2017年02月03日
「安全安心を担保するには、指導者に必要な経験が有る…」
平成28年度竹田市総合インストラクター養成講座での
私が担当した
「湯中運動療法の基礎知識と技術、指導法」は終了しました。
2016/12/02-22
竹田市総合インストラクター養成講座
アクアセラピーF2016/12/02
今日は夜のコミセンが会場でしたが
諸事情により、
和室での講義とエアー湯の花体操の演習を行いました。
座学はメタボとロコモ
メタボでは肉は控えめにするように奨め
ロコモでは積極的に摂ることを薦める場合もあります。
その違いを説明できるようになりましょう。
座位湯中運動の湯の花体操は畳の上で
エアーで演習しました。
大事なのは、創造力
湯の温度、室温、湿度
湯の重さ、軽さ、面の角度、長さ、速さによって
肌感触、筋の張り、関節の反応が変化します。
アクアセラピーG2016/12/09
湯中運動教室には様々な特性を持つ方たちが
来られます。
立っていることも楽じゃない
麻痺や痛み
拘縮の有る部位
動く時に緊張する部位
健側と患側
補助や支持が必要な参加者が来られた時の
対応を二人組で交代しながら
練習しました。
アクアセラピーH2016/12/22
心地よい湯中運動療法を人に伝える為に必要な経験とは…
アクアセラピー、最後の講座は御前湯です。
座位湯中運動療法の「湯の花体操」の実技と、演習を実際の浴槽で
3グループに分かれて
アクアセラピーの@湯の特性、A原理原則、Bファンダメンタル(基本運動)について
グループワークで要点の整理を行いました。
湯中運動療法の指導者として
人前に立つには
参加者としての経験
指導者としての経験
それまでに積み重ねてきた知識と実技力だけが
伝わる量と質を決めます。
そして、
湯力の安全安心を担保するには、
指導者に必要な経験が有ります。
事故を防ぐ為には
実際に溺れてみましょう(死なないように)
実際に転んでみましょう(怪我しないように)
湯のリスクは
「大丈夫だろう…」ではなく
最悪を想定し
その対応を考えるところから始まります。
最悪から始めれば
その手前の対応
事故を防ぐ具体的な
準備をすることが出来ます。
竹田温泉療法の現場を担う
受講者の皆さん
湯の楽しさ、面白さ
湯の怖さ、大変さを
しっかり味わってください。
これからも竹田モデルの進化を支援していきます。
パル フィットシステム http://palfits.web.fc2.com/
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