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2018年01月08日
アイデアの科学1 〜アイデアを考え伝えるのは難しい
今の世の中、色々なタイミングでアイデアを求められます。
企業にいてサービスや新商品を考える仕事をしているときだけでなく、
家族に旅行を提案したり、欲しいものを妻や夫に話をするのにも
色々なアイデアが必要になります。
よく言われるのは
なんとなく頭の中でイメージは、あるのだけど相手に伝えられない。
浮かんだアイデアを具体的に説明しようとすると消えてしまう。
アイデアが形になったけど相手を説得できる感じがない…
そんな経験はないでしょうか?
とにかく頭の中でイメージしたアイデアを表現したり、
伝えたりすることは難しいのです。
アイデアを出す仕事の人は少なからず書店に行って
アイデア発想法や企画の作り方のような本を
探したかもしれません。
本屋さんにはアイデアを作り
それを相手に説明するテクニックを解説した本が複数あります。
しかしそれらの本の多くは企画で活躍する成功者の方が
経験則を中心にまとめられたものです。
そこから多くのことは学べますが
私たちがそのまま真似をして出来るものかどうか
どうも違和感を覚えている。
「違うんだ、こんな難しいことをさせないでくれ」と
私は書店の中心で何度も叫びそうになりました。
そして話のどれもが言われてみると確かにそうなんだけど、
なんか科学的な根拠が不足していて
「なぜそうなるのか」がわからなく
「本当かな〜」と半信半疑で進めなくてはいけないこともある。
どうも違和感をずっと覚えていました。
ポーポー・ポロダクションは心理学の知見を使い
色々なものを作ったり、企業の商品、サービスを改善したり、
アドバイスをしてきました。
様々な場所で多くの人がアイデアについて困っている現場に
立ち会ってきました。
たとえばカーデザイナーを志す学生たちは、
頭の中にとても斬新でおもしろい車のアイデアを持っていましたが
だがそれをうまく表現する方法を知らずに苦しんでいました。
なんか面白いことを考えるなと思いましたが
その思いはけしてまとまることはなかったのです。
またある開発メーカーでは素晴らしい商品の企画ができても、
その素晴らしさをうまく社内で説明できずに困っていました。
彼らは優秀で頭がとても良い。
でもこれでは社内で説得できないだろうなという現場を見てきました。
仮に社内でうまく説明できても
肝心の利用者には伝わらないなということもよくあります。
こうした現場をたくさん見て、
私はアイデアを
脳科学と心理学の科学的な視点で
「作る」こと、
より良いものとして「魅せる」こと、
そして相手にうまく「伝える」こと
を目的としてまとめる本が必要と考えました。
思考のメカニズムにそってアイデアを生み出し、
目的に応じて人を動かす心理テクニックをまとめています。
アイデアを作る初心者でも簡単に理解できるように
専門的な話はできるだけかみ砕いて解説しました。
また中級者、上級者の方が読んでも
新しい発見や深い知見が得られるような
テクニックも多く集めています。
わかりやすくて簡単に読め、
でも読み終わってみると深い知識と使える技が得られている
そんな本を書きたいと思いました。
たとえば「この見せ方が良い」というところで止めずに
「どうしてこの見せ方が良いのか」というところまで
出来るだけ踏み込んで書こうとしています。
また成功者の方法を検証し、一般的に定説とされていることの根拠を探し、
脳科学と心理学を結びました。
仮説を立てて立証していくなどの作業をおこないました。
そして根拠があるもの、もしくは類似効果から同一の効果があると
強く推測できるものをまとめて一冊の本にしました。
個人差があるものもあり、すべての人が納得して
強い効果がでるものばかりではありませんが、
この知識を知っていると知っていないでは
アイデア作りに大きな差がでると思います。
デザインの感性的なものを科学的に紐解こうとした
ロングセラー書籍『デザインの科学』に次ぐ
「アイデア」を科学的に論理的にまとめた本です。
SBクリエイティブ、サイエンス・アイ新書から
1月16日発売予定です。
ぜひ見てください。
ありそうでなかった本
あなたのアイデア作りを見違えるようにする本です。
企業にいてサービスや新商品を考える仕事をしているときだけでなく、
家族に旅行を提案したり、欲しいものを妻や夫に話をするのにも
色々なアイデアが必要になります。
よく言われるのは
なんとなく頭の中でイメージは、あるのだけど相手に伝えられない。
浮かんだアイデアを具体的に説明しようとすると消えてしまう。
アイデアが形になったけど相手を説得できる感じがない…
そんな経験はないでしょうか?
