2016年11月16日
ランディングページの最適化
ランディングページについて
「と、その前に……。一次的な集客のことをお話します」
なんて書き出すと、せっかくこのブログを見てくださった読者が逃げてしまいます。
あとで説明する、「ランディングページの離脱」という現象となります。
そうです、ランディングページについて、その最適化についてのタイトルで読み始めて頂いたのに、ランディングページの説明もせず、「と、その前に・・・」などと書かれると、「ランディングページの記事を読みたい」という読者様の気持ちを裏切ります。
ランディングページとは、まさに「ユーザーのニーズに合った最適な着地点のWEBページ」ということです。
着地点って?
ユーザーのニーズは、「今日は餃子が食べたい」とか「肉が食べたい」など、欲しているものです。
着地点というのが最適な表現かわかりませんが、要するに餃子が食べたいユーザーが、ネットで検索したら瞬間的に「餃子!!」「肉!!」が飛び出てくる感じです。
ユーザーが求めている最適な商品やWEBページが数秒で出てきたら嬉しいですよね。
そんなの検索エンジンで探せば簡単じゃん!
そうですよね、慣れたパソコンユーザーなら、検索エンジンで簡単に探すかもしれません。「Googleで調べれば、Yahooで調べれば簡単だよ」って。
でも、このブログ『老後に備えるアフィリエイト』は、ご年配の方にも見て頂いてますが、パソコンのキーボード入力が大変だったり、ネットの文字が小さくて読めなかったりしますよね。
10代、20代の若者にとって簡単でも、すべてのユーザーがそうとは限りません。
また、今の不景気時代、一番お金持ち世代って、団塊の世代です。
その方々は、ネットは不慣れでも、商品を購入する資金力があります。
そういった方にも、素早く、丁寧に、最適なWEBページを見てもらうことが、「ランディングページ」です。
つまり、どういうこと?
インターネットでブログを書いていたり、アフィリエイトをしている人であれば、「集客」を気にします。
TwitterやFacebookで宣伝して、集客するのは、いわば「一時的な集客」です。
インターネットに広告を出したり、SEO対策と言われる検索エンジンの最適化を行うのも、一時的な集客と言えるでしょう。
しかし、「サイトには来てもらったけど、TOPページでどこから見るの?」
もしくは、「クリスマスケーキを探しているけど、TOPページにリンクが無い・・・」
という事があります。
せっかく集客しても、読者が求めている「クリスマスケーキ」が掲載されていない、もしくは、カテゴリの奥のほうに隠れていて、探し出せない場合は、その読者にとっては最適なページとは言えません。
TOPページは、サイト製作者側にとっては看板みたいなものですが、必ずしも、ユーザーは、それを求めていないのです。
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ランディングページの離脱
この、ユーザーが欲しているページは、TOPページじゃない。そこから探しても、目的のページにたどり着けない状態は「ランディングページの離脱」と言います。
検索エンジンで検索し、上位5位くらいまでに、目的のページが見つかったなら、ラッキーです。でも、ページをたくさん開いても、自分の求めている記事が見つからない。そういった状況もありますよね?
男性がエッチなページを見つけているけど、ぜんぜん動画にたどり着けないのとは、わけが違います。笑 (う〜ん、でも同じかもしれない・・・)
目的なものが直ぐに見つかる = すぐに着地できた。
でも、見つからない = 離脱
せっかくSNSや広告を出して集客できたのに、実際には、すぐに離脱されて去られてしまうのは悲しいです。
アフィリエイトやブログで集客しても、すぐに離脱となれば、成果にならない。つまり、サイト作成者側の利益になりません。
それを追求していくと、アフィリエイトASPも、広告主も、利益が得られないことになります。
その全てが下降線をたどり、ネット業界に広告が流れなくなり、衰退していく・・・。
アフィリエイターがいくら頑張っても、成果が無いのであれば、ASPを変更するか、違うトレンドに移ることになるでしょう。アフィリエイターの離脱現象でしょうか。
Youtube動画も、筆者はやっていますが成果が上がりません。
ずっと昔は稼げたそうですし、今でも一部の人は広告塔としての待遇なのでしょうか、儲かっているようにみえますが、何千人に1人の割合くらいでしょうか。
結局、離脱が増えれば、末端のアフィリエイターが去り、その後、その業界が衰退してしまいます。
ランディングページ最適化
いよいよ、ランディングページ最適化です。
これは、簡単に言えば、「コンバージョン率を高める」になります。
コンバージョン = 集客ではなく実際の成果・達成
の意味です。
コンバージョン率は、一定期間内のコンバージョン件数を、同じ期間内のアクセス数、またはユニークユーザー数で割って算出します。
例)一時的な集客で、そのサイトに100人来ました。でも、実際にそのサイトで商品を購入してくれた人は5人でした。
5÷100=5%
コンバージョンの種類は、何も「商品」とは限りません。
学習サイトで、ユーザー登録者数を増やしたい場合には、「会員数」がコンバージョンになりますし、住宅を購入してもらいたい会社が、すぐに住宅という商品は売れないので、まずは、資料請求のきっかけを作りたい場合には、「資料請求者数」がコンバージョンになります。
アフィリエイトなら商品購入になりますが、自分の趣味や研究成果を見てもらいたい場合には、ブログ閲覧者数がそれになります。
であれば、コンバージョンを増やすには??
よく「ランディングページ」で顧客を逃さないページの作り方を説明する記事をみます。
資料請求が最大のコンバージョン、つまり目的だとすると、そのページから、読者を逃さないように、「なるべく他のページにジャンプされないようにリンクを貼らない」とか、「写真と文章で畳み込む」流れにするとか、「ページを下へスクロールすると、最終的にどーんと、資料請求ボタンを大きく作る」などの説明があります。
簡単に言えば、「蟻地獄に落とすような手法で、そのページに入ったら、逃さない」ということです。
でも、これは一つの手法だと思いますけど、正直、私は好みではありません。
これでは、洋服店に行ったときに、店員さんにずっと付きまとわれて、商品説明をずっと延々と聞かされるようなものです。
気の弱い人であれば、それにハマるかもしれませんが、筆者は嫌いです。
結局、良質なランディングページの最適化は、
・素早く良い情報を、読者のニーズに合ったものを与える
・読者には、いつも逃げ道を与え、自由にさせて、考えさせる
・時にはピリッと辛い、スパイスやアクションを与える
・本当に素直な商品、正直な商品、誠実な商品
恋愛でもそうですが、付きまとわれたら嫌です。
でも、時には強引さも欲しい、けど、逃げ道や自由がなければ最悪。
誠実で正直は時には退屈ですが、ちょっと離れてみると、愛おしくなり、それを繰り返し考えるようになり、頭から離れない。
「いつでも逃げていいよ。でも、また来てね」
そんな思わせぶりなランディングページは、商品を引き立てると思います。
これは、簡単に言えば、「蟻地獄に落とすような手法」ではなく、「恋愛的な手法」となります。
用語や内容のまとめ
・ランディングページ = ユーザーのニーズに合った最適な着地点のWEBページ
・インターネット広告やSEO、SNS集客 = 一次的な集客
・ランディングページの離脱 = ユーザーが目的のページや商品を見つけられずに離脱
・ランディングページ最適化 = コンバージョン率を高める
LPO(Landing PageOptimization)
・コンバージョン = 集客ではなく実際の成果・達成
・コンバージョンの種類 = 商品、会員登録、資料請求など目的による
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posted by 老後に備えるパソコン活用 at 01:49
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