2024年02月09日
営業力アップのために|その4:手で書いて売れ!
手で書く営業マンとの商談
保険の営業マンと商談をする機会がありました。
彼は、タブレットを携帯していました。
タブレットで計算、シミュレーションして商品のメリットを説明する、
最初はスゴイと思った人も多かったですが、今では当たり前です。
誰も驚きませんね(汗)、、、、
いざ商談、彼は白紙のコピー用紙とサインペンを取り出します。
そして、大きな太い文字で書きながら説明をします。
タブレットは金額を計算するときにだけ使います。
計算結果は紙に書き、タブレットを見せることはしません。
印刷したパンフレットを見せることもありません。
事前にしっかりとストーリーを構築しているのでしょう。
優秀な営業スタッフだと感じました。
達筆ではありませんでしたが大きな文字で書きます。
紙がもったいない位に余白もたっぷりと取ります(笑)。
これで達筆であれば更にカッコいいのでしょうか?
いやいや、関係ないと思います。
十分にエネルギーとパワーは伝わりました。
手で書く効果!
人は、考えることで右脳を使います。
書くことで、左脳を使います。
手を動かすことで、触覚を使います。
見ることで、視覚を使います。
書くことは、脳力(能力)をフルに使います。
手で書くためには事前にしっかりと頭の中にインプットが必要です。
少々面倒ですが、逆に勉強にもなります。
人は動くものに目が行きます。
その場で書かれる文字には特に注意が向きます。
社内で同僚や部下に説明するときやプレゼンの場でも同じです。
ポイントをまとめた文書は、事前に印刷して準備して渡しますが、
説明をするときは、大きな字で書いて説明します。
読み上げるだけでは、伝わる量や思いが少なくなります。
伝えたことは伝わっことではありません!
スライドや動画もいいけれど、、、
スライド、動画、シミュレーションなど、
最初は、ものすごくとてもスマートで効果的に感じました。
しかし、それが当たり前になってくると人は慣れてしまいます。
印象に残らないものです。
人によって力量の差がありますから、営業の標準化は確かに必要です。
便利なツールと説明マニュアルがあれば、それなりの説明ができます。
でも、できる営業スタッフは必ずと言っていいほど書きます。
是非、真似をしてください。
文字には不思議な力があります。
心を込めて書くと、魂(言霊)は必ず伝わります。
大きな太い文字で書いてください。
たとえ字が下手でも、自信を持って大きな文字で書いてください。
字が下手な人の中には、書類などでも小さな細い字を書く人がいます。
これは、一番読みずらく最悪、すぐに止めてください。
エネルギー・パワーも小さくなります。
こんなトップセールマンがいました
その方の名刺は、名前が書いてありません。
不思議だなと思いました。
その方は、お客様の前で筆ペンで名前を書くのです。
「名前くらいは、お客様の前で心を込めて書きたいのです」
そして見事な達筆、お客様は、しっかり名前を覚えます。
達筆でなければ難しい技ですね、、、、、
一歩だけでも前へ、お役に立てれば幸いです
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