋肉など皮下組織への移行はテイコプラニン、リネゾリドに劣る。腎障害、聴神経障害の可能性が高くなるため、アミノグリコシド系薬との併用は避ける。また、急速なワンショット静注や短時間での点滴静注を行うと、レッドネック症候群、血圧低下等の副作用が発現することがあるので、60分以上かけて点滴静注する。

b. テイコプラニン(TEIC)

 グリコペプチド系の殺菌的に作用する抗MRSA薬で、心臓・肺組織・骨への移行が良好である。特に筋肉など皮下組織への移行はリネゾリドと並んで高い。ただし髄液への移行は良くない。一般に血液透析で除去されないのでしっかりしたTDMは必須である。VCMとTEICの効果および安全性に関するメタ解析によると、治療効果はほぼ同等であるが、TEICの方が有意に腎障害、レッドネック症候群の発現率が低いことが示されている。一方、肝障害についてはTEICの方が発現しやすい傾向にある。

c. 硫酸アルベカシン(ABK)

 アミノグリコシド系の殺菌的に作用する抗MRSA薬で、唯一グラム陰性菌にも効果があり、他の抗MRSA薬との交差耐性が少ない。しかし、当院では唯一耐性菌が検出されている抗MRSA薬でもある。その耐性率(MIC>8)は、2010年は7%である。胸水・腹水・心嚢液・滑膜液への移行は良好であるが髄液・皮下組織・骨への移行は良くない。神経筋接合部に作用するので重症筋無力症患者では慎重投与。

d. リネゾリド(LZD)

 オキサゾリジノン系の抗MRSA・抗VRE薬で、抗MRSA薬の中では唯一静菌的に作用し他の抗MRSA薬と交差耐性が少ない。保険適応があるのはMRSA感染症及びVRE感染症のみである。筋肉などの皮下組織・骨・肺への移行が特に良好である。また、体重40kg未満、授乳婦などでは慎重に投与する必要がある。とくに副作用としては骨髄抑制(血小板減少など)に注意が必要である。本薬剤とキヌプリスチン・ダルホプリスチンだけが、国内で承認された抗VRE薬であるため、その使用に当たっては、しっかりした根拠が必要である。

血小板減少は添付文書では14日を越えて投与される場合には注意が必要とされている。さらに、腎機能障害患者では腎機能正常患者に比べ、LZD投与により有意に血小板を減少させることが報告されている。腎機能障害患者に投与する際は、血小板減少のリスクが高くなることを考慮する必要がある。当院の平成19年8月現在の実績では、20例中11例(55%)に血小板減少の副作用が認められ、使用前の末梢血血小板数が正常であった場合の投与開始から血小板減少出現までの期間は13.7±8.3日、使用前の末梢血血小板数がすでに正常値以下だった場合は4.0±4.8日であった。有効例11例中2例(18.2%)は血小板減少が原因で治癒前に本薬剤の投与が中止された。他疾患などで死亡した症例を除き、血小板減少を示した8例中7例(87.5%)の血小板数は血小板輸血無しに回復し、その期間は血小板減少発生日から15.3±11.9日であった。

e. ダプトマイシン(DAP)

 環状リポペプチド系の殺菌的に作用する抗MRSA薬であり、敗血症、感染性心内膜炎、皮膚軟部組織感染症に使用される。一方、肺サーファクタントに結合し、不活化されるため肺炎には使用しない。濃度依存的に効果を示す薬剤であり、1日1回投与が推奨されるが、腎排泄型の薬剤であるため、クレアチニンクリアランスが30 mL/min未満の場合は、2日に1回投与する。また、1日2回以上投与した場合、血中クレアチンキナーゼ(CK)値の上昇が認められ、さらに、トラフ濃度が24.3 μg/mL以上でCK上昇が示されているので、DAP投与中は定期的なCK値の確認が必要である。

