2023年02月04日
コーティングチョコと普通のチョコの違いは?ツヤが出るって本当!?
お菓子作りの材料を買いに行くと見かけるコーティングチョコ。
見た目は普通のチョコレートとあまり変わらないけど
何が違うのか気になりませんか?
結論から言うと、コーティングチョコは
溶かしてかけるだけできれいに仕上がるチョコです。
今回は普通のチョコとの違いやコーティングチョコを使うメリットやデメリットについてまとめました。
コーティングチョコとは
コーティングチョコとは、お菓子作りで使う飾り付け専用のチョコレートです。
ケーキ屋さんに行くと、おしゃれにデコレーションされた
焼き菓子やケーキがたくさん並んでいますよね。
実は、その飾りつけに使われているチョコレートは
テンパリングという特別な方法で作られています。
引用:MAMEIL NAMA CHOCOLATE MACARON
テンパリングの方法はいくつかあるのですが、
上の写真のようなイメージがある方が多いと思います。
温めて溶かして冷ましてまた温めて...といった繊細な作業をしていきます。
テンパリングをすることで、ツヤが出たり口溶けが良くなったりします。
しかし、この作業をお家でするのは難しいですよね。
そこで活躍するのがコーティングチョコレートです。
テンパリングをしなくてもきれいに仕上がります。
つまり溶かしてかけるだけで、きれいに固まるチョコというわけです。
普通のチョコとの違い
引用:サンフランシスコ発クラフトチョコレート専門店【Dandelion Chocolate】
まず、チョコレートは大きく分けて3種類あります。
純チョコレート、チョコレート、準チョコレートです。
ポイント
スーパーに売っている普通のチョコはチョコレート
コーティングチョコは準チョコレートです。
コーティングチョコは準チョコレートです。
これらは含まれているカカオバターの量が違います。
引用:MAMEIL NAMA CHOCOLATE MACARON
純チョコレートとチョコレートには
チョコレート全体の中で18%以上のカカオバターが含まれています。
準チョコレートはカカオバター3%以上+他の油脂15%以上
となっているため、先ほどの2つとは少し性質の違うチョコレートです。
コーティングチョコはヤシ油を使っていてツヤ感や伸びが良いため
普通のチョコよりもきれいに仕上がります。
コーティングチョコ使うメリットとデメリット
引用:ラ・メゾン・デュ・ショコラ
コーティングチョコのメリットとデメリットについてまとめました。
コーティングチョコを使うメリット
コーティングチョコを使う大きなメリットは
仕上がりがきれいになるということです。
普通のチョコを溶かして固めると
表面に凹凸があったり、白っぽくくすんでいたりします。
このくすみが食べた時の口溶けや滑らかさに影響し、食感に違いが出ます。
そして固まりやすいというのも
コーティングチョコの特徴です。
バレンタインに配るときなど、1度に多くの量を作るときに向いています。
また、クッキングシートからきれいに剥がれてくれるため
作業がしやすいというメリットもあります。
コーティングチョコを使うデメリット
コーティングチョコは、そのまま食べてもあまり美味しくないです。
あくまで上掛け専用のチョコレートなので
中身のガナッシュの部分を普通のチョコ、仕上げをコーティングチョコにして
ボンボンショコラを作るのがおすすめです。
コーティングチョコレートは、最後の仕上げに使うもの
と覚えておくといいですね。
コーティングチョコと普通のチョコの違いは?ツヤが出るって本当!? まとめ
- 溶かしてかけるだけできれいに仕上がるチョコ
- テンパリングが不要
- 普通のチョコよりもきれいに仕上がる
- あまり美味しくない
最後まで見てくださり、ありがとうございました。
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