2019年01月08日
貯蓄から投資へ
「貯蓄から投資へ」
この言葉は聞いたことがあると思います。
多分今から二、三年前くらいにかなり言われていた言葉ですよね。
低金利時代が続く中で(もしかしたらマイナス金利になるかもしれない)、定期預金だけで貯金をしているようだと、名目上の元金は少しづつ本当に少しづつ増えていくかもしれないけれども、それ以上のペースで物価が上昇していった場合には、実質的なお金の価値は大きく減少してしまい、同じ金額では今の同じ水準の生活をすることが難しくなるかもしれない、その可能性が非常に大きい。なので、貯金ではなく別の手段で将来のお金の対策をしようというものです。
ちょうど日本の金融資産の内訳を他の先進諸国と比較すると、保守的だといわれるヨーロッパと比べても投資に回される金額が少ないということが問題視されているようです。
そこで、そうした貯蓄を投資に回せるような仕組みづくりとして、イギリスにもともとあったISAという仕組みを日本に持ってきて、NISAとしたり、IDECOという確定拠出型年金のシステムを作ったりしてきたようです。
ここでは、NISAに関して説明していきます。NISAとは、ある一定金額まではその運用益は通常20%かかる税金が非課税になるという制度です。NISAに関係する制度は二つあり、NISAとつみたてNISAです。
まず、NISAに関してです。
NISAでは非課税になる元金が、年間120万で、その運用益が5年間非課税になるという制度です。そして、つみたてNISAは年間の非課税枠は40万円とNISAと比べた時に小さくなってしまいますが、非課税期間が20年とNISAよりも長いことが挙げられます。
そして、二つの制度では非課税枠を利用できる商品に違いがあります。
まずNISAのほうで利用できる商品は、株式投資信託と上場株式です。
そして、つみたてNISAのほうで利用できる商品は株式投信と上場ETFです。
要するに、NISAであれば株式にも非課税枠を利用できるが、つみたてNISAでは投信でしか非課税枠を利用できないという制限がついています。
そして、この非課税枠はもし年内に使えなかったとしても翌年に繰り越すことはできません。
なので、いかにその枠を年内でギリギリまで使いきれるかというのも重要な点です。
そして、この二つの制度は、併用することができず、一人につき一口座までしか作ることができません。なので、A銀行とB銀行で二つのNISAを作ったり、C銀行ではNISAを利用しD銀行でつみたてNISAを利用するというようなことができません。
ということから、それぞれの制度がどのような人に向いているのかを考えるとすると、まずNISAは非課税枠が大きいのでまとまったお金がある人に向いています。そして、つみたてNISAは非課税枠は小さいけれども、長期間非課税枠を使用できるので、まとまったお金はないけれども毎月コツコツ貯金できる人に向いています。
そして、注意していただきたいのですが、それぞれの制度はいつでも利用できるような制度ではありません。NISAに関しては2023年で終了し、つみたてNISAは当分先ではありますが、利用できるのは2038年までです。
このように、期限がある制度です。そして、今まで当たり前のようにとられていた税金を取られなくて済むようなシステムです。さらには、現在相場は下げ局面です。投資ひいてはビジネスの基本原則の一つである安く買って高く売るチャンスです。この機会にぜひNISAだけでも開設してはいかがでしょうか?
ちなみにもう一点注意しなければならない点があります。
NISA、つみたてNISAを開設するには時間がかかるということです。金融機関によっても違いますが、一週間から一か月かかることもあります。なので、積み立てを始めるいい機会だと思って、NISAの開設くらいはもう始めてしまってもよいのではないでしょうか?
ただ開設できる金融機関は一人につき一口座までです。よく注意してから開設の手続きをしましょう。おすすめは、楽天証券、SBI証券、マネックス証券です。ここがなぜ良いのかというと、投信や株式を購入するには手数料がかかってしまいますが、その手数料が業界最低水準で、手数料という無駄なお金を企業に多くとられてしまうことを未然に防ぐことができます。
そして、ファンドを選ぶ時の基準はもう簡単です。みんなが選んでいるものを選べばいいと思います。奇をてらってあれこれ考えても無駄に手数料を取られてしまうだけです。投信に必要なのは、いかに手数料を取られないような保有の方法をとるかということです。みんなに人気があるということはそれだけ手数料が安いということでもあります。
なので、皆さんも早くにNISAを開設して、早いうちに将来の資産形成を始めましょう。投資による資産運用はタイミングも重要になるかもしれませんが、それよりもいかに早く始めるかがカギです。たかが月2〜3万円の貯金です。毎月のそのくらい使えなかったとしてもやりくりはそんなに難しくはならないでしょう?
