2015年11月01日
(祝)圏央道 | 桶川北本IC〜白岡菖蒲IC間が10月31日(土)に開通!!
今回の開通区間について
本日、圏央道の埼玉区間の桶川北本ICから白岡菖蒲IC間が開通します。この開通により、東名高速、中央道、関越道、東北道を直結する新たな高速ネットワークが出来ます。大変喜ばしいことです。
開通区間は、下の図の区間です。
地図の出典:GoogleMap
開通による新たな課題
東北道から東名高速まで直結できるのは、非常に良いのですが、やはり東名高速との交差部の海老名JCT、中央道との交差部の八王子JCT付近の渋滞の悪化が気になります。
圏央道以外の高速を走った方が早い?
上記のJCTでの渋滞も気になりますが、ルート自体は東京都市圏を大回りするルートです。結構な距離があります。果たして、圏央道を利用すべきか否か、迷い出してしまいました。「結構な距離=通行料金も高い」ということも気になります。
という訳で、以下のような比較をしてみました。
東名高速厚木ICから東北道久喜ICまでの経路比較
比較経路の一覧
東名高速厚木ICから東北道久喜ICまでの経路で想定できる以下の6ルートについて、通行料金を比較してみました。
@圏央道を通る経路
A東名高速・首都高・東北道を通る経路
B東名高速・保土ケ谷バイパス・横浜環状2号線・第三京浜道路・首都高・東北道を通る経路
C東名高速・保土ケ谷バイパス・首都高・東北道を通る経路
D東名高速・環状八号線・外環道・東北道を通る経路
E東名高速・保土ケ谷バイパス・首都高・新大宮BP・県道3号さいたま栗橋線を通る経路
経路@
経路@は圏央道の直通する経路です。最も単純な経路ですが、東京都市圏を大回りすることや一般有料道路ですので通行料金は割高です。
渋滞懸念箇所は、東名高速との交差部の海老名JCT、中央道との交差部の八王子JCTです。また、相模原から鶴ヶ島間は、山間を通過しますので線形は良くないです。また、万が一事故があった場合は、圏央道と並行する迂回路はないです。
経路A
経路Aは、東名高速東京料金所、首都高用賀〜川口JCT、東北道川口JCT〜久喜ICに至る経路です。
渋滞懸念箇所は、東名高速の大和トンネル、首都高の大橋JCTと板橋JCTです。圏央道ができるまではこの経路が最も早い経路でした。首都高の通過交通(東名→東北等)の何割かが圏央道に転換してくれれば、上記箇所の渋滞は解消します。このルートは朝・夕方以外の時間帯の利用をおすすめします。首都高の朝の渋滞は酷いです。
経路B
次に経路Bです。経路B〜経路Eは参考経路です。おすすめはしません。Bは、高速料金をケチった経路です。首都高の料金体系が変わるまでは、この経路が最も安く、渋滞を回避できる経路でした。
無料の地域高規格道路の保土ケ谷バイパス、首都圏の中でも激安な通行料金で走れる第三京浜道路を利用する経路です。ネックは第三京浜道路玉川ICから首都高までの一般道です。渋谷線の用賀か目黒線の荏原のどちらを利用するか迷うところです。私のおすすめは、玉川ICから等々力方面に向かい、目黒通りをひたすら荏原入口まで走るルートです。首都高中央環状線の開通で、都心環状線の渋滞が解消しました。目黒通りはそれほど混雑しない道路です。ただし、東京都内の道路ですので、1車線の幅は狭く、恐怖を感じる道路です。
経路C
経路Cは、東名高速を横浜町田ICで降りて、保土ケ谷バイパスを通り、首都高狩場から湾岸線、中央環状線、川口線経由で、東北道へ至る経路です。首都高内は中央環状線を通るルートに限らず、横羽線や葛西JCTまで向かう経路等複数選択ができます。大変走り甲斐がある経路です。想定外だったのは、この経路が最も安く行けることです(Eを除く)。保土ケ谷バイパスが混雑していなければ、このルートはおすすめしたい経路です。
経路D
経路Dは、東名高速東京料金所を降りて、環状八号線を通り、大泉ICから外環道に入り、東北道に至る経路です。圏央道の開通により環状八号線の渋滞が解消していれば、この経路もアリかと思います。
経路E
経路Eはドケチ経路です。首都高の料金は対距離制になったので、その恩恵を最大限に活用した経路です。埼玉の与野まで首都高を使います。ギリギリまで首都高を利用します。その後、久喜ICまでは一般道路を利用する経路です。与野ICからの一般道路ですが、新大宮バイパスと県道3号さいたま栗橋線を利用します。
新大宮バイパスは快適に走行できる国道です。吉野町ICから県道までは国道16号の東大宮バイパスを通り、原市交差点から県道に入ります。この区間のネックは吉野町ICの直角カーブと県道3号さいたま栗橋線の渋滞です。県道は大宮・川越方面から新4号国道へ斜めに短絡する路線です。このため、大型車の交通量が多いです。
私はこの経路を最大限に活用しています。仙台まで向かうときは新4号国道を宇都宮まで走り、国道4号氏家矢板バイパスにて矢板ICまで走ります。矢板ICから仙台南ICまでは通常料金で4,930円です。休日のETC料金は3,450円です。東京から仙台まで3,450円です。激安です。もっとケチるとすれば、白石ICで降りるのもアリです。この場合、通常料金で4,400円です。休日のETC料金は3,080円です。
なお、全く圏央道とは無関係ですが、時間に余裕があるときは、限界まで高速を利用しません。この限界は福島西ICまでです。福島西ICまでは郡山のあさか野バイパスや福島南バイパス等、高速に匹敵する道路を通過できます。我慢できない区間は福島南バイパスの終点から白石ICまでの区間です。ここだけは高速を利用するようにしています。
まとめ
最後の方は話が横にずれてしまいました。今回の開通区間に関するまとめです。あくまでも私的な考えですので、参考程度でお願いします。
・東名高速から東北道への経路としての利用価値があるが、途中のJCTの渋滞が懸念(特に海老名JCT)
・最大のネックは通行料金が割高であること
・この区間の開通で東京の通過交通が減れば、都内を通過した経路の方が良い
・中央道⇔東北道の利用であれば、間違いなく圏央道を利用する(首都高より早く通過できるため)
といった感じでしょうか・・・。
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分かりづらいので、経路の説明を分割しました。
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