とにかく頭の中でイメージしたアイデアを表現したり、
伝えたりすることは難しいのです。
アイデアを出す仕事の人は少なからず書店に行って
アイデア発想法や企画の作り方のような本を
探したかもしれません。
本屋さんにはアイデアを作り
それを相手に説明するテクニックを解説した本が複数あります。
しかしそれらの本の多くは企画で活躍する成功者の方が
経験則を中心にまとめられたものです。
そこから多くのことは学べますが
私たちがそのまま真似をして出来るものかどうか
どうも違和感を覚えている。
「違うんだ、こんな難しいことをさせないでくれ」と
私は書店の中心で何度も叫びそうになりました。
そして話のどれもが言われてみると確かにそうなんだけど、
なんか科学的な根拠が不足していて
「なぜそうなるのか」がわからなく
「本当かな〜」と半信半疑で進めなくてはいけないこともある。
どうも違和感をずっと覚えていました。
ポーポー・ポロダクションは心理学の知見を使い
色々なものを作ったり、企業の商品、サービスを改善したり、
アドバイスをしてきました。
様々な場所で多くの人がアイデアについて困っている現場に
立ち会ってきました。
たとえばカーデザイナーを志す学生たちは、
頭の中にとても斬新でおもしろい車のアイデアを持っていましたが
だがそれをうまく表現する方法を知らずに苦しんでいました。
なんか面白いことを考えるなと思いましたが
その思いはけしてまとまることはなかったのです。
またある開発メーカーでは素晴らしい商品の企画ができても、
その素晴らしさをうまく社内で説明できずに困っていました。
彼らは優秀で頭がとても良い。
でもこれでは社内で説得できないだろうなという現場を見てきました。
仮に社内でうまく説明できても
肝心の利用者には伝わらないなということもよくあります。
こうした現場をたくさん見て、
私はアイデアを
脳科学と心理学の科学的な視点で
「作る」こと、
より良いものとして「魅せる」こと、
そして相手にうまく「伝える」こと
を目的としてまとめる本が必要と考えました。
思考のメカニズムにそってアイデアを生み出し、
目的に応じて人を動かす心理テクニックをまとめています。
アイデアを作る初心者でも簡単に理解できるように
専門的な話はできるだけかみ砕いて解説しました。
また中級者、上級者の方が読んでも
新しい発見や深い知見が得られるような
テクニックも多く集めています。
わかりやすくて簡単に読め、
でも読み終わってみると深い知識と使える技が得られている
そんな本を書きたいと思いました。
たとえば「この見せ方が良い」というところで止めずに
「どうしてこの見せ方が良いのか」というところまで
出来るだけ踏み込んで書こうとしています。
また成功者の方法を検証し、一般的に定説とされていることの根拠を探し、
脳科学と心理学を結びました。
仮説を立てて立証していくなどの作業をおこないました。
そして根拠があるもの、もしくは類似効果から同一の効果があると
強く推測できるものをまとめて一冊の本にしました。
個人差があるものもあり、すべての人が納得して
強い効果がでるものばかりではありませんが、
この知識を知っていると知っていないでは
アイデア作りに大きな差がでると思います。
デザインの感性的なものを科学的に紐解こうとした
ロングセラー書籍『デザインの科学』に次ぐ
「アイデア」を科学的に論理的にまとめた本です。
SBクリエイティブ、サイエンス・アイ新書から
1月16日発売予定です。
ぜひ見てください。
ありそうでなかった本
あなたのアイデア作りを見違えるようにする本です。
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no image
障害があると恋心が高まる「ロミオとジュリエット効果」
好きな相手と
「もうあの男と会ってはいけない」
なんて両親に言われると
ちょっと余計に「会いたい」という心理が働きます。
恋愛関係にある男女は
いくつかの障害がある方が、
障害がないときよりも結びつきが
強固なものになると言われています。
これをロミオとジュリエット効果といいます。
『ロミオとジュリエット』は
シェイクスピアの戯曲のひとつ。
14世紀のイタリアで
モンタギュー家とキャピュレット家が
抗争を繰り広げる中で、
両家のひとり息子ロミオと
一人娘ジュリエットが恋に落ち、
障害を乗り越えて結ばれるという内容です。
好きだが障害で別れなくてはいけない
という不協和(不快感)が生じる場合、
それを解消しようという
