2020年10月09日
本日、新刊「決定版 色彩心理図鑑」発売されます
あらゆる色彩の心理効果を掲載し、色に関わる様々な効果、色の雑学、由来までを紹介する色彩心理図鑑の決定版といえる書籍を10月9日に発売いたします(書店では1、2日遅れる可能性があります。大きめの書店では、ほぼ配本の予定です)。発売に先駆けて、今までの色彩心理の本当は一味二味違う、類似書のないこの書籍の魅力を紹介させていただきたいと思います。
色彩心理学は心理学だけでなく、様々な学問と関係して成立しています。単独で勉強してもそのメリットを強く受けられません。
まず知りたいのは「色」とは何かという物理学の話、そして色をどう認知しているかという生理学的な話です。本来ならば最初に学ぶものかもしれませんが、あまり物理学や生理学を学びすぎるとおもしろさを感じにくくなることがあります。そこで心理学のおもしろさを知ってからと思い、2章でまとめています。色がなぜ見えるのか、目の構造なども含めて学びます。
色が体や心にどのような影響を与えるか、色の効果については1章で詳しく学びます。色が「感情・判断」(楽しい、悲しいなどの気持ち)、「感覚」(重い、早いなどの体感的なもの)、「生体・物質」(筋肉緊張度、心拍数への影響など)へどのような影響を与えるかを紹介します。色彩心理の不思議でおもしろい効果をたくさん紹介します。
また、人はイメージでものを判断する傾向が強く、それは文化的な背景と強く結びついています。3章では「色と文化」を4章では「色の由来」について学びます。思わず誰かに話をしたくなってしまう色の面白いエピソードをまとめています。5章では色がつくるイメージを解説します。単色だけでなく、複数の色から作る配色も活用できるようになります。最後の6章では、色の最新研究も入れた色彩と色彩心理の最新情報をまとめます。
「色彩の心理効果収録数がスゴイ」
1章は「色彩の心理効果」を紹介する章です。非常に多くの心理効果があるので、「感情・判断」「感覚」「生体・物質」の3つに整理してまとめています。色彩心理を扱った本は今まで何冊もありますが、このように整理して紹介してある本はありません。そして現在、発表されている色彩心理の効果をできる限り収録しています。実験効果のメカニズムが確認できる論文発表されているものに加え、ポーポー・ポロダクションが独自で研究したものもの収録してありまります。2019年・2020年の最新データも収録しています。最新の色彩研究が詰まっています。
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