薬学生は必携!「薬剤師国試 でる順 医薬品」

さて、今年の薬剤師国家試験も近づいてきましたね。

青本とか虹本で勉強していう人も多いと思いますが、

今日、ご紹介する参考書は

テコム薬学セミナー(医学評論社)が出版している

キラキラ薬剤師国試でる順医薬品キラキラ

です。

こちらの本はタイトルの通り、薬剤師国家試験にでる医薬品が

全ての範囲を横断的に網羅して

出る順に並んでいることです。

しかも中身も非常に充実しているので、ちょっと気になる医薬品を調べるだけで

「あぁ〜、この医薬品は今までに十◯回も出題されている重要医薬品なんだなぁ」

と感覚的にすごく分かりやすいです。

(薬剤師国家試験の超頻出医薬品・・・モルヒネ、アスピリン(アセチルサリチル酸)、プロプラノロール、ジゴキシン、ニトログリセリン、ワルファリン、フェニトイン、テオフィリン、バンコマイシンなどなど)

国家試験後に気になった医薬品を復習するのにも役立つので

薬剤師が持っていても損しない気もします^^;

ちょこっとだけ、中身を紹介するので気になったからは買っちゃいましょう!!

買って損はしません!国試直前の最後の復習にもってこいです

もちろん、6年生だけでなくCBT対策や、意識の高い1〜5年生の薬学生にもお勧めです電球

また、この本はパラパラめくっているだけでも楽しいですよ〜笑顔

(参考画像)
テオフィリン
ペンダゾシン
カルバマゼピン


なお、最新版の表紙はこんな感じです↓(画像をクリックするとamazonの購入ページへいけます)



禿頭,脱毛症,AGAの治療薬〜ポラリス NR10〜

ポラリス(Polaris)は,ミノキシジルを主成分とした脱毛治療薬です(米国製)。

そのポラリスシリーズの中でも最もミノキシジル濃度が高い

NR-10についてレポートします。

いきなりですが、最近容器が変更になったようです。

私が使い始めたのは平成24年8月末からですが、

約1ヶ月後に2本目を注文したときは新しい容器(写真右側)に変わってました。

前の容器では,蓋がとても開けにくかったのが改良されていました。

なお、中身の変更はないようです。



そしてNR-10のミノキシジルの濃度はなんと16%!!