強い恋愛感情を持とうとする
心理効果が働いてしまうのです。
両親の反対などの障害は心理では
変えられないので、
乗り越えるために恋愛感情の方が高まってしまう。
そして障害を乗り越えようとする力を
恋愛の深さと錯覚してしまうという心理なのです。
心理学者のドリスコールとリペッツは
140組の恋人同士を対象に
恋愛の満足度に関する調査をおこないました。
その結果、双方の親などがふたりの関係に対して
反対をしているほど、お互いの恋愛満足度は
高いという傾向がみられたのです。
その結果から恋愛は困難な状況があればあるほど
燃え上がるということを明らかにしました。
禁止されるという意味では
禁止されるものをしたくなってしまう
カリギュラ効果という心理効果の要素も
あると思います。
このロミオとジュリエット効果の
おそろしいところは
数ある困難や障害を乗り越えた後
結ばれたふたりが
一年と半年程度の後
ハッと「これって、愛情じゃないかも」と
気づいてしまうことです。
大恋愛で結ばれたふたりが
案外簡単にわかれてしまうのは
こんな「気づき」があるからかもしれません。
こわい
こわい
「もうあの男と会ってはいけない」
なんて両親に言われると
ちょっと余計に「会いたい」という心理が働きます。
恋愛関係にある男女は
いくつかの障害がある方が、
障害がないときよりも結びつきが
強固なものになると言われています。
これをロミオとジュリエット効果といいます。
『ロミオとジュリエット』は
シェイクスピアの戯曲のひとつ。
14世紀のイタリアで
モンタギュー家とキャピュレット家が
抗争を繰り広げる中で、
両家のひとり息子ロミオと
一人娘ジュリエットが恋に落ち、
障害を乗り越えて結ばれるという内容です。
好きだが障害で別れなくてはいけない
という不協和(不快感)が生じる場合、
それを解消しようという
強い恋愛感情を持とうとする
心理効果が働いてしまうのです。
両親の反対などの障害は心理では
変えられないので、
乗り越えるために恋愛感情の方が高まってしまう。
そして障害を乗り越えようとする力を
恋愛の深さと錯覚してしまうという心理なのです。
心理学者のドリスコールとリペッツは
140組の恋人同士を対象に
恋愛の満足度に関する調査をおこないました。
その結果、双方の親などがふたりの関係に対して
反対をしているほど、お互いの恋愛満足度は
高いという傾向がみられたのです。
その結果から恋愛は困難な状況があればあるほど
燃え上がるということを明らかにしました。
禁止されるという意味では
禁止されるものをしたくなってしまう
カリギュラ効果という心理効果の要素も
あると思います。
このロミオとジュリエット効果の
おそろしいところは
数ある困難や障害を乗り越えた後
結ばれたふたりが
一年と半年程度の後
ハッと「これって、愛情じゃないかも」と
気づいてしまうことです。
大恋愛で結ばれたふたりが
案外簡単にわかれてしまうのは
こんな「気づき」があるからかもしれません。
こわい
こわい
2018年01月07日
人と同じことをしてしまう「同調行動」
みなさんは初詣に行きましたか?
年はじめの行事ですし
ぜひとも参加したいけど
有名な神社では参拝まで長蛇の行列
寒い中、あの行列はいやですよね。
でも人は行列が好きなんです。
人気のスイーツ、人気のアミューズメントスポット、ラーメン屋
とにかく何でも並んでしまいます。
人気商品の購入に長時間並んでしまうのは、
商品に魅力を感じているだけでなく、
行列を見て「大勢の人が評価しているから、
良い商品に違いない」と考えてしまう心理もあります。
人と同じことをすることで安心感が生まれ、
違うことをすると損をするのではないか
という不安を感じることもあるのです。
この心理を同調行動といいます。
特に日本人は多数派の行動を真似したがる傾向があります。
またエリアによる特性が見られ、
関西人は関東人よりも行列に
魅力を感じにくいことがわかっています。
関西人はわりと損得にストレートですが
関東人は話題とか自慢とかそうしたものに
関東人は行列が好き。
面白い地域性です。
同調行動に対してこんな実験があります。
アメリカの心理学者ミルグラムは、
ニューヨークの路上で人ごみと同調行動の
実験を行いました。
実験では人が道路の反対側のビルの
六階あたりを見ていると、
そこに通りかかった別の人が
どういう反応を示すが見るものでした。
同じような現場に遭遇したことはないですか?
あなたなら何人の人が
見上げていたら上を見るでしょう?
