2023年02月02日
豆板醤とコチュジャンの違いは?それぞれの使い分けについてまとめ!
皆さんは豆板醤とコチュジャンの違いを知っていますか?
見た目も似ている2つですが実はそれぞれ違いがあります。
今回は豆板醤とコチュジャンについてや、
それぞれの使い分けについてまとめました。
また、代用として使える調味料についても詳しく説明していきます。
豆板醤とコチュジャンの違い
豆板醤とコチュジャンは、どちらも辛みを足したいときに使う調味料です。
豆板醤は中華料理、コチュジャンは韓国料理に使われることが多いです。
しかし見た目も似てるため、違いがよく分からないというも多いのではないでしょうか。
コチュジャンと豆板醤、それぞれの特徴や使い分けについて説明していきます。
豆板醤とは
豆板醤とは、中国が発祥となる辛みの強い味噌のことです。
そら豆に大豆やごま油、唐辛子の塩漬けなどを加えた発酵調味料です。
強い辛味と塩気が特徴で、料理に加えるとぴりっと刺激的な味わいになります。
加熱すると香りが立つため、炒めてから具材を加えると、より豆板醤の風味が楽しめます。
四川料理には定番の調味料です。
コチュジャンとは
コチュジャンは、朝鮮半島が発祥の辛みと甘みのある味噌です。
お米を麹で糖化させ、唐辛子を加え熟成させた発酵調味料です。
やや粘り気があり、唐辛子のような真っ赤な色をしています。
韓国料理には欠かせない調味料です。
豆板醤とコチュジャンの使い分け
豆板醤とコチュジャンの使い方についてまとめました。
豆板醤
中国が発祥となるため、麻婆豆腐や担々麺などの中華料理によく使われています。
油と一緒に加熱することで香りと旨味が増すため、
炒めものに加えるとより美味しさを感じることが出来ます。
コチュジャン
朝鮮半島が発祥となるため、ビビンパやタッカルビなどの韓国料理によく使われています。
火を通さなくても使えるので、
サムギョプサルのタレやビビンパのトッピングとしても活躍します。
ポイント
炒める時は焦げやすいので注意が必要です。
糖を含んでいるため、炒めると焦げてしまいます。
炒める場合は、具材に火が通ってから加えるとよいでしょう。
豆板醤はコチュジャンで代用できる?
結論からいうと、豆板醤はコチュジャンで代用できません。
その理由は、材料が違うため代用したとしても
同じ味に仕上げることは難しいからです。
しかし他の調味料と組み合わせることで味や風味を近づけることができます。
豆板醤をコチュジャンで代用
一味唐辛子を加えることで味を近づけることができます。
- コチュジャン…小さじ1
- 醤油…小さじ1
- ごま油…小さじ1/2
- おろしにんにく…小さじ1/3
- 一味唐辛子…小さじ1
コチュジャンを豆板醤で代用
甜麵醬を加えることで甘辛い味に近づけることができます。
豆板醤と甜麵醬を2:3の割合で混ぜる
コチュジャンも豆板醤も家にないときの代用方法
コチュジャンや豆板醤が家にない時に、わざわざそれだけを買いに行くは少し面倒ですよね。
家にある調味料で代用する方法をご紹介します。
■コチュジャンの代用方法
- 味噌…大さじ1
- 醤油…小さじ1
- 砂糖…小さじ2
- 一味唐辛子…小さじ1/3
これで約大さじ2の分量が作れます。
コチュジャンよりも粘度は低いですが、砂糖を加えることでコチュジャン特有の甘味を再現できます。
■豆板醤の代用方法
- 味噌…大さじ1
- 醤油…小さじ1
- ごま油…小さじ1/2
- おろしにんにく…小さじ1/3
- 一味唐辛子…小さじ1
これで約大さじ2の分量が作れます。
豆板醤特有の酸味の物足りなさはありますが、塩辛さと辛みは再現できます。
甜麺醤との違いは?
甜麺醤(テンメンジャン)は豆板醤やコチュジャンと名前が似ていますが、全くの別物です。
1番の違いは、甜麺醤には唐辛子が入っていないということです。
そのため辛み調味料としては使うことは出来ません。
ポイント
甜麵醬は中国の甘味噌とも言われており、甘みがあるのが特徴です。
黒または赤褐色をしており、小麦粉に塩や特殊な麹を混ぜた発酵調味料です。
加熱すると香りが強くなるため、ホイコーローなどの炒め物によく使われています。
またコチュジャンと同様に、そのままでも美味しく食べられるため北京ダックのタレにも使われます。
まとめ
- 豆板醤は中華料理、コチュジャンは韓国料理に使われることが多い
- 豆板醤とは、中国が発祥となる辛みの強い味噌
- コチュジャンは、朝鮮半島が発祥の辛みと甘みのある味噌
- 豆板醤とコチュジャンは代用し合うことはできない
- 甜麺醤は豆板醤やコチュジャンと全く別物
最後まで見てくださり、ありがとうございました。
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