日本で発売されている,脱毛治療薬のリアップX5は5%なので

3倍以上も高濃度に配合されている上,

ミノキシジルは,ハゲ(脱毛)を治療する塗り薬としては

最もエビデンスが多くあり,その有効性が証明されている成分です。

カルプロニウム(商品名フロジン,アロビックス,カロヤンetc)や

ケトコナゾール(ニゾラール)なども脱毛治療薬として使われることがありますが,

今のところ,総合的にはミノキシジルがNo.1となっております。

さらにポラリス NR-10は,これでもか,というくらい他にも頭髪育成をサポートする成分が入っているのも特徴です。

※なお,男性ホルモン系に作用するフィナステリドが含有されているので
NOT FOR WOMEN」となっております。

ここで参考に成分の一覧表を記しておきます。

-------------------------------------成分-------------------------------------

■ポラリスNR-10
Minoxidil〈ミノキシジル〉 16%
Finasteride〈フィナステリド〉 0.1%
Aloe Vera Gel〈アロエベラ ジェル〉
Decyl Oleate〈オレイン酸デシル〉
Safflower Oil〈サフラワー油〉
Glycerin〈グリセリン〉
Glyceryl Stearate〈ステアリン酸グリセリル〉
Phospholipids,(Lipospheres)〈リン脂質(脂肪球)〉
Squalane〈スクアラン〉
Cetyl Alcohol〈セチルアルコール〉
Glucose〈グルコース〉
Magnesium Aspartate Sucrose〈アスパラギン酸マグネシウムスクロース〉
Glutamic Acid〈グルタミン酸〉
Aspartic Acid〈アスパラギン酸〉
Hexyl Nicotinate〈ニコチン酸ヘキシル〉
Wheat Germ Oil〈小麦胚種油〉
Hydrolyzed Vegetable Protein〈アミノ酸液〉
Palmitoyl Oligopeptide〈パルミトイルオリゴペプチド〉
Procyanidin b-2〈プロシアニジンb-2〉
Acetyl Glutamyl Heptapeptide-3〈グルタミン酸アセチルヘプタペプチド-3〉
Soluble Marine Collagen〈溶解性海洋コラーゲン〉- 頭皮や毛包の弾力を高め、頭皮への毛髪の定着を促す
Hydrolyzed Elastin〈加水分解エラスチン〉- 頭皮や毛包の弾力を高め、頭皮への毛髪の定着を促す
D-Panthenol〈D-パンテノール〉
Ginseng Extract〈朝鮮人参エキス〉
Guar Gum〈グアーガム〉
Alanine〈アラニン〉
Allantoin〈アラントイン〉 - やけどの治療などにも使用される成分
Retinyl Palmitate〈レチニル・パルミテート〉 - シワ取り効果があると言われている
Ascorbyl Palmitate〈パルミチン酸アスコルビル〉
Dipeptide Diaminobutyrooyl Benzylamide Diacetate〈ジペプチド・ジアミノプチリルクロリド・ベンジルアミド二酢酸〉
Vascular Endothelial Growth Factor(VEGF)〈血管内皮細胞増殖因子(VEGF)〉
Olive Butter〈オリーブバター〉
Glycosaminoglycans〈グリコサミノグリカン〉
Phenoxyethanol〈フェノキシエタノール〉
Chlorophyll〈葉緑素〉
Carrot Oil〈人参種子油〉
Potassium Sorbate〈ソルビン酸カリウム〉
Sodium Benzoate〈安息香酸ソーダ〉
GHK-Cu〈銅ペプチド〉
Citric Acid〈クエン酸〉
------------------------------------------------------------------------------

ちなみにポラリスNR-10の性状は「淡黄色泥状乳液」と思ってください。

匂いは微香性で、個人的には全く気になりません。



〜実際の私の使用前、使用後(約2ヶ月)の写真です〜

ちなみに私は、主にM字ハゲを気にしていたので

前頭部のみにポラリスNR10を塗布していました。

1日2回1回につき2〜3プッシュですね。

もちろんたまには塗り忘れた日があります。

ではでは・・

現在1ヶ月半くらいですが、このようになりました↓!!(上の写真は使用前)














そして反対側は・・・・・・・・・・
















結果(途中経過)

産毛は大幅に増えたと思います。

そして、その濃さも黒色を強めた感じがあるものの、

太さはまだまだ細く、近くからだと効果を実感できるけど

遠目から見るとあまり変わらない。といったところ・・・

とりあえず順調だと思うので

今後、数ヶ月はポラリスを使用して経過をみていきたいと思う。

少しずつ太く健康な黒色髪の毛へと成長することを祈る。

また,その後にポラリスを中断した場合に

そのまま健康毛でいてくれるのかは大いに不安である。

もしポラリスを止めたら居なくなってしまうような髪の毛なら

もしかしたら、「ハゲてもいいやっ」と思う年齢になるまで一生ポラリスと共存か汗

バイエル社のエバミールについて



成分名はロルメタゼパム。ロラメットという商品も同じです。
エバミールちゃんは意外にもベンゾジアゼピンの中でも優秀な子だったりします。

以下,その理由です。

エバミール錠1.0 は米国ワイス社(現ファイザー社)で合成され
たベンゾジアゼピン系睡眠薬であり、強い鎮静作用、抗不安作用、
睡眠増強作用および抗けいれん作用と比較的弱い
筋弛緩作用を示し、約10 時間の消失半減期を有する。


本剤は、1975 年にドイツ連邦共和国においてシエーリングAG
(現バイエル・シエーリング・ファーマ社)とワイス社との共同開発が開始され、
各種臨床試験を経て、1980 年に承認された。
本邦においては、1980 年より前臨床試験を、1981 年より臨床試
験を開始した。その結果、本剤の睡眠導入剤としての有効性と安全性が認められ、
1990 年に承認を得て発売に至った。