実験では見ている人を1人、2人、3人と増やして、
見上げている人が5人以上になると
通行人の約8割が同じように見上げたのです。
人数が増えるとつい同調行動を
とってしまうことがわかります。
この「5人」という数字はキーワードで
何かやるときに味方を作る場合は5人いると
相手が大勢でもなかなか「no」と言えなくなる
心理が働きます。
そのあたり書籍『パンダ先生の心理学図鑑』でも
詳しく書いているので
興味がある人は読んでみてください。
年はじめの行事ですし
ぜひとも参加したいけど
有名な神社では参拝まで長蛇の行列
寒い中、あの行列はいやですよね。
でも人は行列が好きなんです。
人気のスイーツ、人気のアミューズメントスポット、ラーメン屋
とにかく何でも並んでしまいます。
人気商品の購入に長時間並んでしまうのは、
商品に魅力を感じているだけでなく、
行列を見て「大勢の人が評価しているから、
良い商品に違いない」と考えてしまう心理もあります。
人と同じことをすることで安心感が生まれ、
違うことをすると損をするのではないか
という不安を感じることもあるのです。
この心理を同調行動といいます。
特に日本人は多数派の行動を真似したがる傾向があります。
またエリアによる特性が見られ、
関西人は関東人よりも行列に
魅力を感じにくいことがわかっています。
関西人はわりと損得にストレートですが
関東人は話題とか自慢とかそうしたものに
関東人は行列が好き。
面白い地域性です。
同調行動に対してこんな実験があります。
アメリカの心理学者ミルグラムは、
ニューヨークの路上で人ごみと同調行動の
実験を行いました。
実験では人が道路の反対側のビルの
六階あたりを見ていると、
そこに通りかかった別の人が
どういう反応を示すが見るものでした。
同じような現場に遭遇したことはないですか?
あなたなら何人の人が
見上げていたら上を見るでしょう?
実験では見ている人を1人、2人、3人と増やして、
見上げている人が5人以上になると
通行人の約8割が同じように見上げたのです。
人数が増えるとつい同調行動を
とってしまうことがわかります。
この「5人」という数字はキーワードで
何かやるときに味方を作る場合は5人いると
相手が大勢でもなかなか「no」と言えなくなる
心理が働きます。
そのあたり書籍『パンダ先生の心理学図鑑』でも
詳しく書いているので
興味がある人は読んでみてください。
2018年01月06日
人は「社会的報酬」に弱い
「報酬」というと給料とかボーナスといった
「金銭的な」報酬をイメージするかもしれません。
いいですよね。
こんな給料をもらいたいものです。
でも
報酬には金銭以外にもあるのです。
たとえば報酬には
社会的報酬というものがあります。
「○○さんこれお願いしたい」
と依頼の前に名前を呼ばれると、
人はつい要求や依頼を受けてしまうという心理があります。
この名前を呼ぶという行為は
社会的報酬のひとつと考えられ、
自分の存在を認められたいと思う気持ちへの
報酬として機能してしまうのです。
また名前を呼ばれることで
「これは自分にしかできない」
という錯覚を持ちやすくなるという心理もあります。
この感覚が大事なんです。
こんなおもしろい実験があります。
アメリカの大学で先生が学生に自分クッキーを買ってほしい
と依頼するときに名前を呼んで依頼すると
なんと90%の学生が買ってくれましたが、
名前を呼ばない場合は
50%しかありませんでした。
依頼をするときは名前をいうと通りやすくなりますし、
普段の生活の中でも
「○○さんお疲れさま」
と声をかけるほうが相手との距離が縮まり
相手を気持ちよくさせることができるのです。
ちょっと恥ずかしいですが相手の名前を付けて声をかけましょう。
タダで相手に報酬を渡せるのですから
こんないいことはありません。
タダです。
「金銭的な」報酬をイメージするかもしれません。
いいですよね。
こんな給料をもらいたいものです。
でも
報酬には金銭以外にもあるのです。
たとえば報酬には
社会的報酬というものがあります。
「○○さんこれお願いしたい」
と依頼の前に名前を呼ばれると、
人はつい要求や依頼を受けてしまうという心理があります。
この名前を呼ぶという行為は
社会的報酬のひとつと考えられ、
自分の存在を認められたいと思う気持ちへの
報酬として機能してしまうのです。
また名前を呼ばれることで
「これは自分にしかできない」
という錯覚を持ちやすくなるという心理もあります。
この感覚が大事なんです。
こんなおもしろい実験があります。
アメリカの大学で先生が学生に自分クッキーを買ってほしい
と依頼するときに名前を呼んで依頼すると
なんと90%の学生が買ってくれましたが、
名前を呼ばない場合は
50%しかありませんでした。
依頼をするときは名前をいうと通りやすくなりますし、
普段の生活の中でも
「○○さんお疲れさま」
と声をかけるほうが相手との距離が縮まり
相手を気持ちよくさせることができるのです。
ちょっと恥ずかしいですが相手の名前を付けて声をかけましょう。
タダで相手に報酬を渡せるのですから
こんないいことはありません。
タダです。
2018年01月05日
批判に負けない
今の世の中、
何かをやろうとすると
必ず誰かから批判される。
目立つと批判される社会。
批判の中には、
まあごもっともな正論もあるし、
そんなことを言うと
重箱の隅をつつくような内容もある。
でも何かやる人は
そんなことに負けてはいけない。
萎縮したら終わりである。
その萎縮はあなただけでない。
あなたの後を続く人たちの道もなくなってしまう。
