2015年10月13日
「たった10分足すだけで…」とあなたは言うけど、私は、「10分も…」と思うの、この違いがわかるかしら…
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2015/10/4 (日) 博多で
公益財団法人健康・体力づくり事業財団主催の
更新必修講座を受講しました。
更新必修講座とは
5年毎の健康運動指導士の資格更新の時に
履修を義務付けられている講座のことです。
更新必修講座では、
平成2 5年度に新たに国より示された、
健康日本21 (第二次)と、
身体活動基準2013・身体活動指針がテーマでした。
内容で問題だったのは
健康日本21で掲げた
「国民健康・栄養調査」での
1997年 男8,202歩 女7,282歩
歩数平均値を1,000歩増やすという
目標が達成できず
逆に1,000歩減ってしまったということです
2010年 男7,136歩 女6,117歩
目標値を基準にすると
2,000歩足りないことになります。
その理由として
@ 仕事・日常作業の機械化・自動化
A 車利用の増大
B デスクワーク増大
C テレビ、Web端末普及による非活動的余暇増大
等々が挙げられていましたが
抜けていたのは
D 運動指導者の運動普及力不足
専門家としての知識・技術・経験
そして、伝達力、共有力も足りなかった。
だから、「運動が好き」な人が減っている
少子高齢化がもっと進めば
もっと、運動する人は減るでしょう
疾病や障害を持つ人がもっと増えていくからです。
気持ちがあっても
身体がついていかない
本当に
国民の身体活動量を増やして
疾病や障害を予防し
介護予防を進めたいのであれば
現状認識をシビアに分析し
目標を現実的かつ意味の有るものにし
そして、その道筋を工程管理する
デザインをしっかりと作るべきでしょう。
私も
運動指導の専門家の一人として
申し訳なく思っています。
それぞれの運動指導者が
身近な環境での
「運動が楽しくて、美味しくて
元気な人が増えていく」
その場作りを着実につくり
増やしていくし以外
方法は無いと思います。
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