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2018年03月21日
【三陸自動車道の開通】大谷海岸IC〜気仙沼中央ICの開通(平成30年3月25日開通)
1.はじめに
久しぶりの投稿です。今回の記事の内容は三陸自動車道の大谷海岸IC〜気仙沼中央IC間の開通です。
※上記の標識はイメージ図です。実物とは異なります。以下のサイトのイラストをもとに作成しました。
2.今回開通する区間
今回開通する区間は、宮城県気仙沼市の大谷海岸IC(道の駅大谷海岸の手前)〜気仙沼中央IC(国道45号気仙沼バイパス)間の7.1kmです。平成30年3月25日に開通します。途中に岩井崎ICという中間ICが整備される予定です。全区間無料で走行できる高速道路です。
今回の開通は、東日本大震災後、気仙沼市で初めての開通です。
3.開通による効果
今回の開通により、大谷海岸ICから気仙沼中央ICまで約12分短縮するようです。
並行する国道45号は復興事業のダンプ等が多く往来し、昼間や朝・夕方は交通量が多く非常に通過時間がかかる区間です。気仙沼〜仙台間を良く往復する私にとっては非常にありがたい開通です。
4.開通後の影響(予想される課題)
この開通により、高速と並行する国道45号の交通量が激減すると思いますが、気仙沼中央ICから先、国道45号気仙沼バイパスは交通量の増加が懸念されます。また、多くの車両が最終目的地が気仙沼の市街地や港近くであるため、インターから港方面に向かう道路の渋滞が懸念されます。
私が懸念している渋滞箇所が以下の4箇所です。
地点@は、気仙沼バイパスから田中前に向かう市道へ接続する交差点です。この交差点ですが、沿道に気仙沼市立病院が移転しましたので、以前より交通量が増加した箇所です。
地点Aは、@の交差点から海側に向かう市道と(主)気仙沼唐桑線の交差点です。ここも普段から交通量が多い場所です。少しでも交通量が増えると渋滞が懸念されます。
続いて地点Bですが、この交差点が私が一番懸念している箇所です。国道45号と(主)気仙沼唐桑線の交差点です。この交差点の駄目なところは、交差点の交差角度を直角にすることに拘ってしまったため、右折レーンに急激なカーブが入っており、県道側から国道45号バイパス(気仙沼中央IC)に向かう際に、大型車がレーンの中で留まることができないという交差点となっています。今のところ、交差点改良を行うつもりはなさそうです。
最後の地点Cですが、(主)気仙沼唐桑線から気仙沼港に向かう市道に曲がる交差点です。ここも普段はダンプトラックの往来が激しく、少しでも交通量が増えるとパンクする交差点です。港から往来するトラックはこの交差点の利用も増えると想定されます。
上記は、主な交差点の懸念箇所ですが、渋滞をさけるために、住宅地の狭い路地に車が侵入して交通事故等の増加が懸念されます。気仙沼市内の道路が、ただでさえ狭い道路が多いところです。高速の開通によって事故の発生が増えないことを願うばかりです。
5.開通10日前の工事の状況
仕事の合間で、三陸道の工事の状況を撮影した動画を添付します。できるだけ高速と並行する市道を走行しました。10日前ですので、まだ工事中の箇所も多く、本当に開通まで間に合うのか心配になる場所も多くありました。
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