あなたの行動の後ろにはたくさんの仲間や味方がいる。
批判はすぐに反応しても、
応援はなかなか声を出さないだけだ。
無意識に人を傷つけるような発言、
行動は考えるべきだが、
自分が間違っていないと思うならその道を歩き続けよう。
批判は自分がそうした間違った道を進んでいないか
単に注意喚起をしてくれているなすぎない。
誰かを傷つけているならやり方を考えよう。
そして同じような過ちを繰り返さないようにして前に進もう。
目立つと批判される社会。
それはただのやっかみかもしれない。
人は自分と比較してなんでも批判する。
それが人間だ。
大丈夫、批判はあなたの勲章だ。
あなたならきっとできる。
何かをやろうとすると
必ず誰かから批判される。
目立つと批判される社会。
批判の中には、
まあごもっともな正論もあるし、
そんなことを言うと
重箱の隅をつつくような内容もある。
でも何かやる人は
そんなことに負けてはいけない。
萎縮したら終わりである。
その萎縮はあなただけでない。
あなたの後を続く人たちの道もなくなってしまう。
あなたの行動の後ろにはたくさんの仲間や味方がいる。
批判はすぐに反応しても、
応援はなかなか声を出さないだけだ。
無意識に人を傷つけるような発言、
行動は考えるべきだが、
自分が間違っていないと思うならその道を歩き続けよう。
批判は自分がそうした間違った道を進んでいないか
単に注意喚起をしてくれているなすぎない。
誰かを傷つけているならやり方を考えよう。
そして同じような過ちを繰り返さないようにして前に進もう。
目立つと批判される社会。
それはただのやっかみかもしれない。
人は自分と比較してなんでも批判する。
それが人間だ。
大丈夫、批判はあなたの勲章だ。
あなたならきっとできる。
2018年01月04日
会えば会うほど好きになる心理
最初は興味がなかった相手でも、
何度も見たり話をしているうちに
次第によい感情を抱くようになることがあります。
この効果は論文にまとめた心理学者の名前をつけて
ザイアンス効果(ザイオンス効果)と呼ばれています。
もしくは一般名として単純接触の原理、単純接触効果と呼ばれます。
男性は女性を外見的な要因から
「好き」「嫌い」
という感覚を初期に作りやすく、
女性は男性に対して好意を持たない形で
初期接触しやすいのです。
そういう意味では女性の方が効果的に働くと考えられます。
ただしこの効果は嫌いな相手には機能しなく、
近くにいても余計に嫌われるだけなので注意したいところです。
アメリカの心理学者ザイアンス(ザイオンス)は、
顔写真を目にする回数によって、
好意がどう変化するか実験をおこないました。
大学生にランダムに異性の写真を見せたところ、
写真を見た回数が多いほど相手に対して
好意を持つことがわかったのです。
異性の顔には好みがあるはずだが、
何度も写真を見ただけでも好意を持つようになります。
同じように写真ではなく人に会わせる実験を
おこなっても結果は同じだったのです。
人は単純に見る回数が増えると
相手に好意を持ちやすいことがわかりました。
好意を持った人を振り向かせるには、
できるだけ自然に近くにいることが良さそうです。
「自然に」です。
ストーカーになってはあきません。
ぜったいに嫌われます。
2018年01月02日
恋が始まる場所「吊り橋効果」
性的に興奮している状態や
あるいは何かの生理的な興奮をしている状態で異性と出会うと、
その異性に好意を抱く傾向があります。
例えば高い所にかかる吊り橋
なんか今にも切れそうで
歩くと橋が揺れてかなりこわい。
そんなドキドキする吊り橋の上で異性と出会うと、
そのドキドキが恋のドキドキと錯覚してしまうためと言われています。
身体的反応を女性の魅力による反応と
脳が勘違いする心理効果です。
この心理効果を「吊り橋効果」といいます。
女性も男性共に働く効果なのですが、
実験的には男性の方に効果が出やすい傾向があります。
また本人が自覚できないところで変化することも多く、
アンケート等ではなかなか抽出できないし、
反応は個人差も多い心理効果です。
ただ少し注意点があります。
この脳の勘違いは
反応がでるまでに時間を有する場合があります。
5分後ぐらいに出ることもあれば、
家に帰って寝る頃になって反応が出ることがあるのです。
「これは恋だ」と親密になることを急ぐと、
相手はピンときていないことがあるので注意しましょう。
科学的な根拠としてこんな実験があります。
カナダの心理学者ダットンとアロンは数十メートルの高さがある
揺れる橋と浅い小川の1メートル上にかけられ頑丈な橋で
ある実験をしました。
18歳から35歳の男性が橋を渡ってくると
橋の途中で魅力的な女性にアンケートを依頼されるというもの。
後日、調査結果について知りたいからと
電話番号を渡すとグラグラと揺れた橋で
アンケート調査を受けた人が圧倒的多く
電話をするという結果になったのです。
これは恐怖のドキドキした感覚が時間経過と
共に恋愛のドキドキと脳が勘違いした結果と考えられます。
この実験は根拠が浅いと言われることもありますが、
ポーポー・ポロダクションでも類似する実験をおこない、
こうした脳の勘違いが存在することを確認しています。
吊り橋効果といっても吊り橋など簡単にはないし、そこで偶然異性と会うのも稀。もっとも手軽で効果があるのはホラー映画を一緒に観に行くこと。スカイツリーや高層ビルの展望台などもお勧めだよ。
【with】心理学×統計学の恋愛婚活マッチングサービス
メンタリストDaiGo監修。運命よりも確実な出会いを!
