2016年04月09日
「聞いた話だけど…」は、「誰から聞いた話か」が大事!
2016/04/07
古い家具を処分しました。
依頼したのは、地場の運送屋「山運」さん
山運さんの話
「子と同居する為に
引っ越す高齢者は多いですよ
家や土地の売買の仲介も頼まれます。
みんな
『人がどんどん減っている
年寄りばかりの町に成っていってる』
と言う人がいるけれど
私が大牟田から出て行く人と
入ってくる人を相手に仕事していての
実感は、入ってくる人のほうが多いですよ。
福岡、熊本、久留米あちこちから
移り住む人は少なくないです。
転出者よりも
転入者の方が多いでしょう。
それでも、
人が減っているのは
高齢者で死ぬ人が多いこと
それより
深刻なのは
生まれてくる子が
亡くなる人より
少ない現実を
なんとかせんとですね。」
大牟田は九州のへその位置
何処に行くにも
行きやすい
福岡も熊本も
1時間余りの時間で行ける。
温暖で
天災の影響も比較的少ない
物価も安い
適度に田舎、適度に都会
住みやすい町だと思います。
子を産む世代が
住みたくなるには
子ども手当てや
保育所に入りやすい
環境も大事ですが
働く場があること
就職や
起業しやすい
環境です。
2015年3月、
男54,844、女64,301、
人口119,145
世帯数57,140
これが、大牟田の現実です。
1959年(昭和34年)最多人口208,887人に比べると
89,742人の減少
今の時代
産業の構造が変わり
役所の役割も
地場産業が目指す
方向も変わってきています。
寿命も出産数も
簡単に増やせません
人口は減っていく
その現実を受け入れつつ
まちをダウンサイジングしていく
仕事は自ら作り出す
まちのシステムも持続可能な
仕組みに市民が変えていく
そういう時代になってきたんだな
情報はネットの情報や噂だけではなく
現場、現地で向き合う実践者に聞け
と
久しぶりに
山運さんと話して感じたことでした。
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