アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

DNAウイルスの覚え方【語呂】

国家試験対策で必ず覚える鉄板のDNAウイルスの覚え方(ゴロ)を紹介致します。

------------------------------------------------------


■DNAウイルスの覚え方■

「デビットヘアー、パピー」(「パピー、デビットヘアー」でも可)

 【DNAウイルス】
 B型肝炎ウイルス(HBV)

 痘瘡ウイルス

 ヘルペスウイルス科
 アデノウイルス


パピー ヒトパピローマウイルス

------------------------------------------------------

※ウイルスは国際ウイルス分類委員会の分類上、約30,000種ほど登録されてるが
ヒトに病原性があるのものは、それほど多くない。

⇒病原性のあるウイルスの中で、DNAウイルスとRNAウイルスでは、DNAウイルスのほうが数が少ないので
 DNAウイルスを覚えるのが得策である。

【補足】
@ B型肝炎ウイルス・・・ヘパドナウイルス科、エンベロープあり、不完全な二本鎖DNAをもつ、逆転写酵素とDNAポリメラーゼ活性を有するタンパク質をもつ
※ヘパドナはヘパ(肝)に感染するドナ(DNAウイルス)の意

A 痘瘡ウイルス・・・天然痘の病原体。エンベロープあり。地球上から根絶している(アメリカとロシアの2施設のみ現存)

B ヘルペスウイルス科・・・ヘルペスウイルス科には単純ヘルペスウイルス1型(⇒口唇ヘルペスの主な原因)、単純ヘルペスウイルス2型(性器ヘルペスの主な原因)、水痘・帯状疱疹ウイルス、ヒトサイトメガロウイルス、エプスタイン・バー(EB)ウイルスなどが含まれることに注意。エンベロープあり。

C アデノウイルス・・・咽頭結膜炎(プール熱、水泳プール結膜炎)の原因。エンベロープなし。

D ヒトパピローマウイルス・・・主にHPV16型、18型が子宮頸がん原因となる。エンベロープなし。
 (子宮頸がんワクチンもHPV16型と18型のカプシドタンパク質の抗原を含有する)

※その他、DNAウイルスとして重要なものでリンゴ病(伝染性紅斑)を引き起こすヒトパルボウイルスがあるが、国家試験対策としての優先順位は低い




カルシトニンは、進化の名残り?!

■カルシトニンの構造と生理作用

・カルシトニンは甲状腺のC細胞(傍濾胞細胞)から分泌されるアミノ酸32個からなるペプチドホルモンである。

・カルシトニンは、破骨細胞に直接作用して、骨吸収を抑制する。

・カルシトニンは、尿細管でのCa再吸収を抑制することによって血中カルシウムを低下させる。
「カル下に。。。」と覚える

・ヒトの場合は血中Caは主にパラトルモンによって調整されており、ヒトカルシトニンの生理的意義は
不明である。(ヒトのカルシトニンは、進化の名残りかもしれないというタイトルにつながる)

・一方、海水という高Ca環境下で生息する魚類においては、Ca排泄機構は極めて重要であり、サケのカルシトニンは
ヒトのカルシトニンの40〜100倍の生理活性ももつ
⇒このため高カルシウム血症の治療にはサケカルシトニンが用いられる。
※一般的に、魚類に比べてヒトのカルシトニンは生理活性は約1/40である

・骨粗しょう症の治療薬で有名なエルカトニンは、合成ウナギカルシトニン誘導体で、疼痛抑制系のセロトニン神経系を介した鎮痛作用があり、医薬品として用いられれる

・ヒトとウナギのカルシトニンの相同性は50%である

・ウナギカルシトニンとサケカルシトニンの間には生理活性に大きな違いはない
(アミノ酸配列としては26番目のアミノ酸が1個異なるのみである)




抗ヒスタミン薬の最高血中濃度到達時間(Tmax)一覧と眠くなりにくい抗ヒスタミン薬

今回は、第二世代の抗ヒスタミン薬の最高血中濃度到達時間(Tmax)をまとめです。

鼻炎やアトピーで症状が強いときは、一刻も速く薬が効いてほしいものですよね

第二世代抗ヒスタミン薬は数多くありますが、
その最高血中濃度到達時間(Tmax)が短く、速く効いてくれるのは以下のとおりです

第1位・・・オロパタジン(アレロック
Tmaxは0.75時間(OD錠)、普通錠で0.92時間〜1.00時間

第2位・・・ベポタスチン(タリオン
⇒Tmaxは、OD錠で1.0時間、普通錠で1.1時間

第3位・・・セチリジン(≒レボセチリジン)、(商品名はそれぞれジルテック、ザイザル
⇒Tmaxは、セチリジンで約1.0〜1.4時間、レボセチリジンで約0.75〜1.00時間

速く効く薬が欲しいときは、上記の薬を希望しましょう!!

※また2017年11月に発売された新薬である抗PAF作用を併せもつ第二世代抗ヒスタミン薬のルパタジン(商品名:ルパフィンは、体内で代謝されて
デスロラタジンになるのですが、
そのTmaxは、0.91時間(デスロラタジンは2.08時間)と上記の薬たちに匹敵する速さですので
新しい薬が好きな人はルパフィンを処方してもらうのもいいですね

***

■眠くなりにくい抗ヒスタミン薬■
・フェキソフェナジン(商品名:アレグラ) Tmax 約2.2時間
・ロラタジン(商品名:クラリチン) 空腹時Tmax 約1.2時間、食後Tmax 約1.6時間
・デスロラタジン(商品名:デザレックス) Tmax 1.5時間〜2.5時間
・ビラスチン(商品名:ビラノア) Tmax 約1.00時間


上記の薬は
眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう十分注意すること」という記載がなく、中枢に対する抑制作用が弱いため、眠気が出てほしくない人(日中の集中力が低下してほしくない人)は、これらのような眠気が少ない(インペアード・パフォーマンスが起こりにくい)薬を処方してもらうのがいいと思います




   
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。