2016年01月15日
誰もが、「より長く元気でいて欲しい」と思っているのに、報われにくい医療・介護・保健のジレンマ
2016/01/12は、九州大学第316回HPS研究会でした。
「大学病院における経営管理フレームワークの構築」
「地域包括ケアシステムの構築」
「認知症による長期入院に個人の経済背景が与える影響」の3題でした。
「大学病院における経営管理フレームワークの構築」は
「急性期病院の選択と集中」
「地域包括ケアシステムの構築」といった
政策のパラダイムシフトにマッチさせるように、
方法、結果、考察が必要です。
「地域包括ケアシステムの構築」では
わが国の高齢者ケアが抱える課題
思想、文化といったものが、
本人の意思や自立を尊重するといった
人権の擁護に関して浅いのが影響しているようです。
「認知症による長期入院に個人の経済背景が与える影響」は、
内容が長期入院に限ってはいないので、
認知症を主傷病としていても、
がんや手術のために入院している人も多いので、
それも明確にする必要があります。
※ 以上、馬場園明教授コメントを引用しました。
医療も介護も
まず最初に
保健指導をするように
謳われています。
しかし、
医療も介護も
維持、予防に取り組んでも
経済的利益は得にくいのが現実です。
医療・介護サービスに依存する人を減らし
本当に必要な人にだけ
医療・介護サービスが提供されるように
仕組みを改革していかなければ
なりません。
医療予防・介護予防に取り組む
専門職の方たちが
誇りとより良い生活を持てるように
していかなれば
日本経済の収支のバランスは
維持できなくなるでしょう。
自立支援に頑張る専門職が
報われる仕組みを
作っていかなければなりません。
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