あるいは何かの生理的な興奮をしている状態で異性と出会うと、
その異性に好意を抱く傾向があります。
例えば高い所にかかる吊り橋
なんか今にも切れそうで
歩くと橋が揺れてかなりこわい。
そんなドキドキする吊り橋の上で異性と出会うと、
そのドキドキが恋のドキドキと錯覚してしまうためと言われています。
身体的反応を女性の魅力による反応と
脳が勘違いする心理効果です。
この心理効果を「吊り橋効果」といいます。
女性も男性共に働く効果なのですが、
実験的には男性の方に効果が出やすい傾向があります。
また本人が自覚できないところで変化することも多く、
アンケート等ではなかなか抽出できないし、
反応は個人差も多い心理効果です。
ただ少し注意点があります。
この脳の勘違いは
反応がでるまでに時間を有する場合があります。
5分後ぐらいに出ることもあれば、
家に帰って寝る頃になって反応が出ることがあるのです。
「これは恋だ」と親密になることを急ぐと、
相手はピンときていないことがあるので注意しましょう。
科学的な根拠としてこんな実験があります。
カナダの心理学者ダットンとアロンは数十メートルの高さがある
揺れる橋と浅い小川の1メートル上にかけられ頑丈な橋で
ある実験をしました。
18歳から35歳の男性が橋を渡ってくると
橋の途中で魅力的な女性にアンケートを依頼されるというもの。
後日、調査結果について知りたいからと
電話番号を渡すとグラグラと揺れた橋で
アンケート調査を受けた人が圧倒的多く
電話をするという結果になったのです。
これは恐怖のドキドキした感覚が時間経過と
共に恋愛のドキドキと脳が勘違いした結果と考えられます。
この実験は根拠が浅いと言われることもありますが、
ポーポー・ポロダクションでも類似する実験をおこない、
こうした脳の勘違いが存在することを確認しています。
吊り橋効果といっても吊り橋など簡単にはないし、そこで偶然異性と会うのも稀。もっとも手軽で効果があるのはホラー映画を一緒に観に行くこと。スカイツリーや高層ビルの展望台などもお勧めだよ。
【with】心理学×統計学の恋愛婚活マッチングサービス
メンタリストDaiGo監修。運命よりも確実な出会いを!