(1) 健常者を対照とした第T相試験の終夜睡眠ポリグラフィーによ
る各睡眠段階を科学的に検討した結果、本剤はレム睡眠、
ノンレム睡眠への影響が少なく生理的に自然な睡眠パターンを
導入した。


(2) 不眠症患者を対象とした精神科、神経科、心療内科・内科領域
の第V相二重盲検試験の結果、本剤は従来使用されている製剤
と同様、優れた睡眠改善効果が認められた。また、本剤は各種
不眠症(入眠障害、熟眠障害、中途・早朝覚醒)に対しも有効
性が認められた。
国内で実施された不眠症患者を対象とした
本剤の臨床試験(990 例)の改善率は83%であった。(やや改善
を含む)

(3) 本剤は製剤学的特性としてω1受容体への選択性が高く、
筋弛緩作用が弱い。
(ラット、マウス)

(4) 本剤は肝の代謝過程においてグルクロン抱合化が行われ、肝
薬物代謝酵素による代謝を受けないベンゾジアゼピン系睡眠剤である。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ぱっと見,弱点が見当たりませんね(^^;)

ω1受容体への選択性が高い,ってことは筋弛緩作用が弱いので
高齢者にとっては,夜間の排尿時などにフラつき・転倒のリスクが少ないってことで
マイスリーやアモバン,ルネスタがω1受容体への選択性が高いことで有名ですが

エバミールなんですね!

個人的には,寝起きが弱いタイプなので
半減期が10時間よりもう少し短かったら最高だのですが,
まぁ,今のままの性質でも十分優良な薬ですね。

といっても処方するお医者は少ないのかな?
どちらかと言えばマイナーなほうでしょうか?

あと,ハルシオンやロヒプノールやベゲタミンが好きな人は
物足りないでしょうね汗


双極性障害(躁うつ病)の注意点


双極性障害(躁うつ病)は20代-30代を中心に
男女の性差なく
100人に1人がかかる病気です(2007年の論文)

現在,双極性障害の適応がある薬剤は大きく2つあります。

1つめは「気分安定薬」と呼ばれる
・炭酸リチウム
・バルプロ酸ナトリウム(VPA)
・カルバマゼピン(CBZ)
・ラモトリギン(←気分が落ち込んでいるときに処方されやすく,効果は高いが発疹がでやすいというデメリットがある,なお,テグレトールも発疹が出やすい)

2つめは「非定型抗精神病薬」と呼ばれる
・オランザピン
・アリピプラゾール(APZ)(2012年5月に適応追加となりましたキラキラ

です。

さて,双極性障害(躁うつ病)の注意点ですが・・・

実は双極性障害の病態なのに,医師が見誤って単なるうつ病と診断をしてしまった場合

薬物治療のファーストライン(第一選択薬)はパキシル,ルボックス,デプロメール,ジェイゾロフトといったSSRIとなります。

しかし双極性障害のうつ状態では,「抗うつ剤」の使用により,うつ状態から急に躁状態が出現する躁転が引き起こされることがあり,注意が必要です。

2011年の論文では,うつ病の症状で受診した患者の16%が双極性障害だったという報告がありました(n=5635人)


また双極性障害で知っておいておかなけばならないことは
治療しないとどうなるか?ということです。

双極性障害はもともと再発を繰り返しやすい病気ですが,
治療をしないままでいると「鬱」と「躁転」の間の病態が安定している寛解期が短くなってしまうことが問題となります。

この現象を急速交代化(ラピッドサイクリング)といいます。(=1年に4回以上,躁状態とうつ状態を繰り返すこと)

この現象が起こると自殺のリスクが大幅に高まることが知られています。

双極性障害の治療は「早期発見」と「早期治療」,そして「継続した服薬」が大切となってきます。

そのことを周りの人が理解してサポートすることが大事です。

症状によって社会的地位や友人など大切なものを失ってしまう病気でもあります,早めの受診を心がけましょう



(さらに双極性障害に興味がある方へ)
病態の重症度を判定するためのスコアとして
・PANSS総合スコア
・YMARS総スコア
というものがあります。ぜひ,お調べになってください。

 
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