アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

ピロリ3剤併用療法で効能が追加承認となりました


ピロリ3剤併用療法で効能が追加承認

ピロリ感染胃炎も保険診療で除菌可能に

****************************************************************************************

(日経DIのサイトからのニュースです。)
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/trend/201302/529190.html

プロトンポンプ阻害薬、アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン、メトロニダゾールを製造・販売する製薬各社は、2月21日、同薬が、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎における3剤併用除菌療法の効能・効果の追加承認を取得したと発表した。

 これを受けて、承認事項の一部変更申請を行った製品名、製造販売会社は次の通り。

1. プロトンポンプ阻害薬
・タケプロンカプセル15、30、同OD錠15、30(ランソプラゾール) 武田薬品工業
・オメプラール錠10、20(オメプラゾール) アストラゼネカ
・オメプラゾン錠10mg、20mg(オメプラゾール) 田辺三菱製薬
・パリエット錠10mg(ラベプラゾールナトリウム) エーザイ
・ネキシウムカプセル10mg、20mg(エソメプラゾールマグネシウム水和物) アストラゼネカ(販売元第一三共)
・オメプラゾール錠10mg「マイラン」、20mg「マイラン」(オメプラゾール) マイラン製薬
・ラベプラゾールNa塩錠10mg「オーハラ」(ラベプラゾールナトリウム) 大原薬品工業

2. アモキシシリン水和物製剤
・パセトシンカプセル125、250、同錠250 協和発酵キリン
・サワシリンカプセル125、250、同錠250 アステラス製薬
・アモリンカプセル125、250、同細粒10% 武田薬品工業

3. クラリスロマイシン製剤
・クラリス錠200 大正製薬(発売大正富山医薬品)
・クラリシッド錠200mg アボット ジャパン
・クラリスロマイシン錠200mg「マイラン」 マイラン製薬
・クラリスロマイシン錠200mg「タカタ」 高田製薬

4. メトロニダゾール製剤
・フラジール内服錠250mg 塩野義製薬

5. 組合せ製剤
・ランサップ400、800 武田薬品工業
・ランピオンパック 武田薬品工業

 ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎は、ヘリコバクター・ピロリ感染により胃粘膜が障害された状態のことで、胃・十二指腸潰瘍や胃癌などの発症に関係している可能性が指摘されている。

 これまで、除菌が保険診療で行えるのは、胃・十二指腸潰瘍や、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌の内視鏡治療後の胃に限られていたが、2011年12月に、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本ヘリコバクター学会の3学会が、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎においても保険診療で3剤併用による除菌療法が行えるよう求める要望書を厚生労働大臣に提出した。

 これを受けて、12年8月に製薬9社は、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎における3剤併用療法に対する効能・効果の追加を厚生労働省に共同で公知申請し、12年12月には後発品3社も同様の申請を行っていた。


****************************************************************************************

この決定で、ようやくピロリ菌除菌を自費でやる必要がなくなったと言えます。

自費での除菌の場合、例えばランサップ800を処方されたとして
診察料、調剤料、薬剤費用を合わせて9000〜1万円かかってました。

おそらく今後は保険を使って3000円代で除菌可能と思われます。
ピロリ菌の保菌者は日本人の半数近くおり、ピロリ菌の有害性も
確実に実証されています。

胃炎持ちの方は、ぜひ除菌をオススメしたいと思います。
将来の胃癌のリスクが減ることは確かですので。


この記事へのコメント

   
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。