2018年01月01日
新年と占いについて
新年、明けましておめでとうございます。
ポーポー・ポロダクションです。
読書のみなさん、
関係者のみなさん
昨年は大変お世話になりました。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
ポーポー・ポロダクションは
心理学を活用し企業の問題点を改善したり、
商品開発のお手伝いをしたりしています。
またいろいろな心理を研究し
書籍を書く仕事をしています。
年始になると私たちは
「占い」「運勢」が気になる心理がはたらきます。
12月31日と1月1日は時間の流れ的には、
特に意味がなくても、
心理的には何か全く別の大きな違いがあるように感じます。
新しく何かをやったり、何かを取り戻したいと思うと、
年始から運気が大きく変化するとつい過剰に思ってしまいます。
良い一年を過ごすためにも不安と
期待から占いに頼りたい気持ちになります。
そのためこの時期に悪いことを考える占い師はたくさんいます。
私が心理的に占い師を分析すると占い師には大きく分類すると
「まがいもの」
「まがいものだけど上手い人」
「やや力のある人」
「本物だけど堕ちた人」
「本物」
がいると思います。
そうですね、データを取ったわけではないですが
私が感じる比率は
「まがいもの」30%
「まがいものだけど上手い人」35%
「やや力のある人」30%
「本物だけど堕ちた人」4%
「本物」1%
という感じでしょうか
結構、力がないのに勢いと話術で攻めてくる人もいますし
本当に何かしらの力を持っている人もいそうです。
端的に言うと
本物にはまず会えないので
基本的に疑った方がいいでしょう。
本物でも欲望に負けてしまい
商売に走る人は結構いらっしゃると
見ています。
能力のある方でも
人の基本的な欲望にはかなわないのだなと感じています。
あまり怪しい話には乗らないように
注意して疑ったほうがいいと思います。
特にゴールがお金を使わせるところは
あやしい
あやしいです
あやしいものには
しっかりと断りましょう。
ポーポー・ポロダクションです。
読書のみなさん、
関係者のみなさん
昨年は大変お世話になりました。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
ポーポー・ポロダクションは
心理学を活用し企業の問題点を改善したり、
商品開発のお手伝いをしたりしています。
またいろいろな心理を研究し
書籍を書く仕事をしています。
年始になると私たちは
「占い」「運勢」が気になる心理がはたらきます。
12月31日と1月1日は時間の流れ的には、
特に意味がなくても、
心理的には何か全く別の大きな違いがあるように感じます。
新しく何かをやったり、何かを取り戻したいと思うと、
年始から運気が大きく変化するとつい過剰に思ってしまいます。
良い一年を過ごすためにも不安と
期待から占いに頼りたい気持ちになります。
そのためこの時期に悪いことを考える占い師はたくさんいます。
私が心理的に占い師を分析すると占い師には大きく分類すると
「まがいもの」
「まがいものだけど上手い人」
「やや力のある人」
「本物だけど堕ちた人」
「本物」
がいると思います。
そうですね、データを取ったわけではないですが
私が感じる比率は
「まがいもの」30%
「まがいものだけど上手い人」35%
「やや力のある人」30%
「本物だけど堕ちた人」4%
「本物」1%
という感じでしょうか
結構、力がないのに勢いと話術で攻めてくる人もいますし
本当に何かしらの力を持っている人もいそうです。
端的に言うと
本物にはまず会えないので
基本的に疑った方がいいでしょう。
本物でも欲望に負けてしまい
商売に走る人は結構いらっしゃると
見ています。
能力のある方でも
人の基本的な欲望にはかなわないのだなと感じています。
あまり怪しい話には乗らないように
注意して疑ったほうがいいと思います。
特にゴールがお金を使わせるところは
あやしい
あやしいです
あやしいものには
しっかりと断りましょう。
2017年12月31日
最近の心理傾向「損失回避性」とは
ポーポー・ポロダクションは
いかにもうさん臭い名前ですが
これでも日々、人の心理を研究しています。
年末ということで、今年一年を振り返りまして
人の心理傾向についてふれたいと思います。
最近、人の心理傾向として顕著な動きなのは
人の「損失回避性」が高まっているということです。
人は得をしたいと考える気持ちよりも
損をしたくないと考える傾向が強いのです。
例えば来月から突然給料が1万円上がった気持ちを考えてみてください。
突然、給料が上がるので嬉しい気持ちになるでしょう。
今度は同じように来月から突然給料が
1万円下がった気持ちを考えてみてください。
きっと悲しい気持ちになるはずです。
どうでしょう、このふたつの気持ちの大きさは同じでしょうか?
多くの人は1万円下がった気持ちのほうが
圧倒的に悲しいはずです。
これは人が損をしたくないと考える傾向が強いことによるもの。
つまり人は損をしたくない損失回避傾向が強いのです。
この傾向はシニア層に強く、
男性よりも女性が強く持ちやすい傾向があるのです。
さらに最近では10代、20代の若者の間にも広まってきているようです。
若者がムダなことをしなくなってきたのも、
こうした損失回避性の高まりによるものだと考えられます。
ギャンブル離れもそうした性質のひとつ。
投資においても「損切り」ができないのもそうです。
もっと身近な問題として選挙は損失回避のかたまりといえます。
現状の生活に満足していないが、
変化や改革による損を嫌がる傾向が強くなっているのです。
これからはこうした人の傾向をしらないと政治だけでなく、
民間企業の開発や販売戦略もうまくいかないようになってきます。
こんなに簡単!店舗向けホームページがすぐ始められる「グーペ」
いかにもうさん臭い名前ですが
これでも日々、人の心理を研究しています。
年末ということで、今年一年を振り返りまして
人の心理傾向についてふれたいと思います。
最近、人の心理傾向として顕著な動きなのは
人の「損失回避性」が高まっているということです。
人は得をしたいと考える気持ちよりも
損をしたくないと考える傾向が強いのです。
例えば来月から突然給料が1万円上がった気持ちを考えてみてください。
突然、給料が上がるので嬉しい気持ちになるでしょう。
今度は同じように来月から突然給料が
1万円下がった気持ちを考えてみてください。
きっと悲しい気持ちになるはずです。
どうでしょう、このふたつの気持ちの大きさは同じでしょうか?