この言葉は聞いたことがあると思います。
多分今から二、三年前くらいにかなり言われていた言葉ですよね。
低金利時代が続く中で(もしかしたらマイナス金利になるかもしれない)、定期預金だけで貯金をしているようだと、名目上の元金は少しづつ本当に少しづつ増えていくかもしれないけれども、それ以上のペースで物価が上昇していった場合には、実質的なお金の価値は大きく減少してしまい、同じ金額では今の同じ水準の生活をすることが難しくなるかもしれない、その可能性が非常に大きい。なので、貯金ではなく別の手段で将来のお金の対策をしようというものです。
ちょうど日本の金融資産の内訳を他の先進諸国と比較すると、保守的だといわれるヨーロッパと比べても投資に回される金額が少ないということが問題視されているようです。
そこで、そうした貯蓄を投資に回せるような仕組みづくりとして、イギリスにもともとあったISAという仕組みを日本に持ってきて、NISAとしたり、IDECOという確定拠出型年金のシステムを作ったりしてきたようです。
ここでは、NISAに関して説明していきます。NISAとは、ある一定金額まではその運用益は通常20%かかる税金が非課税になるという制度です。NISAに関係する制度は二つあり、NISAとつみたてNISAです。
まず、NISAに関してです。
NISAでは非課税になる元金が、年間120万で、その運用益が5年間非課税になるという制度です。そして、つみたてNISAは年間の非課税枠は40万円とNISAと比べた時に小さくなってしまいますが、非課税期間が20年とNISAよりも長いことが挙げられます。
そして、二つの制度では非課税枠を利用できる商品に違いがあります。
まずNISAのほうで利用できる商品は、株式投資信託と上場株式です。
そして、つみたてNISAのほうで利用できる商品は株式投信と上場ETFです。
要するに、NISAであれば株式にも非課税枠を利用できるが、つみたてNISAでは投信でしか非課税枠を利用できないという制限がついています。
そして、この非課税枠はもし年内に使えなかったとしても翌年に繰り越すことはできません。
なので、いかにその枠を年内でギリギリまで使いきれるかというのも重要な点です。
そして、この二つの制度は、併用することができず、一人につき一口座までしか作ることができません。なので、A銀行とB銀行で二つのNISAを作ったり、C銀行ではNISAを利用しD銀行でつみたてNISAを利用するというようなことができません。
ということから、それぞれの制度がどのような人に向いているのかを考えるとすると、まずNISAは非課税枠が大きいのでまとまったお金がある人に向いています。そして、つみたてNISAは非課税枠は小さいけれども、長期間非課税枠を使用できるので、まとまったお金はないけれども毎月コツコツ貯金できる人に向いています。
そして、注意していただきたいのですが、それぞれの制度はいつでも利用できるような制度ではありません。NISAに関しては2023年で終了し、つみたてNISAは当分先ではありますが、利用できるのは2038年までです。
このように、期限がある制度です。そして、今まで当たり前のようにとられていた税金を取られなくて済むようなシステムです。さらには、現在相場は下げ局面です。投資ひいてはビジネスの基本原則の一つである安く買って高く売るチャンスです。この機会にぜひNISAだけでも開設してはいかがでしょうか?
ちなみにもう一点注意しなければならない点があります。
NISA、つみたてNISAを開設するには時間がかかるということです。金融機関によっても違いますが、一週間から一か月かかることもあります。なので、積み立てを始めるいい機会だと思って、NISAの開設くらいはもう始めてしまってもよいのではないでしょうか?
ただ開設できる金融機関は一人につき一口座までです。よく注意してから開設の手続きをしましょう。おすすめは、楽天証券、SBI証券、マネックス証券です。ここがなぜ良いのかというと、投信や株式を購入するには手数料がかかってしまいますが、その手数料が業界最低水準で、手数料という無駄なお金を企業に多くとられてしまうことを未然に防ぐことができます。
そして、ファンドを選ぶ時の基準はもう簡単です。みんなが選んでいるものを選べばいいと思います。奇をてらってあれこれ考えても無駄に手数料を取られてしまうだけです。投信に必要なのは、いかに手数料を取られないような保有の方法をとるかということです。みんなに人気があるということはそれだけ手数料が安いということでもあります。
なので、皆さんも早くにNISAを開設して、早いうちに将来の資産形成を始めましょう。投資による資産運用はタイミングも重要になるかもしれませんが、それよりもいかに早く始めるかがカギです。たかが月2〜3万円の貯金です。毎月のそのくらい使えなかったとしてもやりくりはそんなに難しくはならないでしょう?
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8453866
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック