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2019年02月04日

本当に年金は破綻してしまうのか?

今回はまた別の年金用語の説明をしていきます。
今回紹介する用語は

「マクロ経済スライド」です。

厚生労働省の説明によると、
「マクロ経済スライドとは、その時の社会情勢(現役世代の人口減少や平均余命の伸び)に合わせて、年金の給付水準を自動的に調整する仕組みです」
とあります。

これは一言で言ってしまえば、年金システムを破綻させないためのシステムです。

まず年金システムが破綻すると考えている人には、ぜひ考えてみてほしいのですが、もし年金が破綻してしまった場合には、どのようにして国民の生活を守るのでしょうか? 日本には、憲法で生存権が定められており、健康的で文化的な最低限度の生活を営む権利を何人たりとも犯すことはできません。なので、年金というシステムを廃止するためには何か他の手段によって、国民の生活を守らなければなればなりません。その時に国家がどのような施策をとるのかというと、答えはいくつかあると思いますが最も早く思いつくものが生活保護ではないでしょうか?
しかし、生活保護と年金は全然違います。年金はいくらか税金が使われているとはいえ、原則保険料というシステムを用いて、年を取ったときや障害を抱えた時、そして、死んだときに保険金を支払うというシステムです。それに対して、生活保護というシステムは全額税金から捻出されるシステムです。財政的な視点で見た時に、年金システムよりも、生活保護をシステムのほうが継続してみた時には厳しくなるというのは当然のことではないでしょうか?

さて、本題に戻りますが、最初に述べました「マクロ経済スライド」は年金システムを破綻させないための仕組みであると書きました。それは、まず年金というシステムが現役世代の所得状況に依存しているシステムであり、その所得から保険料を徴収しているシステムであるということから考えることができます。もし、年金の給付額が常に一定で全く変化することがないと仮定すると大変なことが起こります。まず、バブル末期までの経済は大きく成長を遂げています。この間に現役世代の所得状況はおおきく向上したはずです。しかし、もらえる年金が固定であった場合には、インフレ率などによりたとえもらうことのできる限度額までもらえていたとしてもまともな生活はできなかったことでしょう。逆に、いわゆる失われた10年という時代のような現役世代の所得が低下するような時代の場合には、仮にもらえる年金額が固定の場合には、現役世代の所得は減少しているのに、もらえる年金は固定のままであるということから、そのシステムを維持するために、現役世代の負担率が相対的に主亡くなってしまい、まzすます年金を維持するのが難しくなってしまいます。このように、この「マクロ経済スライド」とは、被保険者の支払額が過剰にならないようにしたり、そして、受給者が全くもらえないような状況を防いだりするために、非常に重要な施策であると考えることができます。

ただ、この制度のは弱点が存在します。それは、デフレの時に顕著に現れます。デフレになり、現役世代の所得が減少すると、それに合わせて年金の給付額も減少させなければなりませんが、しかし、もらえるお金が減少するという事実は非常に国民を不安に陥れます。なので、一度上げてしまった年金額はなかなか下げる子tができません。そのような意味で、マクロ経済スライドには弱点も存在します。

確かに、今まではバブル経済が破綻して以降、経済の伸びが高くなく、このシステムもあまり機能してきませんでしたが、今年以降は東京五輪などがあり、ますます経済が発展していくという予測も非常に多いです。なので、今後はよりこのシステムが機能して伊集ということに期待ができそうです。

以上のことから、年金システムは、破綻しないと考えるのが適切であると判断することができます。
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