多くの人は1万円下がった気持ちのほうが
圧倒的に悲しいはずです。
これは人が損をしたくないと考える傾向が強いことによるもの。
つまり人は損をしたくない損失回避傾向が強いのです。
この傾向はシニア層に強く、
男性よりも女性が強く持ちやすい傾向があるのです。
さらに最近では10代、20代の若者の間にも広まってきているようです。
若者がムダなことをしなくなってきたのも、
こうした損失回避性の高まりによるものだと考えられます。
ギャンブル離れもそうした性質のひとつ。
投資においても「損切り」ができないのもそうです。
もっと身近な問題として選挙は損失回避のかたまりといえます。
現状の生活に満足していないが、
変化や改革による損を嫌がる傾向が強くなっているのです。
これからはこうした人の傾向をしらないと政治だけでなく、
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価格:1,296円 |
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2017年12月30日
「SVR理論」を知れば恋愛も結婚もうまくいく
恋人から結婚に至るまでの好ましいひとつの形
失敗しない結婚とはどんなものでしょう…
そんなものを考えるなら、
心理学者マースタインのSVR理論に
そって3つのステージを知るとうまくいきやすいです。
@刺激ステージ(Stimulus)
最初の出会いでは、
容姿や行動、性格が重要とされています。
好意を持っている相手から、外部からの刺激を受ける段階です。
外見や行動で惹かれる出会いのステージ。
出会いは「見た目」とか
「なんか面白い人」「優しい人」
という直感的な刺激が大事なのです。
A価値ステージ(Value)
出会いを経て付き合った2人が進むステージ。
ここでは共に行動することが多くなり、
趣味嗜好や価値観が類似しているかが重要になるのです。
お互いの価値観を認め合ったふたりが恋人となるステージです。
同じものを見て「美しい」と感じるとか、
一緒に笑えるとかとうした
「価値観」が合うと人は恋人同士に発展しやすくなります。
B役割ステージ(Role)
さらに関係が進むのには、
価値観が近いだけでなく、
お互いの役割を分担することが重要になってきます。
お互いの足らない部分を補完し合う関係になると
結婚がまっているのであります。
役割を分担しておぎなえる相補性の関係が重要。
結婚に進むには「価値観」だけではだめなのです。
お互いの足らないところを補う関係を目指しましょう。
芸能人同士の離婚が目立つのは
この「役割」がうまくいかないからです。
忙しくてすれ違いもあるでしょうが、
芸能人が家にふたりいると
なかなか役割分担ができなくすれ違いが生まれてしまいます。
【with】心理学×統計学の恋愛婚活マッチングサービス
メンタリストDaiGo監修。運命よりも確実な出会いを!
失敗しない結婚とはどんなものでしょう…
そんなものを考えるなら、
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@刺激ステージ(Stimulus)
最初の出会いでは、
容姿や行動、性格が重要とされています。
好意を持っている相手から、外部からの刺激を受ける段階です。
外見や行動で惹かれる出会いのステージ。
出会いは「見た目」とか
「なんか面白い人」「優しい人」
という直感的な刺激が大事なのです。
A価値ステージ(Value)
出会いを経て付き合った2人が進むステージ。
ここでは共に行動することが多くなり、
趣味嗜好や価値観が類似しているかが重要になるのです。
お互いの価値観を認め合ったふたりが恋人となるステージです。
同じものを見て「美しい」と感じるとか、
一緒に笑えるとかとうした
「価値観」が合うと人は恋人同士に発展しやすくなります。
B役割ステージ(Role)
さらに関係が進むのには、
価値観が近いだけでなく、
お互いの役割を分担することが重要になってきます。
お互いの足らない部分を補完し合う関係になると
結婚がまっているのであります。
役割を分担しておぎなえる相補性の関係が重要。
結婚に進むには「価値観」だけではだめなのです。
お互いの足らないところを補う関係を目指しましょう。
芸能人同士の離婚が目立つのは
この「役割」がうまくいかないからです。
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